Kingdom Fellowship Church

Message Outlines

2008.04.06


時を見る目H

バビロンの本質はプライドと高ぶりです。しかし神はあえてそのような国をご自身の民を訓練するために用いられるのです。この期間は明確に定められており、期間が過ぎれば当初の神の約束に従って民は回復されるのです。今日の状況もまったく同じです。神の民が散らされ、まことのいのちと平和の源から遠く離されています。それも牧する者たちによるのです。まこと牧草地も平和の土地ももちろんキリストご自身です。この方に立ち帰らない限り、キリスト教はますます悲惨な情況を呈する事でしょう。バビロンは淫婦として描かれており、海の上に座り、地上の王たちと淫らなことをなし、聖徒やイエスの証人で汚れた金の杯をもち、金・宝石・真珠で飾り立てられています。今日のバビロンは一面宗教的側面(霊的側面)と、一面経済的側面を持ち、これらが混合していることが特徴です。今後世界、否、キリスト教会すらも汚れた霊で満ちるようになるでしょう。バビロンの霊はキリスト教に霊的姦淫を行わせ、まことの信者を迫害し、みかけは煌びやかですが、うちは汚れて満ちています。そして肉体的いのちを維持するための経済システムを通して人を奴隷とし、バビロンの霊の下に拘束するのです。しかしこのバビロンの霊は信じる者たちを一時の間訓練するために用いられるだけです。父は訓練を通して、まことのいのちと平安の源であるキリストへと私たちをもたらすのです。やがて焼かれるバビロンから、今この時、脱出しましょう。それは宗教と経済からの解放です。


<<週報メッセージアウトライン>>
pdfファイル)



=バビロンの運命@=



■エレミヤ50章;黙示録17章

@バビロンの目的:主の民を洗練するため(1ペテロ4:12)
Aバビロンの本質:高ぶりと偶像礼拝(31,32,38節)→神を忘れた結果
B主の民の状態:迷っている;山の中を行き巡る;憩う場所を忘れた;敵に食われる(6-7節)→現状のキリスト教界の状態(ヘブル3:18-19;4:1-11)
C神のバビロンの対処(1-3節)とご自身の民への約束(4-5節;17-20節)
Dバビロンの運命(21-46節)
E今日のバビロン:(i)宗教的側面(黙示録17章)(ii)経済的側面(同18章)→主によって倒される(黙示録18:2)



■暗証聖句
エレミヤ50:19 そして、イスラエルを元の牧場に連れ戻す。イスラエルはカルメルとバシャンで草をはみ、エフライムとギレアドの山で心ゆくまで食べる。


50:20 その日、その時には、と主は言われる。イスラエルの咎を探しても見当たらず、ユダの罪も見いだされない。わたしが、生き残らせる人々の罪を赦すからである。

ヘブル4:9 それで、安息日の休みが神の民に残されているのです。

4:10 なぜなら、神の安息にあずかった者は、神が御業を終えて休まれたように、自分の業を終えて休んだからです。

4:11 だから、わたしたちはこの安息にあずかるように努力しようではありませんか。さもないと、同じ不従順の例に倣って堕落する者が出るかもしれません。

ヘブル12:11 およそ鍛錬というものは、当座は喜ばしいものではなく、悲しいものと思われるのですが、後になるとそれで鍛え上げられた人々に、義という平和に満ちた実を結ばせるのです。