Kingdom Fellowship Church

Message Outlines

2001.06.24



霊的リアリティの内に生きる


神の永遠の御旨―神殿の建て上げ―

旧約時代には神は幕屋とか神殿に住まわれました。特に神の御臨在は至聖所にとどまりました。幕屋や神殿の構造は、外庭、聖所、至聖所の3部分からなりますが、これは人の体、魂、霊の構成に対応します。旧約は新約の影です。今や新約においてはその実際は私たちにあります。神は人の内に住まい、人を通して、その栄光を証されるのです。神のロゴスが人性の幕屋を張り、イエスとなられました。それは単に私たちの罪を処理するだけに留まらず、神が人のうちに住まうこと初穂となるためでした。

私たちは現在神の神殿として御霊によって建て上げられつつあります。土台はキリストです。それは十字架と血です。その上に床があります。私たちのアイデンティティ、すなわちキリストにある新しい創造です。4本の柱は聖、信仰、愛、力です。壁は真理です。敵やこの世から一線を引く必要があります。屋根は聖霊です。こうして神の栄光は私たち神殿の内から輝き出るのです。そして互いに組み合わされて、究極的には新エルサレムとして完成されます。



1. 神のご計画

  創世記から黙示録を貫くもの―神と人が共に住む(=結婚の奥義、黙示録21:1-4)

2. 贖いの目的

  単に罪を赦すためにとどまらない―神の神殿とするため(エペソ2:20-22)

3. 神殿(幕屋)の構造

  ・外庭⇔体、聖所⇔魂、至聖所⇔霊

  ・キリストが最初の幕屋の実体(ヨハネ1:14、コロサイ2:17)

4. 霊的な神殿

  @ 材料―生ける石(1ペテロ2:4,5)

  A 土台―キリスト(1コリント3:10,11)

  B 床―私たちのキリストにある者としての確信(2コリント5:17)

  C 柱

    ・ 聖―神の本質(イザヤ6:3、申命記14:2、レビ11:44)

    ・ 信仰―神への応答(ヘブル11:1、ガラテヤ5:6)

    ・ 愛―神と隣人への対応(1コリント13:13)

    ・ 力―神の現れと証し(1コリント4:20)

  D 壁(=真理)敵とこの世との分離(ロゴス;ヨハネ15:3、ヘブル9:26、10:10,14)

  E 屋根―天へのアクセス=御霊による(黙示録1:4、4:2)

5.神の御旨―神殿を得ること、人と共に安息すること⇒神の栄光の表現

  幕屋・神殿(影)⇒キリスト(実体)⇒教会(拡大)⇒新エルサレム(完成)




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