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まったくおっしゃるとおりです。ニッポンキリスト教のナベツネ的体質は何とかなりませんかね。もっとサイエンティストが教界でも表に立つべきでしょう。サイエンスもこの世も知らない、温室で変性した神学オツムだけでは困ります。
堕胎については、受精卵が子宮壁に着床した段階でひとつのいのちが誕生しています。これを人の作為で除去することは立派な準殺人行為です。私は中絶には明確に反対します。
クローンについては、聖書から見てどう判断するか、聖書の根拠を挙げることは難しいでしょう。ただクローンは生殖細胞によらない生命発生ですから、自然の用を異にしているわけです。原理的にはDNAがあれば生命発生をコントロールできますが、その時点ですでに人が神から託された主権裁量の領域を犯していると思います。よってクローン人間の誕生については私は反対です。
今日の日経新聞でも中国で中絶胎児の細胞を用いて日本人の脊髄治療が行われていると言う記事がありましたが、線引きを明確にしないと危ないでしょう。今後EB細胞(ES細胞)などのコントロールによって臓器だけを造ることができるようになります。それまでして地上に長生きしたいのでしょうか?そもそも「生きる」ってことを根底から考え直さないとなりません。 |