No.1460の記事

ついに解除

日銀が量的緩和策を解除しましたが、株式市場はむしろ白黒はっきりしたということで、400円以上の上げで16,000円台を回復。金利はしばらくゼロに据え置かれるようですが、いずれにしろジワジワと効いてきます。すでに国債は値下がりしており、金融機関の含み損だけでも10兆近くになるようです。

実際、国債の2003年3月時点での
・発行残高:約515兆円
・(郵貯・簡保を含む)政府:約225兆円
・日銀:約80兆円
・民間金融機関:約178兆円(銀行:72兆円で大手5グループが約50兆円)

これがわが日本の現実。成長率も名目は低いが、実質ではバブル期並み。要するに物価上昇分(−)が底上げしているわけで、デフレってこと。金利が上がればこれらの金利返済分も増加する。速水さんは早まって金利を上げちゃってデフレを招いたわけですが、福井さんはどうでしょうか。もうちょっと待っても、と私は思うのですが。日銀では1%程度の物価上昇率を維持したいようですが、私的にはもっと積極的に「インフレ・ターゲット論」を支持しますが。泡がある方がおいしいのです、経済も。

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今年も北海道の流氷は無理のようなので、20日過ぎに伊香保と草津の温泉に参ります(泡の部分ですね)。税金の還付金で温泉というのも中々オツなものではあります^^

さて、その前に、明日はまた入試の監督と面接。ひたすら忍耐が試される日であります。免許の書換も残っているし・・・と。