* 旧Dr.Luke的日々のココロ *
本日も仕事。ダイエットも重なって、かなりキツイ。が、メタボリックシンドロームで死にたくないので、ややガンバッています(私はほとんどガンバルことはないのだが・・・)。
それにしても驚きました。再建主義の富井さんが、伝道の鍵は「愛によって働く信仰だ」とおっしゃっています。これは私たちのスローガンでもあります。よく「信仰・希望・愛」のうち「最も尊いのは愛だ」として、「何でも許して・認め合って」式の甘えでベタベタのニッポンキリスト教的キモイ人間関係ができる。しかし聖書は「信仰によらないものはすべて罪だ」と言っているのです。つまり信仰によらない愛は罪なのだ!では、愛と信仰どっちなの?回答は「愛によって働く信仰だけが尊い」(ガラテヤ5:6)。
富井さんとはレビ系モーセ律法(ノモス)とメルキゼデク系いのちの御霊の法則(ノモス)についての理解の相違が乗り越えられれば、かなり真実なよい交わりができるのですね(詳細はこちら)。御言葉ではなく、再建「主義」にはまってしまっているのが残念です。ご自分のサイトで、私のことを徹底的にこき下ろしておられるのですが、彼は真実ですから、私は腹も立たないのです。人を貶めるのは不真実な意図です。真実を分かっていてタメに不実をすること。彼らは「心の曲がった者は幸いを受けない。舌をもって欺く者は災難に陥る」とあるとおり、自分で刈り取りをします。
私たちの神も同じです。神は心の捻じ曲がった者には捻じ曲がる方と書いてあります(2サムエル22:27)。神をどう見るか、神とどう関わるかは、その人の心の鏡の歪みを反映するのです。心のビョウキの人はさらにその歪みが拡大します。また自分が批判を受けるときも、その批判内容を見れば、相手の心の様が分かります。あえて反論するまでもありません。かくして私たちの責任は真実に対しては可能な限り真実に応答するだけ。神の前での責任はこれで果たせます。
というわけで、お説教がましくなりましたが、これから風呂に入って、ビールを・・・と^^(もっとも小さいやつですよ・・・)。これが等身大のDr.Lukeであります。
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NYダウが100ドルを超える下げ。月曜日がやや心配だ。
今日は疲れが出て、午前中の講義を終えて、2時には大学を出た。あと4週間・・・。
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株が大幅続落。原油や金価格が高騰し、それが素材価格へ波及して、アメリカのインフレ懸念が再燃、金利上昇の可能性が出たため、ダウが大幅下落。それに伴って、日経平均も260円ダウンの16,600円ほど。量的緩和策解除で準備金が30兆から10兆に減っており、加えて6月には日銀が金利を上げるとの思惑もあるため。やはり懸念したとおり、解除が早かったのではないか?今後の景気が気になるところ。
* * *今月の『文藝春秋』にて「ダ・ビンチ・コード」を特集していた(記事名:「ダ・ビンチ・コード」4つの嘘)。筆者は必ずしも信仰はなさそうだが、西洋史の専門家であり、同書のナンセンスさを歴史学的に証明し、何ゆえにこのような書物が大ベストセラーになるのかがむしろ疑問であると指摘している。かつての駄作「親分は何とか」とか、「パッション」が封切られると、これでリバイバルが起こるとか騒ぐ向きもあったようだが、まことの信仰を持っている兄弟姉妹であれば、このような映画や書物によって振り回されることはないと思う。(はっきり言うが、大衆がイメージしているいわゆる「リバイバル」などは起・き・な・い!注)一部では「冒涜だ!」として騒ぎ立てるキリスト教会もあるようで、ご苦労様なこと。映画もそろそろだが、あくまでもエンターテイメントとして楽しめば?と思うのだが。リアルとバーチャルの境界が曖昧化しているようだ。ついでに、もひとつ「新・昭和史七つの謎」も興味深い。
注:そもそも台風じゃないのだから、「起きたり」、「来たり」するものではありません!
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捧げ物をいただくことがあります。この場で、主にあって、感謝いたします。
Blessings!
今、風呂から出たところで、これからバルコニーのチェアでビールを片手に夜景を眺めつつぼーっとしてきます。
本日は御茶ノ水で仕事なのですが、京浜東北線が信号機故障でストップ。京浜急行に振り替え輸送となったものの、これがまあ立錐の余地もない混み具合。電車はのろのろ・・・。かくして品川まで1時間30分ほどかかり、御茶ノ水まで何と2時間!電車の中はサウナ状態で、もう途中で泣きたくなりましたね。で、2コマ講義して、東海道線で横浜までバック。午後4コマ・・・。ただでさえ休みがないのに、きつかった・・・。
これが丸の内に通ういわゆる会社員の日々かと・・・嗚呼。これを延々と定年まで続けるわけで・・・。かく言う私も立派なサラリーマンですが、出勤時間は自由(フレックス)。通勤は車ですから、冷暖房・オーディオ・ビデオ・テレビ・ラジオ完備の書斎の延長の様なもの。大学では個室があるわけで、文句は言えません。かくして本日はヘトヘトです・・・。
今日の精神保健学の講義で、情動と大脳の関係について触れた。最近のいわゆるキレ易い若者が辺縁系下部にある扁桃体に問題があり、さらに感情を制御する前頭前野の抑制力が落ちていることを説明した。そう話している間に、学生たちはいつもながらあっちでペチャペチャ、こっちでクチャクチャの状態・・・溜息。
で、帰宅の車の中でNHK『クローズアップ現代』を観ていると、なんとまったく同じテーマの話ではないか!大脳の血流を観察することにより、制御の中枢が前頭前野49野にあることを報告していた。
実は聖書で言う魂(Soul)は、知性・感情・意志からなるが、その大脳の対応部位はそれぞれほぼ、海馬・扁桃・前頭葉である。海馬は記憶を、扁桃を含む辺縁系は情動を、前頭葉は意志や意欲と関係する。そして扁桃で生じた感情は前頭葉の制御を受けるわけだが、最近の若者(ばかりでもないが・・・)はその制御が弱いのだ。
この扁桃と前頭葉をバランスよく成長させるためには、人間関係がポイントであると報告していた。子供時代にいわゆる「じゃれる」こと。互いの肌感覚を味わう必要があるわけ。将棋などもPCとしていると前頭葉は機能しないが、対人的に行うと活発化する。かくしてゲームなどにのめりこむ時、人の前頭葉は機能低下を起こす。これがいわゆる「脳内汚染」であり、昨今の猟奇的事件のルーツである。
要するに人間は肌で自然や人の温もりを味わう必要がある。このタッチがないと大脳は前に述べた仮想化を起こし、人間性を育むことができない。実は信仰も同じこと。神学書に埋没しつつ論争に明け暮れ、互いに虚勢を張り合い、虚しいいわゆる儀式や奉仕にのめりこむ時、大脳も偏向した成長をする。かくして神学オタク、霊能者オタク、リバイバル・オタクが誕生する。彼らは生身の肌感覚で人と触れることができない。それを煽るのがネットである。
私は結婚生活や子育ての経験のない御リッパな「結婚評論家」や「カウセンセラー」のお話などはまったく信用していない。経験がない者にどうして分かるだろうか?しかし現実にはこういった「専門家」が多いのだ。彼らの大脳のMRIを診ればおそらく相当に偏った機能をしているはず。
私たちにとってもっとも大切なのは、人間生活を淡々と、当たり前を当たり前に、普通のおじさん・おばさんとして生きること。信仰と私たちの「生」は分離し得ないのだ。現在これらが切り離された生の「生」を知らない、仮想的信仰に生きる「クリスチャン」があまりにも多い。これがニッポンキリスト教の病理のルーツである。すでにこの業界自体がヴァーチャルな世界なのだ。
(影の声:私はニッポンキリスト教の牧師や信徒の大規模な心理テストとMRIによる大脳の検査をしてみたいと内心感じている。相当にヤバイ結果が出るような気がするが・・・特にセンセイたちが・・・汗)
トム・クルーズの『マイノリティ・レポート』の一歩手前。この映画では超能力者の予知によって犯罪を犯すであろう人を、犯罪を犯す前に逮捕すると言うストーリー。911テロの背後にイラクが絡んでおり(誤情報だったが)、フセインはテロをこれからも行うであろうから、ブッシュは攻め込んだわけだが、まさに映画を地で行ってしまったわけ。
前に今後の日本は「見ざる・聞かざる・言わざる」的社会になるであろうと書いたが、これがもし法律として成立したら・・・やや寒い。この法律も国際条約の流れの中で出てきているようだが、もちろんアメリカの思惑があるであろうことは想像に難くない。スタローンの『デモリッションマン』に描かれた、みんなが仲良く、品行方正、清く・正しく・美しくのキモイ社会ができてしまいそうだ。(うん、これはすでにあるどこぞの世界かも・・・?)
長女が手塚治虫の『火の鳥』の「輪廻編」を読んで、こわかったと言っていた。永遠に生きるなんてことは恐ろしいわけ。アダムが罪を犯して後、神は永遠のいのちの木への道を封鎖されたが、もし罪を犯したまま神から離れて永遠に生きるなんてことは実に恐るべきこと。いのちの木への封鎖はイエスが来たときに解除されたが、これは神の憐れみである。
で、本日は朝青龍に土がついたが、力士がよく「一日一日です・・・」と言う。この気分は今のわたしにはよく分かる。あと5週間休みなし、と考えると途方もない感じがしてしまうわけ(大げさだよ、との声もありますが^^)。このような場面ではとにかく目前を生きるだけ。
「後ろを省みることなく、前を慮らず」と言う禅語があるが、わたしたちは過去に生きるのでもなく、未来に生きるのでもない。神は時間と空間を越える方であるが、モーセに啓示されたその名は「ある」であって、それは常に現在形。永遠の現在の方。心を病んでいる人は現在にとどまれない人。今ここに生きることができない。
もちろんわたしたちには主の再臨と言う希望があるが、しかしそれは希望。対して信仰はつねに現在形。絶えずこの現在にとどまり、今に生きる姿勢を取らないと、わたしたちは過去の泥沼や未来への不確実さで現在の生き方が麻痺してしまう。かくして力士の「一日、一日です」はわたしたちの言葉でもある。
・だから、明日のことまで思い悩むな。明日のことは明日自らが思い悩む。その日の苦労は、その日だけで十分である。
・今日、あなたたちが神の声を聞くなら、神に反抗したときのように、心をかたくなにしてはならない。
福島の山小屋から降りてきた菅原兄弟にお願いします。彼とは一回りも年齢が違いますが、もう25年に渡る交わりがあります。私が独身時代に、彼の隣のアパートにいて、よく食事などのお世話になりました。
この数年間、ニッポンキリスト教界で分かったことは、「クリスチャンの交わり」なるものがきわめて不真実でかつはかないこと。些細なことで裏切られたとか、傷つけられたと、些細な聖書解釈の違いとかで、交わりが絶たれてしまいます。ある意味で人間性が幼稚なのですね。傷つき易さは幼児性のひとつの兆候です。ウォッチマン・ニーは何にもまして交わりを維持することと言っている。
このような中で25年間も真実な交わりにとどまれることは実に幸いなこと。「遠くの親戚より、近くの他人」、もとい、「無意味な千人との関わりよりも、意味のある少数の交わり」。イエスは交わりの最小単位として二人を一組にしました。彼がいなかったら私の信仰生活はとっくに頓挫していたことでしょう。
・二人または三人がわたしの名において集まるところにはわたしもまたいるのである。
・わたしの偽りによって神の真実がいっそう明らかにされて、神の栄光となる。
例の逮捕された産科医の件で、日常の診療に支障が出ている例が80%。(→記事)結局私が予想したとおり、その弊害を蒙るのは患者なのだ。
またブッシュのイラク戦についてもあれほどにブッシュを支持した大衆が抗議の声を上げ始めている(→記事)。やや遅きに失した印象は否めないが、さて、ニッポンではどうでしょう?小泉さんは最後までブッシュ支持ですかね?
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さあて、あすから6週間ほど休みなしの体制が開始。やや重い・・・。
再建主義の富井さんが論じています:
引用---
カウンセリングを求めてくる人に共通する点は、「聖書を信じられない」ことである。・・・
霊的な人とは、「御言葉にしか頼れなくなっている自信喪失者」である。
御言葉が倒れれば、自分も倒れると考え、必死になって聖書にしがみついている人である。
本当のカウンセリングとは、「自分自身に存在する固有の属性への信頼」を取り戻させることではなく、「聖書の御言葉の約束への信頼」を強固にする手伝いをすることである。
「自分自身を信じなさい」ということではなく、「御言葉の約束を信じなさい」ということである。
終了---
これはまったくアーメンですね。彼の主張はかなり部分で同意なのですが、ただ一点律法の扱いが・・・。クリスチャンってなんとも不思議なものです。
バルコニーに人工芝を張りました。腰も張りましたね。でもなかなかイイ。このチェアで"Plein Soleil・・・"とやるとね^^
今日は富士山は見えませんが、プリンスペペとランドマークタワーが見えます。
このサイトは、何と中国でも読まれているようだ。中国の某所で紹介されている。北朝鮮では読まれてないよな。ジョンイルさんのことをうかつに書けなくなると困る。
と言うわけで、何が言いたいかと言えば、ブッシュが横田さんをハグして、隣に女の子を座らせて、「この会談は就任以来の感動だ。国の指導者が小さな女の子を拉致せよと命じるなんてアンビリバヴォ!」とやったわけですが、私は「国の指導者が根拠のない情報の基づいて、主権国家に軍事力をもって入り込み、その指導者を追い出し、一般人を15万人も殺害するなんて信じられない」と思うわけです。
政治は所詮パフォーマンス。そこに真実はない。しかし横田さんたちは自分の人生を政治と言うパフォーマンスに預けざるを得ないわけ。体調も芳しくなくなっているようで、実に痛々しい。小泉氏の再度の訪朝があるかどうか。こちらもパフォーマンス上手だから・・・。
30uあるルーフバルコニーの防水改修が終わったので、人工芝を張り、木製のテーブルとチェアを置くことにした。昔、子供が小さい頃は夏にはテントを張って、その中で夜を過ごしたりもした。BBQなどもね。何とか彗星を夜中観察したりとか。また時間がある頃は裸になって寝そべって肌を焼いたものだ。まだ植木とかは早いと思うが、プランターで花を植えようとかも考えている。
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私はコンタクトをしているが、今年のドッグで視力が1.5に上がっており、ショックを受けた。つまり近間がきつくなっているわけ。家ではメガネなのでいいのだが、職場で本を読むがきついわけ。というわけで、ついに老眼鏡を買ってしまった。現実をつきつけられた気分・・・。
次のキラーアプリは宗教か?--盛り上がりを見せる「教会関連技術」市場
いかにもアメリカ。ニッポンキリスト教の牧師たちの射幸心を煽ります。しかしね、この度の3兆円といい、ベニー・ヒンやメガチャーチといい、切っても切れない腐れ縁、アメリカとニッポン。
再建主義の富井氏が、天皇の戦争責任を追及せず、日本人のルーツがユダヤ教にあることに目覚めないと日本はキリスト教国にならないと言われる気持ちも分かる気がする。このままだと、どこかにニッポンの(仮にそれが肉的であったにしても)アイデンティティの根拠を据えないと、ニッポンは融けてしまう危機感を覚えるからだ。(私は日本が「キリスト教国」になって欲しくはないが・・・)