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マイケル・ジャクソンの病理

彼がパラフィリア(性嗜好異常)の一種である少年性愛者であることはそのスジでは以前より指摘されていた。ネバーランドなるオドロオドロシイ場所に少年と過ごしているらしいが、彼は大人や女性は信じることができない、ただ信じられるのは子供たちとして、子供の人権や保護のメッセージの発信し、活動もしていたようである。が、今回の逮捕はその表の顔と裏腹に彼の病理が暴かれてしまった。

成人男性でも成人女性と関係を持つ事のできない"純情な"人物が、少女を相手にする場合がある。成人女性に対する時に自分の真実に触れられる恐れを覚えるのである。先日も書いたが、今日、このような人物がしばしば教育界にいることが不気味である。あの詫間氏による小学生惨殺事件の後、学校は一応外部者に対する警戒は強めたようであるが、実は内部にすでにそのスジの人物が教師として侵入している。

福祉やボランティアなどの場面でも、しばしば裏で性的(に限らないが)虐待がされていることは業界ではよく知られた事実である。なぜならこの領域ではしばしばスタッフ自身が問題を抱え、その問題を福祉・ボランティア活動により代償的に補償するためのものであることが多いからである。

「自由・平等・博愛」なる旗印は偽りであると知るべきである。神を排除したこの世の真実は「籠に乗る人、担ぐ人、そのまた草鞋を作る人」である。平和主義者や博愛主義者がしばしば最も過酷な攻撃者となることは、十字軍が証明している。