No.2969の記事

今日のセレブ

ドイツの若いご夫妻が来てくださいました。かろうじて「ヴィア、ハーヴェン、グテーン・ターゲ、ホイテ」と「アウフビーダー・ゼーエン」と挨拶しましたが、若い頃もっと語学をやっておくべきだったと・・・。

ニュルンベルグ出身だそうです。ニュルンベルグはナチスの決起した都市でもあり、ニュルンベルグ裁判のあった場所でもあります。ドイツ人にとってはある種の重い思いがあるのでしょう。

かつて西ドイツのヴァイツゼッカー大統領は「過去に目を閉ざす者は現在に対しても盲目となる」と言う名演説をしました。日本とドイツは同盟を結び、同じような運命を辿りましたが、彼らは真実を直視したわけです。しかし残念ながら日本人はどうも「臭いものには蓋」、いつまでも過去のことを言わず、「水に流せ」の文化です。水に流しても問題は決して解決しないのです。必要なのは真実を直視することにより主の血潮です。

ちなみに今日のサンプロで、アメリカはイランから和解協定を提示されたいたものの、それを水面下で流していたようです。その条件にはイスラエルを認めるともあったようですが、イラクにのめり込んで和解の機会を逸したようです。ライスもその存在を知らないと嘘の証言をしつつ、結局イランを攻めることになるのでしょうか?この国も大きな欺瞞が隠蔽されています。

Commented by 23 2007年04月09日(月)19:05

在日本ドイツ大使館の駐在武官になるべく日本語勉強中の士官が別れ際に
「チュース!」
…と笑いながら言っていた姿を思い出しました。
さようならの時はせめて省略して、
「ビーダーゼーエン!」
程度にした方が親しみがあって良いと思います。

ところで、私のデスクトップはアフガニスタンに派遣されたドイツ国防軍の兵士です。彼らはそれなりにドイツ国民から尊敬されているそうですが、何かと肩身の狭い思いをされている自衛官の方々との違いはどこにあるのだろう、とふと思いました。

Commented by Luke 2007年04月09日(月)20:46

そうですね、日本は真実を隠蔽することによる強迫反復に陥っているのですね。真実と真に向かいあって、それに応じた対応をするならば、軍隊を持つこと自体に旧社会党的な抵抗はないのです。私は憲法9条の改正により、自衛隊を正式な国防軍にすべきと考えています。今のままでは欺瞞ですし、おっしゃるとおり自衛隊員は誇りあるアイデンティティを確立し得ません。

ところでクリスチャン・トゥデイの高柳氏らはどうするのでしょうね?

Commented by 23 2007年04月09日(月)23:11

激しく同意w<自衛隊を正式な国防軍にすべき

先程「23」としてクリスチャントゥデイの掲示板に書き込みましたが、
削除されてしまい、アク禁にされてしまいましたw

高柳タソは相当困っておられるのではないかと想像します。
そろそろ追い詰められている頃ではないでしょうかw

Commented by kenji 2007年04月10日(火)10:38

CTの訴訟期限はとっくに切れています。石原燐太郎弁護士からの訴状はきてないのでしょうか。

Commented by Luke 2007年04月10日(火)12:35

そろそろ少佐がお得意の「総括サイト」が立ち上がるのではないでしょうか?期待しております^^

Commented by Rutuki 2007年04月12日(木)09:31

そのドイツ人夫妻が言うには、ネオ・ナチの勢力が強くなっていて、ユダヤ人街は警官が守らなければならない程だとのことでした。
分かれ際、23さまが言われていたように「ビーダーゼーエン」と挨拶してみたのですが、彼らからは「アウフビーダーゼーエン」と返ってきました。