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哀悼

2人の外務省職員の死に対して哀悼の意を表します。

きょう身重の奥さんと家族が遺体と面会するために日本を発つ姿を見て、胸が痛んだ。2人はイラクのためにと文字通り命がけで打ち込んでいたようであるが、あちらにはその心は届かない。「ソフトターゲット」なる言葉を聞いて何とも言えない憤りを覚えている。

そもそも民主主義を育てることなどは不可能な地域である。私が4月時点で予想したとおりに(http://www.kingdomfellowship.com/Column/flowing53.html)、否、それ以上の状況になっている。日本もすでに泥沼である。ここで退けば腰抜け、進めばさらなる血の代償。

このような状況に対して、聖書の予言どおりだと、高みから鼻をくくった論評する先生たちもいるようであるが、彼らは預言者の心を忘れている。エリヤの霊、エレミヤの霊をわれわれは持つべきである。そしてもっと苦しみつつ、うめき、神に訴えるべきである。ハバククのように!

イラクの混乱-悪をもって悪に処する愚かさ-

ますます混迷の度を深めているイラクだが、ついに邦人2人が殺された。小泉氏と外務大臣(名前を度忘れした)は相変わらずの発言であるが、もし派遣するならばアルカイダの東京のテロが実現するであろう。この愚かな原理主義に色づいたブッシュの戦争は、元々の出発点が間違っていた。よって正義はこちらにないのだ!ゆえに決して勝利することはできない。悪を持って悪に応じれば決して悪を制覇することはできない。よって日本もこれ以上に関わるならば、さらなる悲劇を招くであろう。

実体と影-株価と電子運動-(ちょっと訂正)

前に私が株でマンションの頭金を作ったと書いたら、Dr.ルークがそんなこの世的なことをしていたのですか?とレスをいただきました。

やれやれ、私は聖人君子ではございません。株には熱中しましたよ。パソコンで分析ソフトを作ったりとか。おかげで経済政治とこの世をたっぷり勉強しました(笑)。それに前にちょっと書きましたが、アメリカのオフィス・ビル投資にも手を出して、集団訴訟して大勝利したとかね。結局残債160億(訂正)をチャラにして、なお7億5千万の和解金を取りました。8年に渡る戦いでしたが、楽しかったです。今はなき長銀などの前でプラカードをかかげてシュプレヒコールをしたりとか。

ちょっとお話しましょうか。裁判はですね、特に民事は法廷の外で勝負がつきます。私たちの場合、途中で裁判官が変わったのですが、コイツが元修習所の所長とかで偉ぶっていて、被告の大企業の顔色ばかり見るわけ。そこで私は専門のプロファイリングで、彼の弱点がすぐに見抜けましたので、丁重に一筆したためたのですね。これが図星でして、彼は次の期日から最後までわれわれのペース、ヘコヘコとね。おかしかったですよ。私がどんなことを書いたと思います?(あのね、人の前で偉ぶっている人ほど実は弱い人なのです。弱点を突けばコロっと逝きます。)

ところで株価について卒研生にシミュレーションをさせているのですが、今流行のデリバティヴという金融派生商品があるのです。これはブラック・ショールズ方程式という、伊藤型確率微分方程式をいじくって誕生したものなんですが、これをEXCELで解かせるわけです。これで株価が予測できて、変動部分をすべてキャンセルして、確実な投資が可能となるのです。

また同じ原理で、ニュートンの運動方程式にブラウン運動の搖動項を入れると、電子の運動がシミュレートできるのですね。これで確率論的なシュレーディンガーの波動方程式を解かずとも、電子の振る舞いが見えるようになります。株価と電子の運動は思わぬところで結びついているのです。

で、何を言いたいかと言いますと、実は株価も電子の運動も影に過ぎないのです。その実体が何であるのか、実はサイエンスでは分かりません。この世のもの、物理的現象も、精神的現象も、実は影です。サイエンスはモデルを作り現象と数値を比べて、現象を記述することで満足するわけです。HOWには応えてもWHYには答えられません。では真の実体・本質・実質は何か、これはキリストです(汎神論を唱えているんではないですよ)。キリストが扇の要であり、キリストがなければ、すべては影、空の空、虚無、ナンセンス。究極の実在はキリストだけです。

この世はもちろん、昨今の教界でもキリスト抜きになっている風潮を危惧しています。霊的になる、あるいは聖化されるとは、このキリストの人間性を内に形作ることに他なりません。真に人となることなのです。聖霊派によくあるような霊能力を得たり、パフォーマンスをすることではありません。私たちの善行や奉仕なども、実体であるキリストを抜いたら単なる中空の殻です。すべてはキリストにあって、キリストのために創造されたのであり、万物はキリストに帰されるのです。

見かけに欺かれることなく、本質を見抜くこと。今後多くのクリスチャンは欺かれます。サタンの終わりの時代の策は、偽りであり、私たちを欺くことです。立派な神学やミニストリーや預言や伝道法や、センセイたちが現れるでしょう。「肉の欲、目の欲、暮らし向きの誇り」が3つの誘惑のルートです。ここに訴えるものはたいてい偽りです。

主は今どこにおられるか、人の注目しない、誰も気に留めない、みすぼらしい、カッコの悪いところです。大衆が熱狂するものは大抵嘘です。ブッシュの不意打ち的イラク訪問―ハリウッド映画のような演出お見事さん。ミエミエですがね。

(ヒッソリと)実はですね、転換社債と株の空売りを組み合わせますと、株が上がろうが下がろうが絶対に益が出る投資法があるのです(会社がつぶれない限りですが)。これを「逆裁定取引」と言います。これもですね、人々が知らないから有効なんです。みんながこれに飛びついたらダメになりますから。株でも本当に儲けている人はコツコツとね、表には出たがらないものです。

※ルークさんの専門って何なんだ?という声(笑)
私はなるべく「バカの壁」に囲まれないように、広く浅くでやっています。

世界大戦の予感

と題して、田中宇氏がまたレポートしている。CFRなどの報告書も元に、かなり差し迫った分析である:

http://tanakanews.com/d1127iraq.htm

私も昨年の冬のコースでかなり煮詰まっていることを講義したが、その後すぐにイラク戦が開始された。次はシリアであることも訴えてきたが、かなり切迫感を覚えている。国際ジャーナリストである田中氏もそんな予感を覚えていることにある意味で怖れを覚えている。ケータイ猿化で平和ボケしている場合ではなくなってきた。

ケネディ暗殺の真実2

ニュースステーションによると、当時の副大統領であったリンドン・ジョンソンとその顧問弁護士クラーク氏による陰謀だったとの本が出たそうです。物理的証拠なども提出されており、信憑性はかなり高そうです。

ジョンソンの陰謀説は以前から出ていましたが、やはりという感じですね。裏には石油利権などもからんでおり、現副大統領チェイニー氏と似ています。

みなさん、アメリカを自由と平等の理想国家とする幻想はもう終わっています。私が前から指摘しているとおり、霊的にはメーソン、政治経済的にはユダヤ人によるシカケがあるのです。「ユダヤ人の陰謀」は聖書の言葉です(使徒行伝20:3,19)。

アメリカはある種のカルト国家です。民衆はみなナイーブで、ある意味幻想に酔いつつ欺かれています。感傷的で直情的な親イスラエル・クリスチャンもそろそろ目を覚ますべき時期に来ています。彼らの精神構造はすでに「論考」でも分析しているとおりです。彼らもすでにカルト信者の病理と同じです。

すでにイラクもベトナム化し、ノドを掻き切られる米兵も出ています。イラクの人々のアイデンティティを否定し、自尊心を傷つけた代償は大きいのです。

さあ、小泉氏はここで男になれるでしょうか?引けば腰抜け、進めば血の代償。Be A Man, Mr.Koizumi!

進むも地獄、退くも地獄

アルカイダがエジプトの雑誌で、日本がイラクに自衛隊を派遣するならば、東京の中心部を攻撃すると宣言した。岡本氏はすでにイラクに派遣しなければ、テロリストの思惑通りになるから、必ず派遣せよと報告している。これで政府は完全に前にも後ろにも進めなくなってきた。将棋で言えば、王手金取り、詰め一歩直前である。

ラムズフェルドは日本の主権を尊重するとか言いつつ、本音はすでにアメリカで不満をぶちまけている。ブッシュも早期主権委譲とやらで体よく逃げ出す姿勢を見せ始めた。いよいよ、混乱はピークに達しようとしている

が、それにしても北の拉致問題にせよ、本件にせよ、政府のお偉いさんたちの煮え切らない態度にはほとほと呆れてしまう。結局日本は主権国家ではないことだけが明らかにされている。福田氏の「危険と言えば、危険。安全と言えば、安全。みなさんも分かって・・・ネ♪」にすべてが証明されている。

自衛隊員はプライドがあるし、これまでベンチにいるだけだったから危険を賭しても行きたいと言っている。彼らは男になりたいのだ。せめて武器の自由使用を許可してあげたらどうか。それにしても日本で男が男たり得たのは忠臣蔵まで(そろそろその時期だなあ・・・)。あとはハッタリをかましているだけ。さてさて去勢された国家の、あしたはどっちだ・・・?

十字軍@NHKスペシャル

11世紀に起きた十字軍の特集があった。時のローマ皇帝の一声で、イスラムによって占拠されていたエルサレムを奪還すべく、燃え上がった人々が十字軍を結成し、イスラムの人々を大量に虐殺した。

見ていて、正直言ってキリスト教は恐いと感じた。絵においてもイスラムを虐殺したキリスト教徒の目が逝っている。彼らは「キリストの名」によって、「神のために」なしたわけであるが、完全にカルト化し、狂信者と化している。宗教は恐い、これが私の実感である。

では私たちクリスチャンとは何なのか。私は自分をキリスト教徒と思っていない。私が信じているのはキリスト教ではなく、キリスト御自身である。宗教ではない!生けるお方との関係である。私たちは別にエルサレムなど奪還しなくとも、どこでもいつでも礼拝することができる。否、むしろそのような礼拝を神は求めているとイエスは言っている。

目に見える場所や方法を、目に見えない方(パースン)よりも優先すること、これが宗教である。現在モリヤの山の神殿の跡には嘆きの壁とモスクが建っている。ディスペンセイション主義によれば、ここに第三神殿が再建され、そこに666が自分を神として立つはずである。しかしこの予言解釈を金科玉条にして、青筋立ててこれを守ろうとするならば、これはすでに立派な宗教である。

イラク戦でもアメリカの一部の狂信的牧師が「サダムを殺せ!」とほとんど逝っている目を持ってメッセージしていたが、これもすでに宗教であり、カルトである。また現在でもイスラエルに入れ込む牧師たちが、ブッシュに対して「イスラエルの領土は一歩たりとも譲ってならぬ、譲るならば神の裁きが下る」と叫んでいるが、これも狂信であり、十字軍と何ら変わりはない。そこに働く霊は御霊ではない。

すでにまことの神殿は建て上げられつつある。まことの神殿とは私たちである。至聖所は私たちの霊である。霊と真理による礼拝、これが神が求める礼拝である。物理的なイスラエルという地は神がメシアをもたらすために経綸的に選んだ地に過ぎない。本質は教会(エクレシア)である。私はイスラエルと教会が置き換わったとする「置換神学」ではなく、「元から神学」を唱えている。神は元々教会を得ることが御旨だったのである!

まことの神の神殿として私たちが建て上げられることが神のエコノミーを完成し、私たちがキリストの花嫁として用意される時、主が迎えに来られるのである。どうして成長していない教会を花嫁として迎えることができようか?一部の人がメシアニック・ジューなどを奉っているが、何も彼らを特別に扱う必要などない。彼らの肉の誇りに応える必要はない。肉のものは何ら意味はない!

イスラエルとエクレシア−あなたはどこで真の礼拝をするのですか?