* 旧Dr.Luke的日々のココロ *
以前紹介した同氏の今後の情勢の予測を確認して置こう:
1)日本利上げで日本経済は停滞に陥る。特に800兆の国債の利払いだけでも大変な重荷に。
現状:株価はきわめて不安定。消費税は10%へ。
2)原油価格は100jを超える。これが日本の貿易黒字を食い潰す。
現状:中東の不安定化により、原油は高騰中。ガソリンも15年ぶりに140円突破も。その他原油製品が高騰。
3)アメリカ経済は利上げと住宅バブルの崩壊で低迷する。
現状:秋ごろから米経済は失速する予想。特に住宅投資が高金利によりストップしており、バブル崩壊もあり得る。しかし原油や資源の高騰でインフレ懸念があるため、安易に利下げもできない。
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いずれにせよ、中東の火種は燃え上がる危険性が高まっており、現在はアメリカとシリア・イランが直接対決はしていないが、これは落とし前が着くまで終わらない。しかし原油高騰の裏で、誰かが確実に儲けているのだ!
ついに国連施設に対して砲撃!意図的か、誤爆かは分かりませんが(例によってアメリカは弁護しています)、かなりヤバイ精神状態と言えます。前から指摘している通り、パラノイドの病理です。今後イスラエルの精神状態ひとつで大変な事態になります。ちなみに田中氏の記事「大戦争になる中東」です。
ビョウキの人を相手にする時には常識は通用しません。とにかく相手のレベルに降りてあげないと、彼らの妄想に基づく過剰防衛反応が解けません。いつも言っていますが、こちらもそこそこ損傷を被るものです。その究極が主イエスの十字架なのですが・・・。聖地には、石や木の十字架はありますが、真の十字架がないのです!
恒例の学期末のお仕事です。900名ほど受講生がいるのですが、採点自体はマークシートをリーダーで読み込み、Excelで成績評価式を関数化してチャチャチャとできるのです(落とす人数の匙加減・・・)。ところが結果をプリントアウトして、成績報告書のマークシートに手書きで写すわけです。すごく無駄をしているわけですね。デジタルデータ→ペーパーメディア→デジタルデータと。Excelファイルをそのまま読み込んでプリントアウトすれば簡単なのですが、給料を出す以上は汗を流せと言うわけでしょう。900名分をエンピツでコツコツ・・・と。つぶやかず、つぶやかず・・・。
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また韓国の「摂理(MS,JMS)」と言うキリスト教系団体の牧師(教祖)が問題を起こしているようです。実は日本脱カルト協会の方ではすでにかなり以前から監視対象になっていたのですが、一般にも報道されるようになりました。今後も他にも出てきます。
いつもジョッギングウォーキングをしている三ッ池公園@、三ッ池公園Aであるが、今日はふと思いついて逆回りをしてみた。もう18年ここにいるのだが、逆回りは初めて。
で、それが何とも新鮮。いつも見慣れている光景と全く違う光景が展開し、新しい地を歩んでいるかの感覚を持った。そう、新しいクオリア体験。私たちは常に世界の半分しか経験していないことに気がついた。人生に行詰ったら、逆回転してみよう^^
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最近の事件はすぐに人が殺されるが、動機がよくわからないものばかり。たぶん犯人の妄想世界の延長としての犯行であるからだ。しかも田舎で頻発する。講義でもよく言っているが、最近の刑事は足で稼ぐ『太陽にほえろ』タイプではダメ。精神病理に精通したプロファイリングができなくては・・・。
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梅雨明けは8月かららしい。福島の山小屋キャンプまでには明けてほしいが。
ようやく夏っぽくなってきた。この月曜日で前期講義はすべて終わり、後は試験のみ。ややホッとしているところ。
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我が家の女性はみなバプテスト系のS女学院卒で、同窓会のニュースレターが3通も来るわけ。カミさんは小学校からで、面白いところでは、三雲孝江アナと幼馴染なのだとか。女史のお姉さんと同級で、いつも遊んでいたらしい。私も一度女史が独身のみぎり、菊名駅からバスで一緒になったことがあるが、かなり疲れた雰囲気。表の華やかさと裏腹なんでしょう。
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今回の富田メモもそうだが、世の動きや政治の裏の意図−これはなかなか面白い。先に紹介した竹内氏の書物や、いわゆる東京裁判史観を自虐史観として否定する人々の主張を読んでいるが、これもけっこう面白い。櫻井よしこ氏などもこの立場の人で、Blogをちょっと覗いてみるとそれなりの主張が聞ける。
ずっと前に明治維新においてグラバーなどのメーソンが果たした役割を論じた本『石の扉』を紹介したが、今回同じ著者により、『あやつられた龍馬』と題する本が出た。歴史の事実をどのようなフィルターを通して見るか、これによっていわゆる史観が構成されるが、やや陰謀史観と言えるかも知れない。
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日経のスクープがエライことになってきた。私も同紙の記事を真に受けたのだが、昨日書いたように、何かの意図・思惑があることは間違いなさそうだ。そして最も重要なことは、日本を動かしているのはいまだに大御心であること!
かつて2・26事件において東北の貧困層出身者を中心とし、堕落した政治を変えるためにクーデターによって昭和維新を起こそうとした若い兵士たちは、天皇のご信任をいだけると期待するも、当の天皇の逆鱗に触れて降伏した。かくて正義を決定したのは大御心だった。これがその後のWW2に至る軍部の性質を決定的にした。
これと同じダイナミズムが現代でも働いている。今回の事件を裏読みすれば、あえて捏造記事を書かせ、右傾化した人々を大御心によって左へ誘導しようとしたかに見せたが、実は何のことはない捏造だとなり、むしろ安心して右傾化が固まることを意図したのかも知れない。実際こう言っている人もいる。
こういったケースで情報源のクレジットを落とす策略は、たとえばケネディ暗殺の真相を探っていた地方検事ギャリソンの例がある(後にオリバー・ストーンによって映画化された)。彼のクレジットはボロクソにされた。
昨日のメッセージでも語ったが、この世の霊は偽りの霊。悪魔の中には真理はなく、彼が偽りを語るときはその本性にふさわしく語っているのだ、とあるとおりだ。しかしますます先が錯綜してきたことは確かだ。
日経のスクープだったが、これはけっこう波紋を呼んでいるようだ。今朝の田原氏のサンプロでも櫻井よし子氏や岡崎久彦氏辺りは忸怩たる思いがあるようで、やたらと富田メモの信憑性にケチをつけようとしていた。しかし彼らの主張には無理がある。このメモにある昭和天皇の意志はあまりも明確。
同番組では、あのはしゃぎ屋の自民党幹事長武部氏が精彩を欠き、発言も歯切れが悪い。自民党は安倍氏独走で面白みがなく、来年の参院選ではかえって墓穴を掘る感じがする。
また東条英機のお孫さんの東条由布子氏も、このメモは天皇のご人格を傷つけるものであり、外に出すべきはないとしていたが、ある意味で可哀そうでもある。東条は天皇の責任を回避するために、すべての責任を負って逝ったからであり、由布子氏もその天皇の御心によって自分の依って立つところを見出していたわけだから。このメモは東条家のすべてを全否定することになる。最悪の場合、乃木希典の運命を辿ることもあり得る。
なぜこの時期に日経がスクープし得たか。こういった個人メモが出る以上、相当に親しい関係者が許可したのであって、これはかなり深い意図があるものと思う。不謹慎かもしれないが、政局も面白くなってきた。私的には小沢氏を一度担ぎたいのだ・・・。
ちなみに優等生安倍氏は15日参拝を避けるとか・・・(→記事)。どうもこの人は優等生に過ぎると感じているのだが・・・。
昔の仲間との話の中でちょっと出てきましたのでご紹介します。マスターとは30年近くのご縁になります日本橋の老舗、洋食のたいめいけんです。最近はご無沙汰しておりますが、ついに3代目になっているのですね。このお店には凧の博物館があったりで、食事と共に楽しめます。
午前中はプールとサウナ。この時期サウナの後の冷たいプールが体を引き締めて実にイイ。で、今日は疲れも溜まっているために家でゆっくりでした。
黒澤明の『羅生門』のテーマでもあるが、ひとつの事実に対して人によって評価がバラバラになることはこのわけのわからないニッポンキリスト教と関わっていると否応なく経験する。歴史も同じ。
で、今読んでいる本がかつての同僚の『これだけは知っておきたい日本・中国・韓国の歴史と問題点80』。竹内氏は古神道の神主でもあり第73世武内宿禰の称号を持つ。南朝小倉宮正統竹内文書伝承者でもある。青森のキリスト村の竹内文書の流れにあるわけ。私もここは訪ねているが、イエスの弟が「イスキリ」と言う名だとか・・・実に面白い。
まあ、竹内文書はともかくとして、彼の史観は要するに皇国史観。WW2もアメリカの戦略で追い込まれての自衛戦争とし、東京裁判の誤りを指摘し、正しい国史の理解を訴えている。彼の主張にはやや主観的バイアスがあるとしても、その熱意は伝わり、彼の書き物は実に読んでいて楽しい。ベストセラー作家でもある。
現在の韓国と中国との関係も非常に偏向していることを指摘している。確かに彼の主張は『秘録東京裁判』(清瀬一郎著;当時の弁護士)や、私が学生時代にドイツ語を習った小堀桂一郎編『東京裁判 日本の弁明』「却下未提出弁護側資料」などを読んでも、東京裁判の成立自体がおかしいことが分かる。
左系の人たちからはトンデモと評価されるようだが、私たちが公に学んだ歴史は確かに左系のバイアスがあることも確かなようだ。かくして高校時代、日本史がほとんど赤点だった私としては、ちょっと学びなおしをしているわけです。私の史観はアメリカの長期対日本政策の中での精神病理史観と言えるのだが。前にも書いた<政治的去勢><軍事的去勢><経済的去勢>。事実関係をもっと確認する必要を覚えている。
それにしても親アジア路線の福田さんが降りてしまったし。歳を理由にしているが、プライドが高いから負け戦はしないのだろう。負けて花を咲かすこともあるのだが。さてさて、9月以降のニッポンの進路は・・・?
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ニンジンに有機肥料を撒いたら、このジメジメで肥料の粒にカビが生えてしまったぞ。どうすりゃいいのだ?埋めておけばよかったのかな・・・?
昨日の女医が(昔はけっこうかわいかった)、ちょっと前までオーストラリアにクルージング遊びに行っていたそうで、帰ってきたらこのジメジメで体調が悪いとかって言っておりました。「ふーん、クルージングねぇ・・・」とややこみ上げる嫉妬心を抑えつつ、「日本の気候は熱帯化しているんだよ」と答えたが、どうも北極を回る偏西風の蛇行が狂っており、北海道北部にブロッキング高気圧が居座って、太平洋高気圧との谷間に梅雨前線が居座っているようだ。岡谷は犠牲者が増えている模様。砥川は大丈夫か?
フランス辺りではブロッキング高気圧のためにえらく暑いようで、数年前と逆。あの頃は日本がえらく暑く、ヨーロッパは大雨だった。どうも地球が狂い出している?シカゴ大のぼぼる氏が地球大気流体力学の専門家だから、ちょっとお話を伺いたいと思っております。地球は大丈夫でしょうか?あの映画「ザ・デイ・アフター・トモロウ」みたいな事態になるのではと心配であります。
もう30年になる付き合いをしている仲間2人と恵比寿のイタリアンレストランでしばらくぶりで会った。二人とも医者で、ひとりはT市で大きな産婦人科病院を経営している女医。ひとりは都内で神経科を開業している。
数年ぶりだが、二人ともやや老けたかな。しかし不思議なものでたちまち30年前にタイムスリップ。大学の教員や医者が集まると高尚な話になると一般の人々は思われるかもしれませんが、これが実に面白い。「退行現象」を起こすわけです。3人とも学生になっちゃうわけですね。
かくして昔の話から始まって、これまでの人生の歩みや、患者から訴えられそうになった話とか、気に食わない患者のタイプとかを延々と・・・・。加えて病院経営や開業医の苦労話、医療現場の裏のややアブナイ話などをして、あっと言う間に時間が経ってしまいました。二人とも患者を救えなかった経験などもあり、それなりに大変なところを経ているわけです。
私も大学とか教会で見せる顔とは違う顔になれるのが実に楽しいわけです。気分はほんとに学生気分。ワインとイタリアンを満喫できた夕べでした。
今朝の日経の一面で、昭和天皇がA級戦犯の合祀に不快感を示され、それを理由に参拝を止めたとの発言を当時の宮内庁長官富田氏にしていたメモが出てきた、との記事があった(→詳細)。これは実に面白い。小泉氏も今年はどうするのか。対して中国はA級戦犯を外すように求めている(→記事)。
靖国神社には私も昨年見学してきたが、単なる神社ではなく、戦争正当化的主義主張の、いわば要塞と言える場所(→遊就館)。霊的には悲しみと怨念の霊がこもっている。私は禅寺などはきわめて好きだと前にも書いたが、靖国神社はちと違う。
歴史の評価をキチンとやってこなかったツケが今日のアイデンティティを失ってクラゲ状態になっているニッポンの病理の原因なのだ。しかし天皇自らの評価となると、日本人も納得することであろう。
天皇−まことにユニークにして面白い存在ではある。