最近の日記

リベラルと言う"信仰者"

今週のメッセージでマリアの処女懐胎を信じない牧師がいると言いましたら、その証拠を見せて欲しいと求められました。あまりこういったことに触れるのは気が進みませんが、例えばこちらこちらをどうぞ。

マリアが身ごもったのは、人間の力をはるかに超えた神の力、聖霊の力によって身ごもったのだと短絡的に信じるのも、どうかと私は思うのです。鵜呑みにしていないかどうか問い直しても良いでしょう。

と言われ、鵜呑みにする信仰、あるいはそう言う読み方を恐れるそうです、この牧師先生は・・・。彼らからすると私たちはファンダメンタル・カルトとなるわけですね。

だれも健全な教えを聞こうとしない時が来ます。そのとき、人々は自分に都合の良いことを聞こうと、好き勝手に教師たちを寄せ集め、真理から耳を背け、作り話の方にそれて行くようになります。

確かにこの御言葉は成就しつつあります。繰り返しますが、聖霊派あたりで夢想されている「リバイバル」は幻想に過ぎません。キリスト教界(「教会」と言いたくはない)は今後、御言葉からはずれ、アポスタシ(廃教)の道を辿るのです。

FAITH06-SO AMAZING-について

新しいCD:FAITH06-SO AMAZING-をイギリスに注文したのですが、すでに在庫がなくなっているとのこと!売れているわけです。で、新しいプレスは新年になってからとのことですので、しばらくお待ち下さいませ。

祝・横浜FCJ1昇格

NKH『クローズアップ現代』でレポされていましたが、横浜FCがようやく念願のJ1昇格達成。あのキング・カズや卵を投げられたジョーがいると今回知りました。このスターの座にあったベテラン達が、自ら練習を引っ張り、裏方にも回って成し遂げたとのこと。けっこう感動しますね。

私は当初のカズは嫌いでした。チャラチャラしており、コケたら一発でダメになるとタイプと思っていたのです。結局ワールドカップにも出られず、それで腐るかと思っていたら、下積みの選手生活でJ2選手になっていたわけ。それでもFCをJ1に上げようと選手たちの心をひとつにまとめた今回の功績は大きい。

この人、ほんとにサッカーが好きなんですね。それが分かりました。脚光を浴びようと浴びまいと、淡々と何かに自分を注ぎ出す姿にはけっこうキテます。こういった下積みになるとき、その人の真価が明らかになるのでしょう。私たちもただキリストを愛し、キリストに自分を注ぎ出したいものです。それには本当に、キリスト教ではなく、キリストご自身を好きになることです。

温泉までT-21Days

自他のジレンマ

宮内氏が鋭い指摘をされている。いわく、世間の喪失は個人の肥大化を意味し、それは恥を失って獣欲の解放を促し、結局は他者を喪失することにより自己をも失う。これが現在のニッポンの病理。処方箋は肉となった神、イエス・キリストのみであると。キリストとキリスト教は別物であることを知らしめる必要がある。まったくもってアーメンです。

いわゆる牧師はこういった真実を語ることができない。あなたはオンリーワン、高価で尊く、人生マイナスがプラスになり、商売繁盛家内安全・・・と、彼らはキリスト教商売をしているからだ。そういった証しならば○○学会の方がはるかに優れている!ニッポンキリスト教に必要なのは、宮の両替人を追い払ったイエスの鞭である。

イジメ体質のニッポン

例によってSalt氏が面白いことをお書きになっている。

国からのお便りの次は、県からのアンケートだ。これがまた甲乙つけがたいほど情けない内容である。

道ばたや歩道橋の上でいきなり通りすがりの人を立ち止まらせて「あなたは神を信じますか?」とたずねるのも,漫才のネタにされるぐらいくだらない質問だが,それにどこか似たところがある。つまり,たとえ大事なことでも,ふさわしくない場面や方法で聞いてみたところで,何も得られないということだ。
・・・
半強制的にくばらされる手紙やアンケートの存在自体が、いじめを生み出すシステムの一部であることに気づくことがいじめ解決の第一歩であろう。

こういった時間と気分を浪費するペーパーワークが好きな連中が、先に述べた強迫傾向を有するニッポンの官僚たちなのだ。本音は彼らの言い逃れに過ぎないのだが。われわれ大学の教員は幸いこういった事柄から解放されているのだが、小中高の先生方にはほんとに同情申し上げる。

ちなみにわが中学の友人も校長先生コースを走ってきたのに、数年前にうつ病になってしまった。自己疎外の結末なのだが、無意味な雑用作業をわざわざ作って先生たちをこれ以上イジメるなと言いたい。先生たちが楽しく伸び伸びすれば生徒のイジメも少なくなるのだが。・・・と、ニッポンキリスト教界でも牧師と信徒もけっこうネチネチと互いにイジメ合っているような予感。

温泉までT-22Days

人とは何者か?

"What is Man"―オースチン・スパークスの論考ですが、非常に重要であると思います。先のColin Urquhartのメッセージと絡めて理解する必要がありますね。特に今日の偽りと倒錯現象がはびこっているキリスト教界に対する予言的警鐘があります。

ネオコンの終焉と神の御手

ブッシュに対しては私はこう述べ、またこう書いた。神の主権を侵したブッシュには神の裁きがあるだろうも言った

今回民主党の勝利の後、ラムズフェルドの更迭、そして今回ボルトンが辞任(→記事)。これでネオコンが総崩れとなったわけ。田中宇氏のレポートでは米国の自滅シナリオの実現だと述べている。ラムズフェルドに至っては、切られる前にイラク政策は失敗であったと白状し、ライスもそれを追認している。かくしてブッシュ猿政権も櫛の歯がこぼれるように着実に崩壊しつつある。

ライブドアや村上ファンドも同じだが、神の義と裁きは確実に実現される。神は侮られる方ではない。すでにすべてに勝利され、あらゆる権威を得られた方イエスは、再建主義のようにモーセ律法を適用せずとも、この地上を確実に治めておられる。邪悪はますます満ち、倒錯者たちも跋扈するだろうが、神の主権に服する者たちがいる限りは、不法の力は制限される(2テサロニケ2:7)。しかしキリスト教界は確実にアポスタシ(廃教)の道をたどるだろう(2テサロニケ2:3)。「クリスチャン」を自称する者たちが落ちるならば、未信者よりも腐敗し、なまじ聖書を知っているため毒を撒き散らす。かくして人間的にはまったく希望を失う時代が来る時、私たちのまことの希望の星が現れる(2テサロニケ2:8)。その前には

終わりの時には困難な時期が来ることを悟りなさい。そのとき、人々は自分自身を愛し、金銭を愛し、ほらを吹き高慢になり、神をあざけり、両親に従わず、恩を知らず、神を畏れなくなります。また、情けを知らず、和解せず、中傷し、節度がなく、残忍になり、善を好まず、人を裏切り、軽率になり、思い上がり、神よりも快楽を愛し、信心を装いながら、その実、信心の力を否定するようになります。

すでにこの状況は展開している。聖書はこう警告する

こういう人々を避けなさい。

あざける者たちは自らの頭に炭火を積んでいる。聖書はまたこうも言っている

悪人や詐欺師は、惑わし惑わされながら、ますます悪くなっていきます。だがあなたは、自分が学んで確信したことから離れてはなりません。・・・神の御前で、そして、生きている者と死んだ者を裁くために来られるキリスト・イエスの御前で、その出現とその御国とを思いつつ、厳かに命じます。御言葉を宣べ伝えなさい。・・・だれも健全な教えを聞こうとしない時が来ます。そのとき、人々は自分に都合の良いことを聞こうと、好き勝手に教師たちを寄せ集め、真理から耳を背け、作り話の方にそれて行くようになります。

真に神の御前に歩むことができれば幸いだ。

温泉までT-23Days

あなたは神の宮である

11月19日の英国KFCのColinのメッセージは重要です。神は石の宮ではなく、あなたの霊を至聖所とする、あなたの肉体を神の宮として、人の手によらず、ご自身の手によって建て上げておられます。これは主の再臨ときわめて関係するのです。励まされます。

The message given through Colin Urquhart at Kingdom Faith is very crucial. The Lord has been building not any phsycal temple but a spritual one, i.e. YOU! YOU are the temple of God for which Jesus died and shed His precious blood. God does not want to live in a temple built by man but in THE temple built by His own Hands. Your spirit is the holy of holies and your soul is the holy place and your body is the temple. It is the very point for us to prepare for the second coming of the Messiah.

The same temple by Colin Urquhart

不気味な者たち

テレビでも報道されていたが、事故死した子供の遺体写真や、海やプールでの水着姿の子供たちの写真を自サイトに掲載していた男が書類送検され、さらに小児ポルノで刑事告発されるようだ(→記事)。

で、その男の仕事が、何と小学校教諭!ペドフィリア(小児性愛)と言う自分の性癖を満たすために小学校教諭になったと言う。実に不気味。

私にとって考えただけで虫唾が走る存在がある。それはこのようなロリコン教師。次にホモの寿司職人の握った寿司を食すること(いるかあ〜?)。そして処女降誕・死と復活・肉において現れた神を信じないゲイやレズビアンの牧師の祝祷を受けること(これはいる)。

倒錯が倒錯と感じられなくなる世界。何とも不気味である。

Salt氏のライブ&ディナー

これは驚きました!Salt氏はライブ&ディナー・コンサートまでされる!?こんな小学校の先生がおられるとは、私も彼の生徒になってみたいです。近くなら絶対出張るのですが、残念。でも、年末に福島の山小屋キャンプでご一緒できますので、その時が楽しみであります^^V

Salt氏のライブ&ディナー

温泉までT-25Days

Dr.Lukeの一言映画評

午前中はプールとサウナ。午後は映画。あちこちにデコレーションが見えるようになったが、私自身はクリスマスにはあえては関わらないが、風俗として年末を感じる。しかし時間が経つのは早い。またひとつ歳を取るのだ・・・。

アップロードファイル 6KB映画は『エンロン』―全米第7位、売上高13兆円のメガ・カンパニー・エンロンのたった2ヶ月での崩壊過程を描いたドキュメンタリー。

牧師の息子ケン・レイが興した企業が15年間でこの規模に成長するも、その裏はフェイク(偽り)で塗り固められていた。粉飾決算はもちろんのこと、規制緩和の波に乗って、人の道を外れ倫理を無視した商法。電力の買占めなどにより巨大な利益を生む。彼らのモットーは「弱い者は滅びよ、強い者が生き残る」の論理で、すべてのしわ寄せは庶民に回された。で、やはり陰でブッシュ・ファミリーが関わっているのだが・・・。

映画中、ニンゲンはいかに邪悪になり得るかを証明した有名な心理学実験が紹介されていた。人は責任が自分にないと知ると、当初は良心の呵責を覚えつつも、一度悪に手を染めると後はいかほどにもエスカレートし得るのだ(一度許せば、二度三度)。こうして良心に焼き印を押される(1テモテ4:2)。まさにエンロンはこの実験の実証例であったわけで、日本では愚かにもホリエモンや村上らが真似をして墓穴を掘っている。ネットもまさに絶好の道具。

かくしてエンロンはタイタニックのごとくに沈むわけだが、救命ボートに乗れた者は金持ちばかりだったように、その最中でも情報を持つ上の人間は社員に自社株の購入を勧めつつ自分は自社株を売り抜け、何も知らされていない下の者はババを引かされた。

しかしながら神の公義はかならず成就されるもので、牧師の息子で元会長のケン・レイは今年の5月に有罪判決を受け、7月に心臓発作で死亡。CEOのジェフ・スキリングは5月に24年の禁固刑+53億円の罰金判決を受けた。この企業倒産で3万人が解雇、不正に加担した会計ファームが解散で2万9千人が解雇。巨額の年金原資が失われた。

この企業、何とスキリングが、以前に紹介したミームの提唱者ドーキンスの『利己的な遺伝子』を誤解釈して、それを経営に適用していたのだ。まさに偽りのミーム(教えの風)に吹き回されたわけだが、偽りを信じ込んだツケはあまりにも大きい。しかしエンロンのキャッチフレーズが"Ask Why"(なぜ、と問いかけよ)と言うのも皮肉ではある。

主は「あなたがたは何をどう聞くかによくよく注意せよ・・・人はまいた物を刈り取る」と言われた。牧師の息子ケンちゃんはこの御言葉を知らなかったのだろうか?中途半端に聖書と関わるくらいならば、かえって何も知らない方が幸いなのだ。

温泉までT-26Days

ウイットネス・リー教会の分裂騒動

「主の回復」とか「○○に在る教会」と称するリー教会でこの数年間、否20年近くにわたってくすぶってきた問題が再燃。かつてリーの側近中の側近だったタイタス・チューが検疫された。世界中の長老たちが署名する検疫声明文が公開されると共に、タイタス・チューを糾弾する集会の模様がビデオとオーディオで公開されている。5時間にわたる糾弾集会なので、まだ一部しか聞けてないが、変わっていませんね。このコワイ体質。「神は個人的な罪は赦されるが、教会の行政に関する罪は反逆の罪であり、決して赦されることがない・・・。ひとりの使徒、ひとつの務め、ひとつの教え、ひとつの心、ひとつの実行、ひとつの立場・・・」と。かくしてタイタス・チューと彼の同労者たちは排除されたようです。詳細はこちらのサイトを。

lordsarmy

この中にタイタス・チューを糾弾する集会の日本語通訳の音声ファイルも聞くことができます。やや怖いですが。

アナハイムでの糾弾集会(日本語11月11日2006年)

前回は89年でしたが、"反逆者"を検疫するのは彼らの常で、10-20年ほどの周期で繰り返されているようです。ちなみにこのロサンゼルスタイムズ紙の記事は77年の検疫事件です。

ロサンゼルスタイムズ紙記事12月11日1978年

【付記】「2ちゃんねる」もカルトも、ポイントは自分が「」になれること。前者では検閲なく自由に判断し何でも言える仮想的全能感によって、リー教会ではもろ「神と人が混ざって人は神になる」(神格は持たないらしいですが・・・笑)わけで、善悪知識の木の実を食べるように誘惑されたあの言葉がそのまま肉を心地よく疼かせるのです。

情報と国家-収集・分析・評価の落とし穴-

アップロードファイル 5KBテレビでよく見かける江畑謙介氏著。ややオタク系かなと思っておりましたが、かなり学術的。

先の論考とも関係するが、日本語には対人関係に関わる語彙はややこしいほど豊富なのだが、情報に関わる語彙がきわめて貧弱。日本人にとっては対人関係は敏感かつ大切なのだが、情報についてはうとい。元々「情報」なる単語もあまり適切ではない。文字通り「情」の「報せ」だから。これってやはり西周あたりの造語でしょうか?

江畑氏はここに落とし穴があると指摘する。第一に"DATA"に相当する日本語がない。第1次的に得られる生の数字なり、文字なりのこと。確かに私たちも「データ」と呼び、日本語では???。データが集まって種類に従って関係性が見えてくるとそこに意味が生じる。これが英語では"INFORMARTION"。それを分析し評価して得られるもの"INTELIGENCE"。こうして生のデータは文脈化され生きたものとなる。

ところが日本語には各レベルに相当する単語がない!?WWUにおいて勝敗を決めたのは情報戦だったわけだが、日本人は「情」に対しては敏感であるが、「インフォメーション」にはうといわけだ。これは現在も同じ。このあたりも「情」先行になってネットを使いこなせない原因だろう。第一、イラク関係の米軍の機密情報すらも自衛隊からWinnyを通して漏れる始末。

なお、国家レベルの情報についても、例えば冷戦時代においてすら、CIAは東側の80-95%の情報を公開情報から得ていたとのこと。問題は公開されている情報を生かすも殺すも、受け取る側の姿勢によるわけだ。かなり面白い1冊だった。

で、私たちもこれからCT関係のデータの分析にかかるわけだが・・・。何が出てきますかね^^

20世紀少年

アップロードファイル 16KBついに『20世紀少年』22巻が出ました。夏に子供のを横取りしてはまったのですが、今回は私が自前で・・・。2008年に映画化されるとか。楽しみですね。