Kingdom Fellowship Church

Message Outlines

2003.01.19

聖書真理シリーズ


キリストの御霊N

私たちの魂の潜在能力はすごいものがあります。元々神の形に造られた堕落以前の私たちの魂のもっていた力は地のあらゆる動物に名前をつけ、エデンの園を管理する能力を持っていました。その魂の能力は堕落によって深淵の中に封じ込められました。現在の私たちの大脳は全体の1,20%ほどしか機能していませんし、魂の能力もごく限られたものです。この能力を霊から独立させて開発する時に、しるし・不思議・幻・予知・読心術・癒し・“霊の満たし”など、様々な現象を起こすことができます。しかしこれらのものは霊的経験ではありません。魂の潜在能力が大脳の中に現れたもの、あるいは魂のパワーが外に流れ出したものです。よって現代のこれらを求める傾向は、ひじょうに危険があり、霊を確かめること、そして書かれた使徒たちの教えと書かれた聖書の言葉の領域にとどまることが重要です。神の言葉はすでに完成し、私たちのあらゆる罪を赦し、病を癒し、あらゆる必要を満たす力を持っております。私たちの霊は固い御言葉を食べる時に養われ、善悪を見分ける感覚を訓練されるのです。こうして偽りの霊とまことの霊を理屈ではなく、霊が瞬時に見極めることができるようになります。霊から生まれる内的な識別力が養われるほどに、私たちは書かれた聖書の言葉の力を知り、ますますその中にすべての問題の解答を求めるようになるでしょう。神はご自分の言葉を高く上げる人々をご自身も高く上げて下さいます。

1. 霊と魂

 @ 大脳:神経細胞のネットワークに電流と化学物質の反応が生じる

 →幻覚、幻視、幻聴、恍惚などの体験は脳内現象(薬によっても引き起こされる)

 A 大脳と魂の同期:大脳と魂の潜在能力→悪霊はこの能力に油を注ぐ

 B 脳と魂の関係

  ・ 脳:ハードウエア、魂:ソフトウエア

  ・ 魂の現象は脳の生理学的現象と同期する(脳波、脳磁波、PETなど)

 C 霊と魂分離:機能の主役とエネルギーの質の切り替えと魂を霊に服させることが必要

 (魂の能力自体はあってよいし、高い機能を求めるべき)


2. 新約の原則と啓示の性質

 @ インスピレーション(=神の息吹き、2テモテ3:16)→聖書が完成している今日新たに

  付け加えるものはない(ヘブル1:2、黙示録22:18)

 A レヴェレーション(=幕が開けること)→すでに”ある”事が開かれること

 B 神は法則でわざをなさる→新約は「死と復活の原則」(1コリント15章)=すでにあるも

  のにいのち(イエスの息・霊)が吹き込まれて生きること、御言葉も同じ 

 (注意)使徒行伝の時代には新約聖書は完成されていなかった。

 C 神はすでに私たちの霊的生活に必要な言葉を語っている(ヘブル1:2)


3. 書かれた御言葉の領域にとどまること

 @ 使徒たちの教えとはじめから聞いたことにとどまる(使徒2:42、1ヨハネ2:24)

 A 書かれた御言葉に服すること(2テモテ3:14-17)

 B 書かれた言葉は固いが、経験によって善悪を見分ける感覚を養う必要がある(ヘブル

  5:13,14)

 C 聖書の力を知る(マタイ22:29)

 D 作り話を避ける(1テモテ1:4、テトス3:9)

 E 霊を見極める(1ヨハネ4:1、使徒17:11)→今日偽預言者が多く現れている!


               キーワード:何も足さない、何も引かない



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