* 旧Dr.Luke的日々のココロ *
一路山道をくねくねと走り、兄弟の山小屋に戻る。途中でここでもご紹介している芋久保さん(HN)のお宅を訪ねる。東京の大ホテル勤務を途中で止め、現在は木こりをして、800坪の土地にログハウスを造るべく準備されている。現在は『北の国』からを地で行く可愛い小屋に住まわれる。造りがやさしいご本人を表現して何とも・・・。ヘンゼルとグレーテルのお菓子の家のような佇まい。どぶろくの差し入れ感謝でした。
かくして夜またしばしの賛美と交わりの時を持ち、盛りだくさんの2日目も終わり。
S氏と共にグリーンツーリズムを企画しているY氏−通称つしまの徳さん−も加わる。大阪弁の実にいい味を持つ人。彼も大阪・横浜でビジネスマンとして活躍し、定年を待たずに移住。ログハウスを3つ所有し、ロッジ経営もしている。彼らの夢企画をたっぷりと伺う。いやあ、こうやって夢を追いかける老後は素晴らしい。S氏のお宅の農機具置き場に何とも言えない郷愁を覚える。
驚いたことにあの
V6TOKIOがイロイロなことにチャレンジするダッシュ村がすぐ近くにあると分かり、ミーハーな私はさっそく探索に(場所はヒ・ミ・ツ)。ところが門のところにえらくカメラなどのガードが固く、中には入れない。望遠で中をちょこっと撮らせてもらう。こういた番組が人気あるのも、今の価値観が一元化され、単調な歯車的人生に飽き足らない人が多いからだろう。かく言う私もけっこう観ている。続いて温泉に漬かって脱力した後、近くの山の中にある詩人草野新平の別荘を訪ねる。茅葺の立派な和風造り。周りには池もあり、かなりイイ雰囲気。こういったところで風呂に入り、山を散策し、詩を作ると・・・。う〜ん、夢だなあ。
山の朝は実に気持ちがイイ。広葉樹を通して、朝の陽射しが透き通る。午前中、しばしの交わりの時をもち、11ごろからBBQの準備。昨晩も焼き肉だったが、山ではけっこう食欲が出るもの。
たっぷりの食材で次々と料理ができる。中にはタイ風ホワイトカレーを作ってしまった姉妹も。いかにもアジアンテイスト。汗をかきながら肉を焼き、皆さん、よく平らげました^^これで1カ月は肉はイイと思えるほどに食べた。
午後はまたIターンの人たちを訪問。まずはS氏。彼は某大企業で国際的に活躍されてたが、ボロボロになったそうだ。定年後ここに移住。しかも若い頃のブラジル移住の夢を実現するべく、完全に自給自足を目指し、8,000坪の土地に水田(古代米!)と畑、ヤギの飼育。採れたてのじゃがいもを下さった。自給して余った分はタダで人にあげるのが楽しみだそうだ。
午前9時半に横浜を出て、一路常磐道で福島へ。午後3時ごろ着。 さっそく近隣の山暮らしの元都会人を訪ねる。一人目はH氏。元横浜人にして僧侶。1万坪の土地を持ち、いやあ、迫力満点。ライフスタイルは自分でログハウスを建て上げ、西部のカウボーイ的。その風貌に反してやさしい人。金や地位で買えない真の豊かさとは何を力説していた。
二人目は3月にお会いしたN氏。400坪の庭園をすべて自力で作り上げた方。元横浜の喫茶店のマスター。この方も明確な人生哲学を持っている。奥様の手作りのクッキーがおいしかった。人と会えないのがややさみしいとおっしゃっていたが、Blogをやればいいかも。
夕食は都路村村営のレストハウスで、都路牛の焼き肉。カルビとロースが実に口にやわらかく美味。夜は賛美を歌い、しばしの交わりの時。普段聞けないそれぞれの証を伺って、楽しく過ごす。おじさん・おばさんでも結構イケる^^(今回は20台のMちゃんも加わって下さり、感謝でした。)
亀田、勝ちましたね。「親父の方法が正しいことを証明できた・・・」と泣き崩れた。今日(きょうび)、こういった親子鷹の話はなかなかイイ。甘えの構造でベタベタのニッポンキリスト教も学ぶべきだろう。勝敗が明確につくスポーツは気持ちがイイ。
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このところ天皇の発言メモとか「君が代」とか。なんだか霊的雰囲気がずいぶんと変わってきたような。私はこういった場合、オツムではほとんど判断しない。リバ新の「社説」では理屈をこね回しているようだが、私は内なる感覚に頼る。それは明らかに「ノー」と言っている。天皇や「君が代」に秘められた真理がある?神は私たちに必要な真理を誰にも分かるように明確に聖書で語っているのではないだろうか?今後クリスチャンがふるわれ、また分裂を繰り返すことになるだろう。
・神は、かつて預言者たちによって、多くのかたちで、また多くのしかたで先祖に語られたが、この終わりの時代には、御子によってわたしたちに語られました。
・作り話や切りのない系図に心を奪われたりしないようにと。このような作り話や系図は、信仰による神の救いの計画の実現よりも、むしろ無意味な詮索を引き起こします。わたしのこの命令は、清い心と正しい良心と純真な信仰とから生じる愛を目指すものです。ある人々はこれらのものからそれて、無益な議論の中に迷い込みました。・・・愚かで無知な議論を避けなさい。あなたも知っているとおり、そのような議論は争いのもとになります。
ここで皆さんに提案したい。今イギリスで行われてキャンプのライヴ映像をぜひご覧ください。そして白いダブルのスーツで決めたベニー・ヒンから流れるものとと、飾り気の全くない普段着のコリン・アーカートから流れるものに触れてみてほしい。気品と言うか、高貴さと言うか、清潔さと言うか、それは理屈を超えたもの。私はヒンから流れる「何か」と言うか「臭い」には耐えられない。そもそもキャサリン・クールマンの墓で霊感を受ける人物とはいったいどう言う人物であろうか?このような人物の促しで「君が代」を合唱する?アンビリーバヴォ!彼にあるのは自己栄光化の霊。それが野心ある牧師たちの心をくすぐるのだ。
たとえ口では十字架を語ったとしても、自らの十字架を負っている人と負っていない人の違いは言葉を超えて明らかなのだ。その差はどうしようもない。
かつてのわが同僚副島隆彦氏(現常葉学園大学教授)の新著です。政治評論家の森田実氏との対談集。彼はアメリカ政治学の研究者でもあり、ややカゲキにして、トンデモ系とも言われていますが、面白いです。学界でも、教界でも、少々メインラインから外れたヒトの方が真実を語ります。
驚きましたね。ベニー・ヒン聖会で「君が代」の合唱だそうです。BBSにも書きましたが、お分かりになります?これが敵の方法です。集団の流れがそうなると誰も抵抗できない!その会場から立ち去った人が一人くらいいることを願います。
これがマインドコントロールの本質である「認知的不協和最小化の原理」です。この記事にあるとおり、初めはとまどう、しかし流れに抗せないと、それを行う、その結果を正当化し、自分の一部に組み込む。ここに参加した人たちは今後「君が代」を歌うことは当たり前になることでしょう。そうしないとこの時の自分を否定することになるからです。こうして徐々にしかし確実にクリスチャンの良心を崩していくのです。大きな堤防も針の一穴から崩壊します。
それにしてもこの村上何とか言う牧師はベニー・ヒンを擁護していらして、リッパな先生だこと(実は自分を擁護しているのです)。すでにWW2の教訓は過去の遺産となっているようです。なぜ拒絶しないのでしょうか。しかしリバイバル新聞も単なるチョウチン記事を書く御用新聞になってしまったのでしょうか・・・。社長の谷口さん、あの頃おっしゃっていたことはどうなったのですか?
今イギリスではシルベスター・スタローン似の(やや人相が悪い^^)クリストファー・アラムのダイナミックなメッセージ中。宗教にはいのちはない。私たちが伝えるのは、宗教ではなく、いのちなるジーザスであると!しかしパソコンでキャンプに参加できるとは。93年に初めて参加した時代と隔世の感覚!
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ガトリンがドーピングで失格の危機にあると言う。検査法が発展するとドーピングも巧妙になり、ドーピングが巧妙になると検査法も発展するわけ。今回は相当に高級な手法で発覚したようだ。しかし本音を言うと、私たちサイエンティストの関心としてはドーピングしてもいいから、人間の限界はどこにあるのかを見極めたいのですね。ゴルゴ13でスーパーヒューマンを実験室で作る話があったが、かつて東欧圏では活発になされていた。
人は神の形をもっているが、堕落によってその能力が潜在化した。その能力を開発することは大いなる肉の誘惑なのだ。ウォッチマン・ニーはその著"The Latent Power of The Soul"(CFP)においてその危険性を述べている。現代の徴や不思議だけを追求する油注ぎの器たちもそのような力を用いている可能性がないとは言えない。ジェシー・ペンルイスやオースチン・スパークスなどはその警鐘をすでに鳴らしている(→こちら)。
神の業は愚かにして弱く力のない者を通して神の力が流れることによる。私の無力に現れる神の力。それはジーザスにある!
(注:*より下はメッセージの内容ではありませんので・・・)
試験は明日で終わり。本日は昨日の650人分の報告書を作成。マークシートにちまちまと鉛筆で塗りつぶしていくわけで・・・。忍耐が養われます(= =;A
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プールの排水溝に吸い込まれて死亡した女児の事故はゾッとする。20mも吸い込まれたようだが、その時の気持ちを考えると・・・。母親の目の前での出来事だったそうだが、私も親としての立場で、そのお気持ちは耐えられない。
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イスラエルとレバノンが交戦中かと思っていたら、北朝鮮が38度線付近で発砲。韓国が応戦したそうだ。どうもあまりイイ話がない。ガソリン代は悲鳴に近いものがある!
午後二つ試験があり、現在待機中。今年は学期が長い!
「景気回復」が叫ばれていますが、人々の士気は低調。これがじわじわと社会を蝕む死に至る病の兆候です(→記事)。二分化現象による負け犬根性が広まっているのです。教界は閉鎖社会日本の病理が凝縮されていると前に書きましたが、すでにこの病が蔓延しています。それに対するアンチテーゼとして「リバイバル音頭」をヒステリックに叫ぶわけです。健全な人は、社会でも、教界でも、黙々淡々と当たり前の日々をごく普通のおじさん・おばさんとして生きているのです。
本日のサンプロで遺族会の古賀誠氏が靖国護持を唱えていた。彼は戦争で父親を亡くし、このために政治家になったそうで、ある種の迫力と言うか、こわさを持っている。その彼も例のメモは天皇の言葉であるとして、改めて天皇を尊敬すると述べていた。
彼は分祀論を唱えるが、実はわがかつての同僚で神主の竹内氏によれば、神道的には一度神様として祀られたら、いわゆる「移動」はあり得ないとしています。分祀とはむしろ増殖を意味するそうです。つまり靖国から別に神社に分祀されると、両方で祀られることになるわけ。というわけで分祀論は神道的にはナンセンスな議論だそうです。う〜ん、これは知らなかった。
神道の神様は私たちの神(God)と相当に違うようですね。一部のクリスチャンによるとある神社の神はイスラエルの神であり、日本こそ至聖所であり、新天新地であると言うわけですが・・・。私は類似点は認めつつも、そこまで入れ込むこともなかろうとやや引いておりますが。
靖国神社はやはり日本の霊的要塞です。聖霊派のようにぶっ壊すことはないですが(ぶっ壊しても無意味、要塞は人の心の中にあるから)、これは一筋縄では行きませんね。もっともニッポンキリスト教もひとつのリッパな要塞となっていますが・・・。
セレブレーションは次回と次次回はお休みです(自由に集まります)。木曜日から2泊3日で福島の山小屋で兄弟姉妹とキャンプ。けっこう楽しみかな?その後田舎へ、そこから白河郷へ2泊3日。そして同級会。そして伊豆の温泉も・・・と。イロイロとスケジュールが入っております。大学教師はこのような時間をもらえるので感謝です。というわけで、皆さんも夏休みをエンジョイして下さい。
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それにしてもBBSでもいろいろ証がありますが、ニッポンキリスト教の惨状は、これまで立派な先生たちが撒いてきた種の刈り取りなんでしょうね。このギョウカイは倒錯していますし、深入りすべきではないです。まして自分の人生の一部ともすべき処でもないです。「君子危うきに近寄らず」が一番です。ニッポンキリスト教界からのエクソダスが必要ですね。そのためにはそれぞれの自立が必要です。
あざける者を戒める者は、自分が恥を受け、悪者を責める者は、自分が傷を受ける。あざける者を責めるな。おそらく、彼はあなたを憎むだろう。知恵のある者を責めよ。そうすれば、彼はあなたを愛するだろう。知恵のある者に与えよ。彼はますます知恵を得よう。正しい者を教えよ。彼は理解を深めよう。