提言

ご紹介します

Salt氏が紹介してくれている人形作家の作品です。感動しました。何だかウルウルしますね:

故郷のたからもの−高橋まゆみ創作人形の世界-

また前にも紹介しましたが、私の義姉がお世話している人形作家の与勇輝氏の作品も紹介します。高橋氏が老人ならば、与氏は子供たちです:

河口湖ミューズ館−与勇輝館−

そしてBBSにも出て下さるアイルランドの夢見さんのサイトもご紹介しましょう:

The Baby Fairies

サラ・ジェインちゃんの奇跡の証しはこちらをどうぞ。

いのちの温もりって何だか感動しますね。歳取ったせいか、やたらとウルウルするようになってしまいました。

簡単な思考実験

キリスト教界の中でイロイロな教えや、主義や、教義や、実行や、流行や、人物が現れては消えしている中で、何が主からのもので、何か別の霊からのものかを判定するにはどうすればよいのか、とのご質問をいただきました。

それは簡単です。物理学ではなるべく極端な状況を考えて思考実験すると本質的なものが浮き彫りにされます。次のような思考実験をしてみて下さい:

・もしソレまたはそのヒトが教界から社会一般に100%広まったらどんな状態になるだろうか?
・そこに安心感があり、満足感があり、喜びがあり、愛と平安があるかどうか?
・主イエスのご性質を反映しているかどうか?

表向きの理屈や教えなどはあまり本質ではありません。ソレを語るヒトの有様がむしろ本質を証明します。

神学と精神病理

と言うタイトルで論文が1本書けそうだ。前にも指摘したが、神学はその人の精神病理と密接に関係している。これはますます立証されてきている。

繰り返すが、ニッポンキリスト教には病理サンプルに事欠かない。私は一度牧師たちや神学者たちの大規模な人格テストを試みたいと思っている(実際にはエライことになるだろう・・・汗)。聖霊派、福音派、主流派それぞれの人格傾向が分かると思う。しかもこれは相当に明確に出るものと予想している。

実はバイブルカレッジのあるコースでは、「ミネソタ大学人格テスト」を行なっているのだ。これはアダムにある自分の構成を知るため。まずは自分を省みて、自分を知ることからスタートする。自分が見えない人、病識のない人は、精神科でももっとも処置に苦労するのだ。

ビョウキの人、カルトや異端にはまる人、あるいはある「派」や活動にはまる人の特徴は、自分を省みることができないこと。つまり病識の欠如。ニッポンキリスト教にはこの種の人物が相当に多いと推測している。特に熱している人たち。それも霊ではなく、肉に燃える人。

私たちは主イエスに対する愛で燃えてはいても、どこかに醒めている部分を維持する必要があるのだ。

目を覚ましていなさい。堅く信仰(独善ではない!)に立ちなさい。

オンライン・バイブル・カレッジ

前々からの懸案であったオンラインでの学びのコースですが、ようやく実現へ向けてただ今準備中です。これまでにテープで提供しておりましたが、テープコピーで疲れ果ててしまい、ご注文をいただいている方々にもご迷惑をおかけしてきました。なにしろコピーが追いつきませんで、お手上げ状態でした。何卒よろしくご了承下さい。

まずは「真理はあなたを自由にする」と「クリスチャン・プラクティカル・コースT,U」からスタートできそうです。その他のコースもそう遅くなく提供できると思います。

予定している形は、

1)テープの代わりにオーディオ・ファイルをサーバーから落としていただくだけのコース

2)レポートを提出していただき、要件を満たした場合、Certificate(修了書)を発行するコース

を考えております。2)のコースではご質問やディスカッションをメールまたはクローズドBBSでできるようにし、レポート提出もメールで行ないます。すでに大学でもネット大学ではこのような形になりつつあります。

いずれもこれまで受講生とテープ購入者の皆様との公平さのために有料になります。詳細は後ほどアナウンスいたします。

TB第一号を記念して・・・

昨日の記事に何と見知らぬ方からTB(トラックバック)がついているではないか。驚きました。こんなマイナーなBlogにどうして?

で、さっそく飛んで見るとかなりややこしい議論が展開されている。筆者は生化学の専門家のようで、クリスチャンではなさそう。進化論がすでに公認された、現在にあって生命の起源を説明し得る最も合理的な理論であって、いわゆるキリスト教原理主義者の唱える創造科学はトンデモ系の疑似科学であると言っているのだと思う。

私の論考もけっこう進化論と創造論を論じるサイトの創造論側にリンクされている。が、実は私もまったくその通りと考えている次第。創造主を考慮しなければ、進化論が最も合理的な説明になる。BBSでも述べましたが、サイエンスは神の存在を否定するものでも、肯定するものでもない。現在与えられた証拠(エヴィデンス)と事実(ファクト)に基づいて、現在なし得る説明を加えるだけ。

おいおい、Dr.Lukeは聖書を信じているのではないのか?ハイ、聖書を信じ、自然は神が創造されたと信じ、イエスを信じておりますが、いわゆるクリスチャンたちの唱える「創造科学」は、一サイエンティストとして、ちとゴメンなのです^^

上の筆者も言われるとおり、第一に進化論をあまりにも理解していない。だから進化論に対する批判が見当ハズレ。下でも述べたが、相手を理解しようとしないで、批判がオツムの中での一人相撲。せめて木村資生の中立説を確率微分方程式を解いて説明できるくらいにしてから批判して欲しいもの。

次に批判の姿勢があまりにもエキセントリックで幼稚。これも下で述べたが、大人として相手に敬意を払いつつすべきであって、創造論を認めない者は人にあらずみたいな態度はいただけない。まして人格攻撃などは論外。

結局のところ創造科学の素人ぽっさを露呈し、専門家はのけぞってもう誰も相手にしなくなる。あのね、忙しいのだ、みんな。どうもクリスチャンたちが血肉に(霊にではなく)燃え、熱心になればなるほど、人々はむしろ引いてしまって、遠巻きにご苦労様なこととなるわけ。

人々は私たちの神学や聖書解釈の正しさを見ているのではなく、私たちの態度や行動、つまり人となりを見ているわけ。目一杯の自己主張だけで見られている意識があまりにも希薄なのが幼児性のひとつの特徴。このTB先の論からはクリスチャンの論からよりも多くを学ぶことができると思うのだが・・・。

もしも私が小泉氏だったら・・・

細木かず子を亀井静香氏の刺客として送りますね^^(←一応、冗句ですから・・・)
(でも彼女、中々含蓄のあることを言いますからね・・・)

それと中曽根(パパ)氏が、「政治家は勇気が必要だ。続けるよりもやめる方が勇気が要る。小泉氏もその勇気を持つべきだ」と評していたが、イイ台詞だ・・・。

真実を知ること

あすはまたオープンキャンパスでお客様の接待なので、午前中プールとサウナ。障害者を持つ家族たちがスキンシップをはかるために大勢来ていた。しかし福祉現場では予算のカットなどで相当に苦しいものがあるとのこと。私が知っているある精神障害者をケアする施設でもほとんど国からの援助はない。スタッフはボランティアなのだ。ニッポンは、社会の役に立つ者は手厚く、役に立たぬ者は切り捨て。

昨日紹介した『文藝春秋』は、かの田中角栄を追い詰めた雑誌であり、内容は相当に硬派である。しかしこの雑誌の情報量は相当のものがある。今回も政府が隠している情報を赤裸々にレポートしているが、これを見ると「無知は罪である」と思わざるを得ない。ホセア書には「わが民は知識がないことによって滅びる」とあるが、無知が国全体の将来を左右するのだ。このような雑誌が『女性セブン』くらいに売れるならばニッポンの将来は明るいのだが・・・。

東洋のリチャード・ギアとかヨイショされて大衆迎合のうまい人物がとった今回のコロセアム型選挙はおそらく今後のニッポンの進路を決定した。もう一度繰り返すが、われわれはすでに種を撒いてしまったのだ。その実を刈り取るものもわれわれ国民である。過ぎし10年間はバブルに踊った後始末だったが、来る10年は小泉氏に踊らされた実を刈り取ることになるだろう。確かに効率はよくなる。自由競争もできるだろう。しかし徳はない。ここでもニッポンの将来像を予測しているが、今のアメリカを見ればある程度見えてしまう。

さて、さて、お覚悟はできていますかな、各々方・・・。

「宰相小泉が国民に与えた生贄」

と題する論文が『文藝春秋十月号』に載っていた。今回の選挙に対する政治学の京大教授中西輝政氏の論考である。これまで私がここで書いてきたことと本質的には同じであるが、啓発される部分が多かった。要点をまとめると−

1)今回の選挙は「劇場型政治」と言うにとどまらず、大衆が剣闘士の戦いを喜んでいる「コロセアム型政治」である。このような場合、内容の勝負ではなく、仕掛けた方が必ず勝つ。
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自分を客観視する必要性

このところBBSでも種々の問題が論じられてきて、ニッポンキリスト教という世界と言うか、ギョーカイが相当にフツウではないことが分かってきた。しかも、こういった議論をしていると必ず言われるのが、「Dr.Lukeは愛がない。裁いている」とか・・・。「カミっさまわあ〜」的説教にMC(マインドコントロール)されたあまりにも予想通りのワンパタン反応なので、これまた相手にするのもつまらない。自分を外から見ると相当にオカシイんだよと、ちょっとオツムを冷やして見てほしいのだが・・・。

で、今回私の予備校の同僚のサイトを紹介したい。彼は芸術家で(アクションを伴う激しい作品で、私は個人的には好きである)、ペルー大学の教授などもしている。彼はクリスチャンではないが、スピリチュアリティに相当に傾倒しており、話をしていてもなかなか面白い(どうしてニッポンキリスト教徒にはこのような面白さがないのだろう・・・素朴な疑問)。彼がいわゆるキリスト教やイスラム教を論じているので、ちょっと耳を傾けて見て欲しい。

こちらをクリック→内海信彦Official Web Site

注:現在、一部閲覧できなくなっているようです。ちなみに彼の作品製作場面です。カゲキですね^^

彼の作品ギャラリーはこちら。本物はスゴイ迫力です。

IDLEな試行

このBlogは"IDEL UTTERANCE"、訳すと「なまくら語り」です。そこで、つまらないと思いつつ、次の手順を実行してみて下さい。(私はちょっと驚きました。)

9・11で崩壊したWTCビルの住所はニューヨーク・クイーンズ通り33番地。略してQ33NY。さて、次のことを試してみてください。

1)Microsoft Wordを開く
2)半角大文字で Q33NY を入れる
3)これらのサイズを72にする
4)これらのフォントをWingdingsにする(フォントの一番下の方にあります。番号のないもの)

誰がこんな現象を発見するのでしょうね?

ニッポンの行方

9・11選挙ではどう行動すべきか、少々迷う部分もある。が、自民であれ、民主であれ、マニフェストの微妙な違いは本質的ではなく、日本が置かれているポジションから考えると、遅かれ早かれ同じ結果である。350兆はまず間違いなく大資本に吸収される。なぜならそれが法則だから。金は金を求めて集まる。共産党や社民党が言っているような、「くらしと平和」と言ったのどかな(と言うか、現実逃避的な)話はもはや通じない。

今後はズバリ、弱肉強食の二極分化。富む者はますます富み、持たない者は・・・である。われわれはこのような大潮流の中で自分の生き方を考えていかねばならない。クリスチャンはこの世の者ではないが、この世にいる者なのだ。主イエスも祈って下さった:

彼らをこの世から取り去ってくださるようにというのではなく、悪い者から守ってくださるようにお願いします。わたしがこの世のものでないように、彼らもこの世のものではありません。真理によって彼らを聖め別ってください。あなたのみことばは真理です。あなたがわたしを世に遣わされたように、わたしも彼らを世に遣わしました。


私たちは世に遣わされた者であって、ニッポンキリスト教界と言う閉鎖社会で自己満足的なミエの張り合いをしている民ではない。前から言っているが、モーセにせよ、ヨセフにせよ、みなこの世であるエジプトで学び、訓練を受けた。この世で生きることができない者が、どうして神の国で仕えることができようか。肉に仕えることを知らずして、霊に仕えることはできない。だからこのギョーカイ、妄想が多発するのである。

わたしはあなたがたを世に遣わすが、あなたがたは鳩のように素直に、蛇のように賢くあれ。


クリスチャンよ、キリスト教界という閉鎖されたギョーカイを出でよ。世にあって富みかつ健やかに輝くように!

鬱病になる人は・・・

先の日記に、「鬱病には自己欺瞞がある」という部分に関していくつかの抗議メールをいただきました。ちょっと弁明しておきましょう。

鬱病には内因性のもの(人生の事件と関係なく起きるタイプ)と、外因性あるいは反応性のもの(人生の出来事によって起きるタイプ)があります。前者は後者よりも重篤で、シナプスの神経伝達物質などの問題があります。最近では副作用の少ないセロトニンをコントロールするSSRIなども出来ていますが、このタイプは大脳生理学的異常があるわけです。
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面白い人

BBSに紹介した神主兼予備校講師はYゼミをスキャンダルで首になったのですね。そのスキャンダルについてはライバル講師が怪文書を流すなどしたわけですが、本人は事実無根であるとしています。で、彼は、真偽はどうであれ、潔くYゼミの人気講師を退いたわけです。年収3-4千万はあったでしょう。その後心配してもいたのですが、見事にサバイバルしています。著書も17冊。実に面白い。

私はいろいろなギョーカイの人たちと付き合っています。そのスペクトルは博士・学者・弁護士・医師・公認会計士・政治家から、ホームレスのオッチャンまで。で、付き合っていてつまらない人たちが、サラリーマンに学校の教師です。サラリーマンには自分を押し殺している独特の窒息寸前の雰囲気があって、ソツがない人ほど、「本人」に触れることができない。公立学校の教員もつまらない。言うことがワンパタン。発想は貧弱。理屈は垂れるが、教科の実力もない。これは生徒がすぐに見抜く(彼らは塾や予備校で目が肥えている)。
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