Kingdom Fellowship Church

Message Outlines

2002.07.21

真理の実践シリーズ


霊的リアリティを自分のものにするT

神は旧約において来るべき新約の私たちが得るキリストにある豊かな嗣業の型を示されました。キリストこそがリアリティであり、御霊がそれを私たちの内に実体化されます。私たちはキリストを得たときに、実はすべてを得ています。あらゆる霊的な、精神的な、また物理的な必要はキリストにあってすでに満たされているのです。罪の赦し、病の癒し、必要の満たし・・・これらはすでに私たちのものとされています。私たちにそのような永遠の富を下さることが神の意志なのです。問題は私たちがその神の意志にどのように応じるかにあります。神の私たちに対するご計画は神の意志だけで進展するものではなく、また私たちの意志だけで進展するものでもありません。神の意志に私たちの意志が応じる時、あるいは私たちの意志に神が応じて下さる時、神の意志と私たちの意志が綾なされて人生は展開するのです。自分の意志を神に申し上げつつ、神によって調整していただく中で、私たちの意志は神の意志とひとつになっていきます。祈りは百発百中になります。これが信仰の成長の過程です。信仰は神の言葉を聞くことから生まれます。信仰があるならば、私たちは神から何でもいただけるのです。神は父として、私たちがあらゆる面で豊かであることを、ご自身の栄光の富を相続していることを証することを願われるのです。神と交わりが深まれば深まるほど、私たちの意志、思い、感情はキリストの形を帯びていきます。キリストが実体化され、そのキリストが生きれば生きるほど、私たちを通して神の栄光が輝くのです。大胆に願いを申し上げ、大胆に信じ、大胆に神から受けましょう。

1. 影と実体−旧約と新約=律法はモーセを通して、恵みはイエスによって

   @旧約:神の啓示の段階的提示(ヘブル11:1)、新約のリアリティの型(絵本)→本体

    が来れば過ぎ去る(コロサイ2:17、ヘブル8章)

   A新約:リアリティの到来と啓示の完成(ヘブル11:2、2コリント1:20)、

     (a)幕屋:ヨハネ1:14、2コリント5:1-4、ヘブル8:2,5

     (b)マナ:ヨハネ6:35

     (c)岩からの水:1コリント10:4

     (d)過ぎ越しの子羊:ヨハネ1:29、1コリント5:7

     (e)犠牲の供え物:(レビ1−5章、ヘブル10:1-10、)

        (i)全焼のいけにえ:ヨハネ19:28

        (ii)穀物の捧げ物:小麦-キリストの人性、オリーブ油-神の霊、乳香-キリストの

        復活の香(マタイ2:11)、酵母・蜜はだめ(1コリント5:6-8)、塩で味付け(マル

        コ9:19、50)

        (iii)和解のいけにえ:ローマ5:10,11、コロサイ1:22、ヘブル10:14
 
        (iv)贖罪のいけにえ:ヘブル9:12,19,22、13:11,12
  
        (v)賠償の捧げ物:1ペテロ1:19


以下次回

2.リアリティを実体化する鍵-信仰(ヘブル11:1、11:6、参照ヨハネ8:24,58)

  @神の意志と人の意志−凸と凹→綾なされて歴史は展開する(エステル記、ルツ記)

  A信仰のルーツ−キリストの言葉を聞くこと(ローマ10:17、黙示録2,3章)

  B信仰の本質−I AMの実体化:客観的実存を主観的経験に下ろすこと(マタイ8:13など)

  C信仰の証明−信仰の霊を持っている→語る(2コリント4:13)→口の実を得る(箴言

  12:14、13:2)=言葉が実体化される

  D信仰の結果−何でも願うものを得る(マタイ21:22、マルコ11:24、ヨハネ15:7,16、16:

  23、1ヨハネ3:22)→喜び(ヨハネ16:24)、父を知る(ヨハネ16:25-27)、神の栄光に与る

  (ヨハネ17:22)

  Eすべてはキリストのうちにあり、御霊によって実体化される(ヨハネ16:13-15)



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