最近の日記

Dr.Lukeの一言映画評

アップロードファイル 19KB燃ゆるとき−小さなカップ麺会社がアメリカ進出するも現地の人々とうまく行かず業績が伸びない。そんな中へ中井貴一扮する川森が人々の心をつかむ努力の中で建て直しに成功する。現地の貧困にある女性スタッフが管理職を期待するも会社は彼女を拒否する。その報復として買収を目論む投資銀行の手先となって、川森をセクハラの罠にはめ、会社は莫大な損害金を払い、川森はその汚名をかぶったまま日本に戻される。

3年後、同工場にユニオン結成の陰謀が起きるが、再度川森が派遣されて戦う。そこに彼女がユニオン側の弁護士と共に現れ、同社のスキャンダルを暴くとして、川森は窮地に立たされる。が、彼は彼女に対して、当時管理職に登用できず彼女の心を傷つけたことを謝罪し、心からの真実の語りかけをする。人は人から信じてもらわないと生きていけない、と。彼女はその誠意に動かされ、3年間良心の咎めを経験してきたことを告白し、涙ながらに真実を語る。かくして会社は買収とユニオンから救われる。

ちょうど下に書いたラビ・バトラの警鐘をそのままに映画化したような作品。会社を単なる商品として、法律すれすれの策をもって売買対象とするアメリカ社会。対して会社は家族であるとして、人の生きる場、人生の舞台として育てるカップ麺会社。社長は対アメリカで敗戦を経験しており、「アメリカは怖い国だ」ともらす。また罠にはめた貧困にあえぐ女性は「アメリカが自由の国だというのは嘘だ」と証しする。富んだ者と貧しい者は厳然と分けられ、後者はけっしてそこから脱出できない。

アメリカは法律を駆使してその目的を達成しようとするが、最後に人の心の真実が勝利し、アメリカ人弁護士をして「まことのエクセレント・カンパニーを見た」と証言させる。肉食アングロ・サクソンの弱肉強食的価値観と、旧い日本の心と情を大切にする価値観の対立を巧妙に映像化している。う〜ん、なかなか渋くよい作品。現在のご時世にあってピッタリ。日本の心は死んでいない。お薦めです。

どうもね、うそ臭かった

民主党の木俣議員が離党するようだ。彼はいのちのことば社からも本を出しているが、ちょっとうそっぽかった。大体選挙でS学会票で当選などというのはそもそもいかがなものか。クリスチャンが国会を占拠したら立派なニッポンが作り上げられるなどと言うのがそもそも幻想。前から言っているが、政治家に求められるのは、まず社会工学としての政治力・テクである。日銀の速水氏もその手腕はいまいちで、今の福井総裁の方がはるかに熟達している。私は"霊的で・信仰深く・愛に満ちた"腕のないクリスチャン外科医のオペなどは受けたくありません。むしろ野心家で愛のない、しかしメスの切れる財前五郎を選ぶでしょう。みなさんはどうですか?

Commented by 春野目覚 2006年02月22日(水)00:04

霊的で・信仰深く・愛に満ちたメスの切れるクリスチャン外科医ていうのはいかがでしょうか?

今週の気にかかる事

その1:どうも咳が止まらない。メッセージでも途中で咳き込んでいますので、お聞き苦しい点、すみません。

その2:オリンピックにメダルが出ない。ジャンプもだめ。あとはフィギュアのみだが、果たして・・・。

その3:民主党による武部氏関連メール疑惑。次の一手は、形勢不利と見せかけての隠し玉か?銀行口座を把握しているとか、ほんと?それともブラフ?

その4:株式市場が軟調。外人が売り越し、日銀の政策が変更されることへの思惑。単なる一時の調整か?

ラビ・バトラの緊急予告

アップロードファイル 4KB日本国破産のシナリオ

90年代初頭のバブル崩壊を見事に予測した経済学者ラビ・バトラ氏の警告。外来のザリガニやタンポポが日本の繊細なそれらを駆逐するように、アメリカが日本の道徳や倫理を無視した市場主義経済で日本を食い荒らすと指摘。その代表が、日本的共同体であった会社を、株主利益を優先して株価を吊り上げることによる時価総額経営へと誘導し、その典型がライブドア事件であり、その裏にはアメリカの資本があると推測する。

85年のプラザ合意以来着々とアメリカの日本支配戦略が進行しているとする。否、ペリーの時代よりそれは計画されていた。前に私は、日本はアメリカとの関係において、開国で<政治的去勢>を、敗戦で<軍事的去勢>を、バブル崩壊で<経済的去勢>を受けたと指摘したが、ここまで来るともう彼我の言いなりとなるしかない。

借金は国と地方で1026兆を超え、原油は1バレル100ドルを超えて経常黒字は減少し、日銀の量的緩和解除で国債乱発は避け得ず、しかし郵政民営化で350兆の資産はアメリカに流れて新規国債は消化できず、かくして金利が暴騰して、日本は破綻する。日本企業は、例えば長銀のように何百億も公的資金を入れながら10億で買収されたように、外資ハゲタカファンドによって食い潰される。格差は広がり、一部の富豪とほとんど貧乏人。そしてアメリカにとって国益がなくなれば、日本は貢ぐだけ貢いで捨てられる。

このシナリオは私も折に触れて語ってきたが、なるほど、である。下で「愚かなり市場主義者」と「借金は純債務で見るべし」の二つの見解を紹介したが、どうも前者が正しいようだ。財政再建のお手本は二宮金次郎など、わが日本の江戸時代にあるのだ(参考)。灯台元暗し。

加えてDr.Lukeの緊急予告によれば、アメリカ産の油注ぎの器たちによって食い荒らされているニッポンキリスト教も同じ運命をたどるだろう。

Commented by ICHIRO 2006年02月23日(木)14:52

原油高で貿易収支が赤字だそうです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060223-00000050-jij-bus_all
これからニッポンはアメリカによる
ゲッセマネ(油しぼり)なんですかね。

昨今の事件

何なのでしょうね?一応大学で「心の病理」を教えている私も、最近の事件はよく分からなくなってきました。呪文でハーレムを作った迷彩服男、29歳離れた妻を刺し殺した50男、幼稚園の同級生の幼児を二人も刺し殺した女、ニッポンキリスト教もよく分からないギョウカイですが、ニッポン社会というギョウカイもよく分からない。閉鎖社会日本の中の閉鎖社会がニッポンキリスト教界だとかなり前に書いたが(こちら)、見事なフラクタル(自己相似形)をなしているわけ。でもね、大学の講義では、「今後ますますわけの分からない事件が起きますよ」と予言していますが、これがスバリと当たってしまうことに、何とも複雑な気持ちでおります。

Commented by ひろこ 2006年02月18日(土)23:16

本当に心いたみます。物質文明はずいぶん進歩したようですが、心はとんとダメで、落ちゆくのみに思います。
 なんとかならないのでしょうか。終わりの時が近いから
いのってもむだか?

嗚呼、何ゆえこれまでに・・・

ほんとにワンパタン、入試の面接。あまりの単調さに、今日はちょっと意地悪なツッコミを入れて、やや困ってもらった。「まっすぐ相手の目を見て」とか言うマニュアルがあるのだろうけど、やたらとにらむように視線を固定する生徒もいて、おいおい、それじゃコワイよ、かえって印象が悪いでしょう。適度に視線ははずすんだよ。まあ、面接で楽しいのは、人の顔って実にイロイロということ。ニンゲンって、ほんとにおもしろいですね^^

最近は映画以外は専ら家に篭っているので、たまに都内に電車で出てみると、世間の風に触れることができて、いい刺激を受ける。帰りに蒲田で人身事故があり、京浜東北が不通。はて、飛び込みかな?イロイロな人生があるんだなとか思いつつ、京急に乗るが、この線ははじめてだ。私について言えば、学生時代、お昼ごろまで寝ていて、世間が動いていることについて、「ああ、世の中って、僕とは関係なく動いているんだなあ」と変な感覚を味わったことがあるが、最近もそんな感じかな?しかし何があっても電車に飛び込んじゃいけない。

「あなたは結婚した頃から生活がまったく変わっていないのね」とカミさんによく言われるが、確かに。だいたい家にいる時間が1年のうち50%はあるだろう。学期中も出勤は9時すぎから。しかも夏などはGパンとポロシャツ。ネクタイは今日みたいな日だけ。マンションの新しい管理人は不思議そうな顔で挨拶をする。すべて学生時代から変わっていない。何だか一生浪人生活をしているようなもの。確かに主が来られる日までの・・・。

ただしねぇ、やたらとエラクなりたがる人や、○千人教会作る野心に萌えている人や、ややこしい神学を狂信している人や、「リバイバル音頭」の幻想を追っかけてる人や、被害妄想もった人格障害系の人などなど、ニッポンキリスト教のスバラシイ諸兄と関わるようになって、静謐な(?)私の生活がけっこうかき回されたことは事実。何でこういったクリスチャンが出来上がるのか、ほんとニンゲンっておもしろいです、ふ〜。

自民党VS民主党

午後カミさんとまた映画。フランス料理とワインで昼食を取り、『プロミス』を。中国映画で映像はなかなか奇麗。ストーリーはちょっと良く分からないが、まあ、楽しめた。人を信じることができるかどうか、これが運命(プロミス)を一面で決めるわけで、また一面で運命は変えられるというメッセージのようだ。チャン・ドンゴンと真田広之がけっこうはまっていた。これからはアジアだと予感させるものがあった。

 * * *

武部氏の息子をめぐっての攻防、本日の予算委員会の質疑は面白かったです。小泉氏は「ガセネタ」と切って捨て、民主側は新たな証拠は出さずに、圧された形になっています。が、隠し玉があるのかどうか。もしあって、今日のような形を取ったとしたら、なかなかの役者です。もしなかったら、民主はやばいわけで・・・。民主側は数名の目を通しているようですから、それなりの確証を得ているのでしょうが。

それにしても安倍さんがいつもみたいな穏やかさを失って、血管が浮き出るような口調であることが気になっております。あのNHKに対する圧力疑惑のときは、自分が名指しされたわけですが、けっこう冷静だったのに、人事なのにやや剣幕が・・・。なぜなのでしょう。

加えて今週の週間文春によると、野口氏の自殺についてはやはり裏があるようで、彼は闇社会と意図せざる形で関わってしまったようです。あの自殺はそう追い込まれての挙句のようですね。香港に設立した会社役員に奥さんを据えたようですが、奥さんはそれと知らずに判を押しているようです。野口氏は友人に対して、「日本経済に殺されそうだ」という言葉を残しているのですね。どうも表に出せないような不可解さがあります。

主の真実

私の友人のIさんが、この度ピッタリの会社に正社員として採用になったとのお知らせをいただいた。Iさんとは知り合ってもう5年になるのですが、この間、ある意味で試みを経られたわけですが、主は真実です。エレミヤ書の

バビロンに七十年の満ちるころ、わたしはあなたがたを顧み、あたなたがたにわたしの幸いな約束を果たして、あたたがたをこの所に帰らせる

という御言葉が与えられ、祈り始めてからちょうど2年目に不思議な導きで与えられたそうです。

すでに50に近いIさんですから、今のご時世、普通であればほとんど不可能に近いことを主はなされたわけです。アンドリュー・マーレーの言葉に「主の答えは遅くなるように見えても、間に合わないことはない」とあります。必ず間に合うのです!

この間、ひじょうに厳しい仕事を忠実にしてこられたわけですが、私たちの側の責任は小さなことに忠実であること。何も起きないと見える間も(この間が人にはしんどく感じられる)、着々と主は備えを用意されたのです(信仰は見えないことの実体化です)。主はその環境の中でIさんの同僚を通してチャンスを備えられたのです。Iさんの主にある真実さが同僚の方にも証しされていたのでしょう。本当に励まされます。

「風」の行方・・・

外科医さまとSkyさまに漢方の処方を教えていただき、ありがとうございます。咳は風邪のみでなく、少々寒冷アレルギー的要素があるようで、冷たい空気を吸うと反応が出るようですね。漢方を試してみたいと思います。このサイトには臨床医の方々が何人もいらして、心強い限りです。

 * * *

オリンピックがどうも風がアゲインストのようです。2004年がちょっと調子良すぎたようですが、この「風」というのがとても面白い。エペソ書には、「赤子のように、吹き回る教えの風に振り回されるな」とありますが、ニッポンキリスト教界ばかりではなく、世の中もこの「風」の向きですぐに変わるわけ。株をやるとこの「風」で相場が動く様子が実に良く分かる。

小泉氏あたりはこの大衆が求める「風」を敏感にキャッチして巧妙にそれに乗った感じがあるが、ここへきてライブドアがらみで武部氏の息子への資金供与疑惑まで出てきて、支持率を落としている。与党は事実無根としているが、さてその行方は?

私はこの種の事件があると「論○同○会」のサイトを覗くことにしている。泣く子も黙る某大物総会屋のサイトであり、97年の拓銀破綻の3ヶ月前に内部情報としてその予告が出て、まさかと思っていたら、夏に破綻して驚いたことがある。つまり内部告発的裏情報が取れるわけ。

今回のライブドア事件は武部氏はまだ表層で、A氏がらみのもっと深層がありそう(ヒューザー事件は露払い)。大事件に発展する可能性は立花隆氏も指摘しているところで、ちょっと日本の根幹を揺るがしかねないとも感じている。「風吹けば桶屋が儲かる」ならぬ、「風向き変われば、日本がころぶ」ともなりかねない。まことに「風」の方向は量りがたい。

終わりの時代、御言葉によほど意識的にしがみつかないと、容易に「風」で飛ばされてしまう危険性を強く感じている。

アクアラインの夕日を眺めつつ

本日は試験成績の配布を教員が狩り出されて行う日。午後3時間を、ある意味で無駄な時間として過ごす。その帰り道、いつもは湾岸高速を走るのであるが、今日みたいな日はちょっとふらつきたくなる。で、アクアラインを走ることにした。

千葉の側はなんと申しましょうか、遠くには木更津の工場地帯の煙突が何本も見えるが、その他は野原と畑と田んぼ。ほとんど手付かず。アクアラインは、それでも多少は安くなったが、ほとんど車が走っていない。15分ほどで川崎へ抜けるといきなりビル郡が立ち並び、渋滞にひっかかる。結局、湾岸を走るのと時間的には大差がないわけ。

何とも空虚なものを造ったものだ。いや、これの存在価値はあるのだが、走行料金が高過ぎる。運営法が悪い。そのため通行量は増えず、千葉は相変わらず寂れたまま。無計画な金の使い方である。では、<公共投資=悪>なのか。

『文藝春秋』3月で小泉氏の経済政策が誤りであること、実は増税の必要はないことが論じられていた。国の借金(粗債務)は795兆あるが(GDPの150%以上)、実はこれは貸借対照表の右側(貸方)の話。左側(借方)の金融資産状況を見ると、480兆ある。よって、純債務は315兆。これはGDPの60%。しかもこの債務は対外債務ではなく、国民への債務。サラ金から借りたのではなく、ダンナが奥さんのヘソクリを借りたようなもの。対外的には日本は債権国なのだ。

で、このGDPは<消費+投資>であり、したがって景気を良くするには消費か投資を増やすべきなのだが、小泉氏は緊縮財政を取っているというわけ。亀井氏や古賀氏たちが利権がらみでいかにも公共投資で悪いことをしているかのような印象を植え付けられて、<公共投資=悪>との刷り込みがなされているが、実は経済学から言えば、どんどん国は金を使うべきなのだ。これはクリントン政権が実際に行って、米国の双子の赤字であった財政を黒転させたことでも分かる。もし橋本氏が緊縮策を取らず、当時のまま内需を拡大すれば、現在のGDPは600兆、税収も60兆を超えたと推測されるとのこと。

最近はバブルの傾向が出ているとのことであるが、実はもっと金を使う必要があるのだ。ビールと同じで泡がなければおいしくないのだ。ケインズ経済学は死んだといわれて久しいが、<GDP=消費+投資>である以上、現在もケインズは生きている。

ここでマスコミの刷り込みに注意する必要がある。かつて<バブル=悪>として土地・株を冷やした結果が90年代の不況、そして戦後初めてのデフレ。同じように<公共投資=悪>として緊縮財政を取って、首を絞められるのはわれわれ庶民なのだ。私たちが金を使わなければ、ますます不景気となり、ますます税収が落ち、ますます増税を要求されるわけ。

経済は気分で動かずに、理屈で動く必要がある。それともっとも問題なのは持たざる者たちの持つ者への妬みと嫉妬である。これで均して、みんなで貧乏人、これが共産国家。前の藤原氏の市場原理主義の愚かさとオレードオフの関係にある。どこかに均衡点を見つける必要がある。

・・・といったことを東京湾の夕日を眺めながらつらつらと考えた。

アチラの見方

堀江氏の逮捕劇について、Fortuneの語るところは:

The arrest of highflying Internet Mogul Takafumi Horie has made him Exhibit A in Japan's case against American-style capitalism. But Horie's crimes were so obvious that no American could have gotten away with them for so long. The real problem? Japan's totally inadequate regulatory institutions.

なるほど。情と武士道を説く藤原正彦氏とtotaly oppositeな見解です。

人格障害というビョウキ

文藝春秋3月号に面白い記事があった。人格障害に関する臨床医のつぶやき。人格障害には、自己愛性、妄想性、境界性など、いくつかのパタンがあるが、一言で言えば、「物事の感じ方や考え方、言動のあり方に極端な偏りがあり、それを状況や環境に応じて調整しきれず・・・量が質に変わる臨界を越えた人たち」と定義できる。この数年来、私もこの手の人たちに少なからず関わられた。

その特徴は「人格障害者が拘泥するのは、自尊心と被害者意識である」。そして治療法がなく、薬も効かないし、「彼らは毎度同じパタンのトラブルを反復し、どれほど知能が高かろうとも決して学習効果を示さない。呆れるばかりの精神的視野狭窄がある。いくら問題点を指摘されようと諭されようと、聞く耳を持たず他人に責任があると逆恨みするのが彼らである」。つまり彼らは自分がいかにオカシイかが分かっていない。彼らの目には悪いのはみな他人なのだ。

そこで医者も彼らを治すことはできず、「いかに人生を逸脱させずに、無難に年をとらせていくか、を目指す」。それは「いわば刺し違いの覚悟で付き合っていくしかないのである。精神科医にとって、これほど徒労感を覚えさせられる人たちはいない。」

これを読んで思わず、ニッポンキリスト教界と同じだ、と頷いてしまった。私が言いたかったことをそのままに語ってくれている。ビョウキが当たり前で、健全な者がむしろ排除される倒錯した世界、これがニッポンキリスト教界である。最後の「刺し違い」という表現は、まさにピッタリくる。この業界とかかわるならば、少なからずこちらも傷を受けるは必定だ・・・。やれやれ。

Commented by 愛知県のさっちゃん Eメール 2006年02月15日(水)08:56

お久しぶりです。ルークさん!
人格障害というビョウキ・・のお話にはまったくうなずいてしまいました。まさに牧師も信徒も・・といった状況の中で出口がない迷路に置かれたような疲労感、徒労感を覚えます。何だろう・・このかたくなさ??まったく持って厄介な人々の集まりです。厄介な牧師が厄介な信徒にメッセージを語る。いのちが枯渇している世界。渇きが渇きを呼ぶ世界。宗教ごっこは、もううんざり。
ビョウキの人の目は輝きがない。どこか死んでいる。
思い込みの激しさ、本当に他の人の言葉は届かない。
いのちという感覚の流れとは無縁のような人々。重症だと思うのは・・わたしだけ?

疑惑の範囲

今回のライブドア事件はやはり政治と宗教と裏社会が複雑に絡む中で起きているようです。今脚光を浴びている若手政治家のA氏が狙い打ちされる可能性もありますね。検察がどこまで範囲を広げるか分かりませんが、政治家を巻き込んでの国際的な金融犯罪となり得ます。堀江氏が意図的に関係を持ったのか、あるいはそうならざるを得なかったのか、本人はあくまで否認しているようですが、相当深い闇に足を突っ込んでしまったような感じです。パンドラの箱を開けると、果たして何が出るのでしょうか?

オリンピックのドラマ

フィギュアの井上怜奈が父親を肺がんで亡くし、自身も肺がんに侵される中で、アメリカ人の無名のスケーター、ジョン・ボルドゥウィンとペアを組んでガンを克服し、ついにトリノに参加。スロー・トリプルアクセルを成功させて、予選5位で通過。ある種の感動がありますね。

結局、演技そのものよりも、もちろん演技には感動がありますが、その裏の選手の人生がグッと迫るわけです。最近の開会式や閉会式のショーアップされた様は、いかにも神抜きで人間中心の平和の演出かのように見えて、あまり好きではないのですが、それでも一人ひとりをクローズアップすると、そこには少なからぬドラマがあります。これもオリンピックの魅力でしょうか。

さて、今晩はどうなるでしょう・・・。