Kingdom Fellowship Church

Message Outlines

2003.03.02

祈りの訓練シリーズ


祈りの訓練C-2種類の祈り

私たちの霊的いのちの維持と成長のためには霊的呼吸が必要です。絶えず祈りなさいとあるとおり、霊的ないのちを育むためには神の息吹きを絶えず呼吸する必要があります。魂と霊が分離しますと、仕事をしていても、車の運転をしていても、人と話していても、霊は祈ることができるのです。内側に絶えず新鮮な空気が出入りし、その度ごとにリフレッシュされます。必ずしも言葉を出す必要はありません。霊が祈るのです。これはいのちを保つための本質的な祈りの面です。一方で具体的問題や必要を満たしていただくため、また地上において神の御旨を進展させるための祈りが必要です。これは機能的あるいは経綸的な祈りです。この時に神の意志の中にとどまり、神の言葉に従った考え方に基づいて祈ることがポイントです。神の大きなご計画は私たちに平安と希望と将来を与えるものであり、父との親密な関係の中で祈り求めるならば、すべてかなえていただけるのです。鍵は神との個人的な関係を深めること、私たちの霊を訓練し、強くすること、御言葉に啓示された神の意志の中にとどまること、条件付の約束の場合は条件を満たすこと、です。祈りはクリスチャンの退屈なお勤めではなく、神との関係をエンジョイし、神に期待し、神の素晴らしさを味わい知るためのアドベンチャーなのです。大きな期待と共に大胆に恵みの御座に触れて祈りましょう!

1. いのちを保つ祈り(本質的な面)

 @ 霊とは空気のこと→霊的な呼吸(創世記2:8、ヨハネ20:22)

 A 御霊はすでに注がれ、私たちの内側にいのちの川々の源がある(ヨハネ7:38)→「注

  ぎ、注ぎ」と求めるのではなく、この真理に安息する

 B 内側に油がすでにある(1ヨハネ2:27)→この油にとどまる

 C このいのちを保ち、育てるための呼吸として絶えず祈る(1テサロニケ5:17)

 D 私たちが子であることを証しする御霊が私たちの霊と共に祈ってくれる


2. 必要を満たすための祈り(機能的な面)

 @ 私たちの地上での生活の必要を満たしてもらえる(ピリピ4:19)

 A すべては十字架のみわざに基づく(イザヤ53章、2コリント8:9)

 B 神の約束には条件付のものと無条件のものがある(ルカ6:38、ヨハネ15:7、1ヨハネ

  4:16)


3. 神の御旨の中にとどまる

 @ 神の御旨(エレミヤ29:11):意志の領域、主権の行使される領域があり、その内に

  とどまること→自然と御旨はなる

 A 私たちの思考を神の真理に合わせる:アブラハムの例(創世記18:23、ヘブル11:19)

 B 御言葉を祈り、黙想し、語り出すこと→わたしたちの心が御言葉で構成される

 C 鍵は霊を訓練すること、霊を強くすること


4. 祈りの実践

 @ 絶えず祈りなさい(1テサロニケ5:17)

 A わたしはあなたがたのために立てている計画をよく知っているからだ。――主の御告

  げ。――それはわざわいではなくて、平安を与える計画であり、あなたがたに将来と希

  望を与えるためのものだ(エレミヤ29:11)。

 B そのように、わたしの口から出るわたしのことばも、むなしく、わたしのところに帰って

  は来ない。必ず、わたしの望む事を成し遂げ、わたしの言い送った事を成功させる(イザ

  ヤ55:11)。

 C あなたがたがわたしにとどまり、わたしのことばがあなたがたにとどまるなら、何でもあ

  なたがたのほしいものを求めなさい。そうすれば、あなたがたのためにそれがかなえら

  れます(ヨハネ15:7)。

 D すべての祈りと願いを用いて、どんなときにも御霊によって祈りなさい。そのためには

  絶えず目をさましていて、すべての聖徒のために、忍耐の限りを尽くし、また祈りなさい

  (エペソ6:18)。



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