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Dr.Lukeの一言映画評

本日はスイミングクラブへ出かけたものの、何と休み。で、辺りをブラブラすると、見つけました。温泉。バリ風の天然温泉『スパ・リブール・ヨコハマ』。何と家のこんな近くに、こんな洒落た温泉が。料金は2,100円だそうだが、これは近いうちに一度渡来(トライ)してみる価値あり♪

アップロードファイル 24KBランチをまたチネチッタのイタリアン・ラーメンで。ここはしばらくすると禁断症状のように食べたくなるのだ。映画は、数日前に紹介した桑田の曲をテーマとする『LIFE 天国で君に逢えたら』。が、これは評するものではない。実話なのだ。彼らにはソレが現実だったのだ。幼い子達を残して旅立った飯島氏が残した記録の映画化。

映画自体はキレイにまとめられているが、実際はきわめて厳しい。飯島氏の公式Blog"Natsuki Iijima"を奥様が今も書いている。それにしてもプロ・ウインド・サーファーとはワールド・グランプリを転戦しつつ賞金で生計を立てている人たちとは知らなかった。湘南に行くとき、海を眺めながら、いつも疑問を覚えてたのだ、「彼らはふだん一体何をしている人か知らん?」と。飯島氏はその世界では世界トップレベルの人だったようだ。

が、肝細胞癌で肝移植の道も閉ざされるや、精神的に追い詰められて、パニック障害とうつ病に襲われたようだ。この辺りは彼のスポンサー会社の社長が詳細に記録している(→こちら)。現実を受容し、諦観するまで、ショック、拒否、解離性反応、抑うつなど、人間の心はきわめて多彩な葛藤を経る。飯島氏は書くことに心の安定を見出していったようだ。それが著作となり60万部のベストセラー。残された家族に心の宝物と共に、大きな財産を残して逝った。

極私的には昨年やはり癌で逝った20年以上の友のことを思い浮かべていた。ハワイのオーシャン・ブルーが美しく、桑田の曲が実に心に沁みる、清涼感のあるカタルシスを経験できる作品。(ティッシュが必要です・・・)

【追記】彼らのサイトには「生きるに時があり、死ぬに時がある」という御言葉があったので、もしやと思っていましたが、聞くところによるとベックさんの集会の人たちだそうです。

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それにしてもコンタクトレンズの保存液と間違って、シーブリーズをレンズケースに注入してしまうとは・・・。アルツ、やばいかな・・・。(さらに水虫スプレーと筋肉痛スプレーの容器がほとんど同じで、こちらもやばい・・・)