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建築物の構造と土台の点検を

今MSGで話している幕屋は神の御心の模型で、実に良く設計されている。それも当然で、宇宙のデザイナーである神が心を込めたものであるから。強度についてもしっかりと計算されており、その土台も2つの銀の台座、つまり神の約束と誓いによる贖いであり、この土台を崩すことはできない。チャペルではコンピューター・グラフィクスを用いてヴィジュアルに解説している。

ところが昨今一級建築士ともあろう人が強度計算書を偽造して、求められる強度の30%程度のマンションが十数棟も建っているとのこと。実に背筋が寒くなる話である。ちなみにわが家は13階建てマンションの1階であると同時に、10階なのだ。分かります?何となく心配にもなってきたが、まあ、この構造ならば倒壊することはあり得ないので、大丈夫だろうと。

くれぐれも設計・施工者を選ばないと。民営化が叫ばれている折、何とも何をよすがにすればよいのか。韓国でデパートが一瞬で崩壊した事故があったが、あれは他人事ではないわけ。いかにニッポンはあぶなかっしい土台の上に建てられていることか・・・。

この機会に私たちの信仰もその土台を再点検する必要があろう。油注ぎの器だの、立派なセンセイや、特定の教えや実行、あるいは主義や神学の上に建てているならば、いつか崩壊する。私たちの土台はただひとつ、キリストのみ。また神が家を建てるのでなければ虚しいともある。人の浅知恵で建てた木・草・藁の家は焼かれてしまう。

今回の被害者には気の毒だが、幕屋の話をしていて、何ともタイムリーなニュースではある。