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God's Presence(3)

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                △冬の摩周湖▽

他の時にも、心を集中すると、すぐに私の霊も魂も晴れ晴れとし、心遣いや努力も要らずにそのまま続きます。さわやかに、動かされることなく神のうちに憩い、神が私のうちにいてくださるのを覚えます。

このような状態を怠惰とか、自己欺瞞、自己愛とか言う人もいるでしょう。たしかに、聖なる怠惰、祝福された自己愛とでもいいましょうか、そういうものがあることを認めます。魂がその中にあるときには、今このとき、神と交わることだけを考え、過去の行いなどに心を煩わすことはありません。

しかし、私は断じてそれを欺瞞と呼びません。神を喜ぶ魂は、ただ神のみを求めるからです。もし、私のうちでそれが欺瞞となっているならば、それを取り除いてくださるのは神であって、神はこのことで御心をなして下さるのです。私はただ神のみを求め、まったく神のものとなりたいと願っています。−ブラザー・ローレンス