最近の日記

振り返ると・・・

今回の政局について振り返ると、実に肉が疼く事件だった。自分で書いたことを読み返しても、相当に矛盾したことを書いているし、実際、自分の中に分裂があることを言っている。告白すると私の肉は小泉氏の手法に対して快感を覚えている。見事、あっぱれ、と。ポピュリズムに扇動されて、それに乗ることはかなり気持ちがイイのだ。岡田氏を初めとする野党があまりにも情けない。

これでニッポンはパワーとタクティクスによって動かされる時代に入った。富む者はますます富み、持っていない者は・・・の時代である。クリスチャンとてもそれに振り回されると書いたが、特に「リバイバル妄想」に憑かれた者はふるい落とされるであろう。自己責任の取れない者、自己憐憫に憑かれた者、自ら自立していない者、アノ先生・コノ先生に寄りかかろうとする者、あの教え・この教えの風に吹き回される者、聖会フリーク、油注ぎの器のオッカケ・・・、これらの者は淘汰される。

数年前にも書いたが、神の前に単独者として立ち得るかどうか、これが問われる。当たり前を当たり前に、自らの足で歩む者とならない限り、主は私たちを用いたくても、使えないのだ。妄想から目を覚ませ、ニッポンキリスト教徒たち。でなくば、万年野党根性にますます埋没するだろう。

結果は・・・

カミさんと長女と行って来ました。今年成人した長女は典型的な今どきのギャルでして、何が何だか分からないままに"知っている名前"を書いたそうです;;;で、帰りに今回の選挙のダイナミクスを説明すると、「そうか、面白そう♪メグちゃん、そういう人間のドロドロって結構好きなんだけど・・・」と、とっとっと・・・。彼女は昔から人を見抜く目を持っていて、山崎豊子の『女系家族』などが大好きなんですね。さて、さて、これから私はテレビに張り付きます。

明日の風向き

午前中はいつもどおりプールとサウナ。午後はずっとサーヴァーのメンテ。自宅からチャペルのPCをリモートで操作し、何をしたのかと言いますと、phpで走るグループウェアをインストールしたわけです。これは会社などでよくある行き先掲示板や伝言板、またスケジュールや連絡をネット上で管理できるソフト。稟議書や決裁書を回したり、各種資料を共有することもできる。

ココを覗いてもらえればKFCの活動はすべて把握できるわけ。と言っても、これはクローズドなので公開はしません。個人情報もたっぷりありますから、セキュリティにも注意が要るわけ。で、苦節数時間の後、見事に走りました。イイですね、やっぱり。便利です。

かくして現在39,000円のHP製チャペル・サーヴァーには、WEBサーヴァー、FTPサーヴァー、MAILサーヴァー、リモートサーヴァー、グループウェアサーヴァーが走るようになりました。それと前に書いたVPNサーヴァー。この威力はすごくて、何と大学のLANが丸見えになっていました。と言うことは、こちらも丸見えなわけで、少々ヤバイので必要最小限で運用するつもり。これを使うと自宅からチャペルや大学のファイルやプリンタを自由に使えるのですね(その逆も可)。19歳の学生が開発したスゴイものです。

・・・さあて、そこでいよいよ明日です。どっちに風が吹くのか、まあ、どちらに吹いても行く末は同じなわけですが、極私的には分裂した心をそのままに表現しようかと・・・。あすのメッセージの準備は今晩中に終えて、あすは選挙に打ち込もうと思っています(大げさと言う声も・・・)。

風吹けば・・・

今日は秋の風、涼しかった。長女がハワイから帰ってきたが、向こうでは寝ないで遊んだそうだ。中でも実弾を撃ってきたとか・・・。「パパ、すごかったよ!」と、穴の開いた的を見せてくれた;;;

株が出来高30億。売買代金が3兆円を超えた。これは東証開設以来の記録。バブルの時を超える。原油も高値で、いわゆるオイルショック状態。これにハリケーンが追い討ち。

経済を勉強しているとこれらの事象がややこしい関係を持っていることが分かる。「風吹けば桶屋が儲かる」のだ。あのバブル崩壊で国富が1,000兆円吹っ飛んだと言われているが、金がなくなるわけはない。必ず誰かが儲けている。経済はゼロサム・ゲームだから。私たちの人生はこういうネットワークのダイナミクスの中で営まれるわけで、今回おそらく郵政民営化がなるだろうが、郵便局の人たちの人生もこれで変わる。

かつて東大の外科の助教授が裸足でテニスのプレーをしていて、風が運んできた火のついたタバコを踏んで小さな火傷をした。ところが足の裏なので絶えず刺激にさらされて、その傷がガン化してしまい、片足切断、ついに命を落とした。財前五郎みたいな先生だったらしいが、末期には患者さん思いの素晴らしい医師となったそうだ。風吹けば命も失うのだ。

クリスチャンとても、今後、<パワーこそ善>的ダイナミクスの中で翻弄される。風吹いて逆巻く波の間に間に漂う人生。このような中で主はあえて小さな命を指摘されるのだ:野の花を見よ、空の鳥を見よ、と。「ビッグ」や「メガ」を求めるならば罠に落ちる。日常の小さな事の中に主の御手を見ることができれば幸い。その時、聖霊の風吹いて、いのちを息吹く。

ヤラセの流行-この世を動かすもの-

私たちは神からの者であり、全世界は悪い者の支配下にあることを知っています。

最近のこの世の事象を見ていると、何がホントで何がウソか、分からなくなりませんか。BBSにやけくそ気味のカキコもありましたが、あのピアノマンもヤラセでした。「彼は変人以上だ!」とカメラの前で握りつぶしたビール缶と"腐ったチーズ"で激昂した森さんも、実は演技だった。小泉氏とはすでに解散後の事態収拾策も協議していたのだ。小泉氏の手法も立派なヤラセ。ただ彼の場合、郵政民営化はこの17年ほど一貫した人生の目標だったことは間違いないようだ。9・11テロもブッシュのヤラセ、ロンドンのテロもヤラセとの説もあるが、少なくとも情報を得ていて何もしなかったことは間違いないようだ。「未必の故意」と言える。
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成績通知

本日は大学の前期の成績通知の日。職員の数が足りなくて、教員が交代でその配布に駆り出されるわけ。で、配布場は阿鼻叫喚と化すのです。「キャア〜、取れてたあ〜」、「やったあ〜」とか、「何だよ〜、俺、ちゃんとやったじゃん!」とか・・・。まあ、ほとんどここは幼稚園かと。まあ、でもね、彼らは悪意はなくて無邪気なのです。

さらに、話は続きまして、私の部屋に落とした数人の女子学生が押しかけて来て、「センセ〜、あたしの点数教えてぇ〜」と。で、ひとりひとりに成績原簿から教えてあげると、「センセ〜、何とかしてぇ〜」。(ヤレヤレと思いつつ)「あのねぇ〜、そんなことしたら、ボクがクビになるでしょう、分かるよね、キミたちぃ〜」と笑顔で丁重にお答え申し上げるわけ。彼女たちは首を垂れてお引取りいただき・・・と。

ちなみにネット上に大学での私の講義の学生による評価が載っておりました!「取るのはわりと簡単」とか・・・。こんな情報が外部に流れるとは・・・参ったとです。

幸運と不運と・・・

1歳にならない男児がイレウスによって小腸と大腸を失い、挙句の果てに臓器移植、しかも6つの臓器を同時に移植するオペが成功したとか。驚きました。腹部主要臓器のほとんどを他人の物と入れ替えるとは!?何だか手塚治虫のブラックジャックの世界が現実になってきましたね。

移植の場合のもっとも困難な問題は免疫反応です。免疫系の抗体の多様さは利根川博士が遺伝子レベルで解明したわけですが、いずれ制御できるようになるかも知れません。膠原病などの自己免疫疾患も治せる可能性が生まれます。

さらに、今後、おそらく脳以外はあらゆるパーツの取替えが出来るようになるかもしれませんね。すでに再生医学では各パーツを培養できるようになりつつあります。1個の受精卵が分裂・分化してそれぞれの器官となるわけですから、それをコントロールする物質が分かれば、ESセルなどから心臓を作り出すこともできるわけです。

こういった、いわば神の領域に人間が入ることにはイロイロと議論もありますが、私の息子が川崎病になった時、死の可能性に直面し、そのような場合の子を持つ親の気持ちは十分に分かりますので、この子の将来が祝福されるように祈ります。

ダニエルよ、あなたは終りの時までこの言葉を秘し、この書を封じておきなさい。多くの者は、あちこちと探り調べ、そして知識が増すでしょう。


 * * *

対して、駅のホームから(おそらく)精神異常の女性に突き飛ばされて老人が電車にはねられて死亡。なんとも痛ましい事件だ。加害者が心神喪失であれば、刑事責任は問えなし、国もこういった被害者に対する補償は何もしない。隕石が空から降ってきて直撃を受けたようなものである、が、人はこのような場合には悲劇を嘆いても、苦しむことはない。しかし加害者が人であって、その人が自らの意志をで行ったこと、さらにそこに悪意がある場合には、人は深く傷つく。人を傷つけるのは行為そのものではなく、心の動機なのだ。

外側から人にはいって、人を汚すことのできる物は何もありません。人から出て来るものが、人を汚すものなのです。

今回の加害者の心の中で何が展開していたかはほとんど分からないが、多分、妄想を持ち、何かの「声」を聞いていたと推測する。前にアメリカのロックのレコードに、"DO IT"というサブリミナルの音が録音されており、それを聴いた兄弟が教会で殺人を犯し、自分たちも自殺した事件があった。日本でも青少年が「声」を聴いて起こす事件が増えてきている。霊的要因と精神病理が錯綜した事件と推測する。が、残された家族の気持ちはどんなものであろうか・・・。

自分を客観視する必要性

このところBBSでも種々の問題が論じられてきて、ニッポンキリスト教という世界と言うか、ギョーカイが相当にフツウではないことが分かってきた。しかも、こういった議論をしていると必ず言われるのが、「Dr.Lukeは愛がない。裁いている」とか・・・。「カミっさまわあ〜」的説教にMC(マインドコントロール)されたあまりにも予想通りのワンパタン反応なので、これまた相手にするのもつまらない。自分を外から見ると相当にオカシイんだよと、ちょっとオツムを冷やして見てほしいのだが・・・。

で、今回私の予備校の同僚のサイトを紹介したい。彼は芸術家で(アクションを伴う激しい作品で、私は個人的には好きである)、ペルー大学の教授などもしている。彼はクリスチャンではないが、スピリチュアリティに相当に傾倒しており、話をしていてもなかなか面白い(どうしてニッポンキリスト教徒にはこのような面白さがないのだろう・・・素朴な疑問)。彼がいわゆるキリスト教やイスラム教を論じているので、ちょっと耳を傾けて見て欲しい。

こちらをクリック→内海信彦Official Web Site

注:現在、一部閲覧できなくなっているようです。ちなみに彼の作品製作場面です。カゲキですね^^

彼の作品ギャラリーはこちら。本物はスゴイ迫力です。

民営化の是非

日曜日は何故か教会などを始めてしまったためにけっこういそがしい。しかし午前の「サンデイプロジェクト」は絶対に見ることにしている。今日は全政党の党首が勢揃いでケンケンガクガクやっていた。昔であれば、こんな学級会議みたいな企画に政治家たる者が出ることはなかったであろうに、特に社民党の福島さんなどは発言の機会がなくて、何度も手を上げて「ハイ、ハイ、ハイ」で無視され続けてかわいそう。といっても聞くべきものは何もない。
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神の働きと人の責任

午前中はいつもどおり、プールとサウナ。体重が68前後から落ちるペースが落ちている。さらに落とすには、今一歩踏み込んだ意志的コントロールが要る。

ニッポンキリスト教のイロイロな人を見てきて、ひとつ感じることは、自己責任を放棄している人がいかに多いかと言うこと。いつも言うが、歯を磨かないで虫歯になると、「カミっさまはあ〜、すべての事を益として下さいます〜」。ところが事態はますます悪化して、今度は霊的パワーを持っている油注ぎの器のところにいって、祈ってもらうだの、個人預言をいただくだの・・・。「カミさまあ〜、金歯を〜」と。一言、あ・ほ・く・さ。

分かります、自分の責任を何も果たしていない。私たちはこの地上の幕屋である肉体に閉じ込められているが、これを適正に管理することが求められている。お金をはじめ、小さな事に忠実にと。歯を磨きなさいって。ダイエットをしなさいって。エキササイズをしなさいって。彼らを見ていると結局、自分で問題の種を撒き、自分で刈り取っている。すべき事をしない不作為と、すべきでない事をする作為が、実に絶妙に混ざり合って、彼らの問題を構成している。

私たちは自分の責任を果たすこと。それは神の法則に従うこと。これが信仰である。この時に初めて個々の事件もすべては測り与えらえており、すべては益となる。ニッポンキリスト教的に霊的な人たちは、ちょっとご遠慮願いたいと言うのが最近の極私的実感。ふつうのオジサン、オバサンがイイ!

イラクの事件は東京でも起こり得ますね。爆弾など持たずとも、人込みで「自爆テロだ!」と叫べば、イチコロでしょう。このような災難はまさに人災。人の側の対応の誤り。アメリカの天災は自然のもの。が、ブッシュらの指導者の判断ミスがさらに問題を深刻にする。これは人の側の責任。ブッシュもここから神のメッセージを聴くことができれば、道も開けるだろう。が、下手をすると致命傷となる。このような場合、まことの謙遜が鍵となる。その時、上からの知恵が与えられる。

IDLEな試行

このBlogは"IDEL UTTERANCE"、訳すと「なまくら語り」です。そこで、つまらないと思いつつ、次の手順を実行してみて下さい。(私はちょっと驚きました。)

9・11で崩壊したWTCビルの住所はニューヨーク・クイーンズ通り33番地。略してQ33NY。さて、次のことを試してみてください。

1)Microsoft Wordを開く
2)半角大文字で Q33NY を入れる
3)これらのサイズを72にする
4)これらのフォントをWingdingsにする(フォントの一番下の方にあります。番号のないもの)

誰がこんな現象を発見するのでしょうね?

容疑者-室井慎次

カミさんとチネチッタで観賞。この夏、映画はほとんど観尽くしているので観るものがなくなっている。オリビア・ハッセーの『マザーテレサ』はどうも?ですしね。で、つまらないことを覚悟で表題の映画となったわけ。が、これがけっこう面白かった。

ある殺人事件で警官が被疑者となるが、取調べから逃げ出してトラックにはねられ死亡。実は裏があって、室井はその事件を追い続けようとするが、上からの圧力で彼自身が取り調べの際の被疑者虐待容疑で逮捕される。室井の過去までも暴きつつ、東大卒のオタク弁護士が彼を罠にはめるわけだが、最後の場面で、黒幕と見られる少女を問い詰めるも、効果なし。
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メガチャーチ?

BBSでかなり本質的なトピックが論じられている。諸悪の根源は「大きいことはいいことだ〜」にあると。これは人のセルフ(自己)をなんとも気持ちよく刺激する。で、ショッピングセンター、幼稚園・学校、リクレーション施設、病院・・・と完備した1万や2万規模のメガチャーチがアメリカにはゾクゾク誕生しているとか。

しかも、こういった教会の牧師が、その都市をあずかる使徒や預言者となるわけ。そして他の弱小教会は彼らのカバリングに入って、秩序だった、権威の系統が明確な、整然とした、素晴らしい教会が各都市ごとにできあがる。子供たちにもチャーチ・スクールで、フセインは神の敵だと教える。原爆も伝道のために神が用いたと正当化する。
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夏の終わりに・・・

ついに8月も終わり。窓の外には虫の音がにぎやか。午前中は軽く売りポジションを取り、後は結果待ちということで、午後はプールとサウナ。5,6歳の子供たちがたくさんいて、一緒にはしゃぎつつ、ひと泳ぎ。つい最近までうちの子供たちもお世話になっていたのだが、日の経つのが年々早くなる。で、明日から予備校の後期が開講。体が仕事モードに移行するまで、少々気が重い。

 * * *

今回の選挙、人々の関心は高く、盛り上がっているのは大変けっこう。投票に行くと決意している人も7割ほどだそうだ。しかし、改革、反改革のヒステリックな叫びは聞こえても、拉致被害者のことはほとんど語られない。彼らとご家族の気持ちを思うとき、実に、小泉氏がうらめしい。北朝鮮に2度も出向いたのは歴史的であったとしても、あれも結局はパーフォーマンスのひとつだったわけ?老いた横田夫妻をはじめとして、痛々しいと感じるのだが、小泉氏はどう感じているのだろう?