内在する罪


内在する罪 RES
[1] Fuka( … 回) [引用] 2004/10/24/Sun/20:25 (No.59)

  Lukeさん、こんにちわ。
聖書のキーワードの「サタン」の箇所、とても分かりやすかったです。
「内在する罪」とサタンはどのように呼応しあっているのでしょうか?それはアダムの時にできたもので、生まれたての赤ちゃんにもあると聞いています。
聖霊と神様のつながりのように、内在する罪とサタンは繋がっているのでしょうか?
だとしたら祈ることがとても大切ですね。
どうぞ宜しくお願いします。

[2] Luke( … 回) [引用] 2004/10/24/Sun/21:21 (No.60)

  そうですね、内在の罪(Sin)はアダムにあって全人類に入り、死をもたらしました(ローマ5:12)。もちろん罪(sins)を犯したことのない赤ちゃんもそれを受け継いでいます。

サタンは私たちの肉(霊から独立した魂と体の相互作用とかつてのそのパタン)を刺激し、内住の罪を刺激します。霊に頼らず自分の方法で自分の必要を満たす試みが罪です。ですから良い事であっても、それが肉のものであれば立派な罪です。すべて信仰によらないものは罪なのです。

パウロは内住の罪を人格化して表現しています。ウイットネス・リーや、時に他の人々もこの罪をサタンであると言っていますが(「肉のうちに悪魔がいる」などの表現)、これではクリスチャンの中にサタンがいることになりますから、危険な教えです。

サタン的な性質はあるでしょうが、人格を持つサタンではありません。サタンはひとりの霊的人格者であり、神のように偏在することはできません。聖霊は神のパースン(人格)そのものですから、私たちのうちには神が臨在してます。しかし人格化された罪はサタンそのものではありません。この意味では聖霊の内住とは本質的に異なります。

ただサタンは思いに働きかけ、私たちの肉を刺激し、内なる罪を活性化することはできるでしょう。このときの鍵は十字架の死に留まることができるかどうかです。

[3] Fuka( … 回) [引用] 2004/10/25/Mon/10:37 (No.61)

  Lukeさま、いつも本当に分かりやすい回答をありがとうございます。そういうことだったのですね。きっちり区別がつきました。

ところでサタンも神様の創造物なので人に幻影をみせることはできても奇跡は行えない・・という神父の言葉の一説が「エクソシストと語る」(小学館:島村菜津 著)にでてきます。
この本に登場するカンディド神父には感じ入りました。
1〜2%は説明のつかないものもあるらしいですが、この奇跡は行いない、というのはどういうことなのでしょうか?神様が決してそれをお赦しにならないということでしょうか?
イエスさまは奇跡を行われました。
狂信的に憑依現象というものをとらえない為にも、なにか参考になることがありましたら教えてくださいませ。
度重なる質問で恐縮です。

[4] Fuka( … 回) [引用] 2004/10/25/Mon/10:39 (No.62)

  「エクソシストとの対話」でした、、。

[5] Luke( … 回) [引用] 2004/10/25/Mon/10:50 (No.63)

  サタンもしるしや不思議は行い得るでしょうね。彼は神の業を巧妙に真似することが得意であり、フェイクを産み出す天才です。私が聖霊派の姿勢を好まないのは、この現象追求型であるからです。私はあまり現象がどうのこうのは好みません。

また教会では心を病んでいる人々の病理現象と霊的現象が絡んで、ややこしいことが起きる傾向があります。特にパラノイド(被害妄想)の病理はきわめてよく観察されます。自己憐憫の霊とたいていは共に働きます。

聖霊派では何でもかんでも悪霊つきにしますが、これ自体が迷信です。サタンの業と人の自己責任の範囲を明確に線引きする必要があるでしょう。ただMPD(解離性障害)や精神異常と霊的要因の関わりはまだ十分に研究されていません。牧師は幼稚ですし、学者は霊的なことに無知です。特にニッポンは寒いですね。

[6] Fuka( … 回) [引用] 2004/10/26/Tue/10:12 (No.64)

  Lukeさん、明解なお応えをどうもありがとうございました。
現象を追求することは危険ですね。
一人歩きしないよう、常に主の御旨に付き従っていきたいと思わされました。
ありがとうございました。

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