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Re:いろいろ・・・

TIME誌によると、これまでイラクでGreen Zoneと言われていたアメリカの拠点が、ついに戦闘状態になりつつあるとのこと。前にも書きましたが、やぶれかぶれのブッシュはなまじ神がかっているだけに、何をし出すか、これから彼の任期切れまでけっこうコワイです。

Re:いろいろ・・・

撤退までの敗戦処理とその後のことが懸念されますが、最悪は、シーア派とスンニー派によるイラクの分断統治の可能性がありそうです。まさに歴史は繰り返されるのです。

ブッシュの罪

これはいずれ歴史が証明するだろうが、彼の最も深刻な罪は神の主権を犯したこと。今回元CIA長官が、ブッシュがイラク戦に入るとき、CIAの情報を軽視または無視して、実行したと告発している(→記事)。

私はすでにイラク戦については、生理的嫌悪感によると書いているし(→霊的アイデンティティの確立L)、その結末も予想している(→イラク戦に関する預言)。キリスト教の原理主義主義傾向を持つ人々はメディアでもブッシュ礼賛、さらにアメリカの福音派の牧師等も「フセインに神の裁きを!」と煽ったものだ。

日本でもハーベストタイムの中川健一氏などは、イスラエルに対する入れ込みによって、「ブッシュは聖書預言をよく理解している素晴らしいリーダーである」とか評されたようだが、現在はどうなのであろうか。ぜひ伺ってみたいものである。

かくのごとく、何かのフィルターを認知過程や価値判断においてかけてしまうと、その後の判断はすべてバイアスがかかるのだ。特に聖書を知っていると思い込んでいる人たちが実は最もアブナイ。聖書預言を知っていると思い込んでいる人たちはある種のプライドがあり、それが判断を狂わせる(→ヴァーチャル化による自我肥大の病理)。

この数年間、大体私の診立てどおりに進展してきたと思うが、いかがであろうか(→イラク戦−その後)。

自分は何か知っていると思う人がいたら、その人は、知らねばならぬことをまだ知らないのです。

Re:ブッシュの罪

イラク米兵のモラルが低下とか。確かに意義の不明な戦闘させられるわけですから。しかしこれが今のニッポンンの現状とも言えなくないですね。
http://www.yomiuri.co.jp/feature/fe4500/news/20070505i112.htm

今朝の「報道2001」での中曽根証言によると、現憲法が押し付けられたのは、天皇の地位と引き換えだったとのこと。要するにGHQ草案を受け入れなければ、天皇を排除するとの脅しによったわけだ。これもいかにもアメリカ。

また数学者の藤原氏が、日本人は狼狽すると過去をすべて否定してしまう(私の言う「水に流す」習性)。これまでに3回それがあった。ひとつは明治維新、ひとつは敗戦、そしてバブル崩壊。これは私と同じだが、「狼狽」どころではなく、「去勢」されたわけ。

かくして「個」を重んじることにより、実は「個」が失われると言う現状。クラゲみたいな人間が増えてしまった。元々、神(God)を知らない、よって罪を知らない日本は恥によって成り立っていたのだが、その恥すらも忘れ、何でもアリの現状を呈しているわけ。

・最近の日本に思う(→http://www.kingdomfellowship.com/Column/flowing1.html

・論理と美しい情緒(→http://www.kingdomfellowship.com/Column/flowing57.html

神がかりブッシュ

『文藝春秋』今月号のウッドワードのレポによると、イラク戦について、ブッシュは秘密主義を通しつつ、「父」に相談して決めたそうだ。何を隠そう彼の言う「父」とは、パパブッシュではなく、天の父のこと。完全に神がかりです。真の天の父がイラク戦を進めますか?

かくしてここに教会と国家がひとつになることの恐ろしさの証明があるわけ。『キングダム・ロスト』の世界そのもの。キリスト教徒天皇をいただくキリスト教国家ニッポンなどができたら、私は真っ先にどこかに逃げますね。聖霊派(ばかりではないですが)あたりの牧師らが「神の名」によって、政治権力を持ち、経済を運営する社会などはそれは不気味そのものです。それは2ちゃんねる的倒錯の拡大であり、倒錯が一般化すれば、それが"正常"になるのです。まことに恐ろしい世界です。

今日のセレブ

ドイツの若いご夫妻が来てくださいました。かろうじて「ヴィア、ハーヴェン、グテーン・ターゲ、ホイテ」と「アウフビーダー・ゼーエン」と挨拶しましたが、若い頃もっと語学をやっておくべきだったと・・・。

ニュルンベルグ出身だそうです。ニュルンベルグはナチスの決起した都市でもあり、ニュルンベルグ裁判のあった場所でもあります。ドイツ人にとってはある種の重い思いがあるのでしょう。

かつて西ドイツのヴァイツゼッカー大統領は「過去に目を閉ざす者は現在に対しても盲目となる」と言う名演説をしました。日本とドイツは同盟を結び、同じような運命を辿りましたが、彼らは真実を直視したわけです。しかし残念ながら日本人はどうも「臭いものには蓋」、いつまでも過去のことを言わず、「水に流せ」の文化です。水に流しても問題は決して解決しないのです。必要なのは真実を直視することにより主の血潮です。

ちなみに今日のサンプロで、アメリカはイランから和解協定を提示されたいたものの、それを水面下で流していたようです。その条件にはイスラエルを認めるともあったようですが、イラクにのめり込んで和解の機会を逸したようです。ライスもその存在を知らないと嘘の証言をしつつ、結局イランを攻めることになるのでしょうか?この国も大きな欺瞞が隠蔽されています。

北は核を放棄するか?

ついに米朝で金融制限を全面的に解除の合意がなされたと(→記事)。おいおい、もう密約があったんでしょう。日経夕刊によると、過去の不正は不問にして、未来に向かって核放棄をねらうらしいが、一度おいしいものを食べた人がそれを捨てることができますか?既成事実を作り、ついには認めさせることに長けているのです、この手の国家も個人も。

一方ではイラク増派兵・・・。いつまで続くぬかるみぞ。ブッシュが怖くなってきました。