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パンとサーカス

40分ほどジョッギング。この時期、刺すような冷たい空気が実に爽快。冬桜がチラホラと咲いているのも、またおかし。

 * * *

亀田事件などから分かることは、大衆はヒーローを求めると同時に、自己の歪んだ欲求を満足させる犠牲の供え物も求めるということ。それはローマの末期症状であった、「パンとサーカス」と同じ。

いわゆる"国民"が政治屋に求めるのはパンであり、また大衆がネットやテレビなどのメディアで求めるのは、ローマ時代の剣闘士たちの見世物、サーカスである。彼らの特徴は匿名。決して名を名乗っては騒がない。これが当たり前になりつつあり、それに不感症になりつつある今のニッポンはほとんどローマ末期と同じ。

キリスト教界も同じ。一方で派手なパフォーマンスで人々に媚びた"福音"を語り、一方で聞きたくない真理を排除する。この"血"に飢えた大衆の欲求を上手に満たす者が時代に沿う。ニッポンキリスト教はすでに地の塩たるを得ていないまま、"リバイバル"音頭を踊っているが、その命運は明らか。また世も一度神の裁きをくぐる必要があろう。

考えてみると、神はわたしたち使徒を、まるで死刑囚のように最後に引き出される者となさいました。わたしたちは世界中に、天使にも人にも、見せ物となったからです。

Re:支離滅裂なクリスチャン・トゥデイ

そうですね、それが本質でしょう。しかし問題は、人の心はよろずものよりも偽るものでして(エレミヤ17:9)、彼らの意識の表層では、ダビデをキリストと思っていないかも知れません。しかし彼らとダビデ氏との関係は、あの会談で私が質問した時の彼らの反応でおかしいことが分かります。

ローカルチャーチでも中国大陸にはキリスト・リーを信奉する人々がいるわけですが、欧米圏ではさすがに意識の上では否定します。が、今回のリーの"悔い改め"をめぐるLCの最右翼の者たちにとっては、リーが無謬でないとならないわけで、これは日本の地方教会の長老たちで真実を隠蔽している人々も同じです。リーに逆らうと神の裁きを受けて癌になると長老が怯えているわけです。

つまり深層心理のレベルでは実質的にはリーをキリストと同等においているわけで、よって彼を通して与えられた"現代の啓示"は神からのもの、それを批判する者は神に逆らう者となるわけです。この構図は多分クリスチャン・トゥデイでも同じ病理だと感じています。

壊れている日本

昨日のコメントの「日本が壊れている」にご質問をいただきましたが、最近の嬰児を山林やゴミ捨て場に捨てる若者や、赤ちゃんポストに3歳児を捨てる父親などを見ると、その意味がお分かりいただけると思います。堕胎は、正式なもので60万件、闇に葬られるのを入れるとその倍から3倍と見積もられています。

HIV感染も、原因ウイルスや感染様式が不明であった80年代ならいざ知らず、昨今ではそれも明確にされ、何をどうすれば感染が起きるかは、誰もが知っているはずなのですが、先進国では日本だけです、これだけの感染者数増加率を示している国は(→こちらも)。

HIVの問題は、その感染経路がモラルの問題と絡んでいるわけで、ソレを守れば感染は簡単に防止できます。つまり自由意志の要因が実に大きいのです(もちろん血液製剤感染や親子間の垂直感染のことを言っているのではありません)。また離婚してから300日間で生まれた子供の認知の問題にしても、みのもんたも言っておりました、「もうちょっと待てないのかねぇ、作るの・・・」と。

総務省のCMに「元カレの、元カレの、元カレの・・・」と言うコピーがありましたが、これは人間関係を根本から不信と絶望に陥れるこの病の不気味さを表しています。この意味で、この国の根幹が問われているわけです。人の道として、してはならないことをしない。これがHIVの蔓延からこの国を守るすべてなのです。

前から言っていますが、「個」が確立していない社会には「公」もあり得ず、そこに見せかけの自由を導入した結果でしょう。しかし自由には必ず結果が伴いますし、人は撒いた物を刈り取るわけです。このことを真に理解しないとこの国は滅びます。

注意:感染者のケアはまた別の話ですし、15日に死んだアメリカ・キリスト教右派のジェリー・ファルウェルのように、エイズは神の裁きだとは言いませんが。

ブッシュの罪

これはいずれ歴史が証明するだろうが、彼の最も深刻な罪は神の主権を犯したこと。今回元CIA長官が、ブッシュがイラク戦に入るとき、CIAの情報を軽視または無視して、実行したと告発している(→記事)。

私はすでにイラク戦については、生理的嫌悪感によると書いているし(→霊的アイデンティティの確立L)、その結末も予想している(→イラク戦に関する預言)。キリスト教の原理主義主義傾向を持つ人々はメディアでもブッシュ礼賛、さらにアメリカの福音派の牧師等も「フセインに神の裁きを!」と煽ったものだ。

日本でもハーベストタイムの中川健一氏などは、イスラエルに対する入れ込みによって、「ブッシュは聖書預言をよく理解している素晴らしいリーダーである」とか評されたようだが、現在はどうなのであろうか。ぜひ伺ってみたいものである。

かくのごとく、何かのフィルターを認知過程や価値判断においてかけてしまうと、その後の判断はすべてバイアスがかかるのだ。特に聖書を知っていると思い込んでいる人たちが実は最もアブナイ。聖書預言を知っていると思い込んでいる人たちはある種のプライドがあり、それが判断を狂わせる(→ヴァーチャル化による自我肥大の病理)。

この数年間、大体私の診立てどおりに進展してきたと思うが、いかがであろうか(→イラク戦−その後)。

自分は何か知っていると思う人がいたら、その人は、知らねばならぬことをまだ知らないのです。

ネオコンの終焉と神の御手

ブッシュに対しては私はこう述べ、またこう書いた。神の主権を侵したブッシュには神の裁きがあるだろうも言った

今回民主党の勝利の後、ラムズフェルドの更迭、そして今回ボルトンが辞任(→記事)。これでネオコンが総崩れとなったわけ。田中宇氏のレポートでは米国の自滅シナリオの実現だと述べている。ラムズフェルドに至っては、切られる前にイラク政策は失敗であったと白状し、ライスもそれを追認している。かくしてブッシュ猿政権も櫛の歯がこぼれるように着実に崩壊しつつある。

ライブドアや村上ファンドも同じだが、神の義と裁きは確実に実現される。神は侮られる方ではない。すでにすべてに勝利され、あらゆる権威を得られた方イエスは、再建主義のようにモーセ律法を適用せずとも、この地上を確実に治めておられる。邪悪はますます満ち、倒錯者たちも跋扈するだろうが、神の主権に服する者たちがいる限りは、不法の力は制限される(2テサロニケ2:7)。しかしキリスト教界は確実にアポスタシ(廃教)の道をたどるだろう(2テサロニケ2:3)。「クリスチャン」を自称する者たちが落ちるならば、未信者よりも腐敗し、なまじ聖書を知っているため毒を撒き散らす。かくして人間的にはまったく希望を失う時代が来る時、私たちのまことの希望の星が現れる(2テサロニケ2:8)。その前には

終わりの時には困難な時期が来ることを悟りなさい。そのとき、人々は自分自身を愛し、金銭を愛し、ほらを吹き高慢になり、神をあざけり、両親に従わず、恩を知らず、神を畏れなくなります。また、情けを知らず、和解せず、中傷し、節度がなく、残忍になり、善を好まず、人を裏切り、軽率になり、思い上がり、神よりも快楽を愛し、信心を装いながら、その実、信心の力を否定するようになります。

すでにこの状況は展開している。聖書はこう警告する

こういう人々を避けなさい。

あざける者たちは自らの頭に炭火を積んでいる。聖書はまたこうも言っている

悪人や詐欺師は、惑わし惑わされながら、ますます悪くなっていきます。だがあなたは、自分が学んで確信したことから離れてはなりません。・・・神の御前で、そして、生きている者と死んだ者を裁くために来られるキリスト・イエスの御前で、その出現とその御国とを思いつつ、厳かに命じます。御言葉を宣べ伝えなさい。・・・だれも健全な教えを聞こうとしない時が来ます。そのとき、人々は自分に都合の良いことを聞こうと、好き勝手に教師たちを寄せ集め、真理から耳を背け、作り話の方にそれて行くようになります。

真に神の御前に歩むことができれば幸いだ。

温泉までT-23Days

Re:この国の基礎

テド・ハガードはギルティであると教会の委員会が認めたそうです(http://www.msnbc.msn.com/id/15536263/)。共和党の基盤も着実に危うくなっていますね。本日フセインの判決が出るようですが、私は前に書きました、「ブッシュよ、お前に神の裁きがあるだろう」と(http://www.kingdomfellowship.com/cgi-bin/blog/index.cgi?no=145)。再度言いたいと思います。ブッシュよ、お前が「神の名によって」なしたことはすべてお前に降りかかるだろう。それを支持し、煽った福音派の牧師たちも同じである。

Re:ヤラセの時代

米国のメガチャーチの原理主義的福音派牧師たちが、
「フセインに神の裁きを!!!」と煽ったわけですね。
今から思い起こすとあれは一体なんだったのか?
イスラエメuフセインに神の裁きを!!!」と煽ったわけですね。
今から思い起こすとあれは一体なんだったのか?
イスラエルフリークたちも今頃何を思っているのでしょう?