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本日の講義

精神保健学の講義で、昨年同様、「アバタもえくぼ」が分からない。さらに「三つ子の魂、百までも」が、また分からない。さらにエディプス葛藤の例として『巨人の星』の一徹と飛雄馬の関係を説明しても、まったく知らない。しかし最近では亀田三兄弟がいるので、ありがたいわけ。

またカインコンプレックスの説明でカインとアベルの物語を語るとき、「カインは嫉妬でアベルを・・・」と「嫉妬」のアクセントを「−ツ_」としたら、女子学生が「センセ〜、それ発音が違うよぉ〜。しっと(_ツ−)だよ!」と黄色い声を上げた。私は語尾を下げるのだが、彼らは語尾を上げる。「え!?じゃあさ、君たち、嫉妬心はどう言うの?」と聞くと、これは私と同じ。そこで「変だよ、心が付くときと付かないときで変わっちゃうのは・・・」と言うと、学生たちが「え〜っ、変なのは、センセイだよぉ〜。だっておかしいもんっ!」と合唱を始めた。「ヤバっ・・・汗」と内心で思いつつ、「はい、はい、分かったよ。確かに君たちは彼氏も−__じゃなくて、_−−だもんね」と言うと、これでみなさま一応納得。彼らとはガチンコしてはならないのだ・・・。かくして私もこの時間は彼らのアクセントで発音したが、なんとも違和感が・・・。

ちなみにわが田舎の諏訪では、「藤森」を「----」、「小口」を「---」と同じ強位で発音する。ところが東京では前者は「_−__」、後者は「−__」となる。これがなんとも違和感があるわけ。言葉はけっこう人のアイデンティティの根幹に関わるわけ。「言葉は人」とか「言霊」とか言われるとおりです。かくしていつもながらワイワイガヤガヤとうるさいながら、楽しい講義を二つこなしてきました(ふぅ〜っ)。