当代学生との会話(^_^;A

ある日の講義にて−




小生:ではレポートの報告をしてもらいます。先週の課題はロシアの劇場のテロ事件でしたね。では事件の概要とその背後関係について調べてきたことを発表してください。

A君:(もぞもぞと事件の表面を報告する)

小生:そう、結局彼らの要求は何だったわけ?

A君:う〜ん、知らない・・・。

小生:それを調べるんじゃないの?

A君:でも〜、分からないから・・・・。

小生:君、ロシアの大統領知っている?

A君:う〜ん、誰だっけなあ〜〜

小生:(驚きを顕に)え、知らないの!?

A君:だって、知らなくったって、別に不便ないじゃん・・・

小生:B君、知ってる?

B君:プーチン・・・。

小生:ではプーチンの前は?

B君:・・・・・

小生:A君、じゃあね、アメリカの大統領は知ってるよね?

A君:・・・・・知らない・・・・・

小生:(絶句しつつ)君たちね、じゃあ、今何に関心あるわけ?

A君、B君、C君:別に・・・・

小生:C君、朝起きたらまず何を考えるの?

C君:かったるいなあ〜〜とか・・・・

小生:生きているの、退屈でしょう、それじゃ?

C君:え〜と、ヒマ・・・まあ・・・でも、オレ、通学に往復6時間かかっから・・・・・・

小生:その時間、何しているの?

C君:・・・寝てる・・・・

小生:時間もったいなくないの?

C君:別に〜〜

小生:(絶句)
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昨今の学生との典型的会話です。ネタではありません、ホントです。彼らの特徴、生きているのか、死んでいるのか、はっきりしない。生きているがその実感がないというか、自分の皮膚感覚に触れるものに対して、反射的に反応するだけのようです。アンテナというか、触覚がごく短く、ホントに自分の数センチのところまでしか、興味や関心が届かないのですね。一種の自閉症というか、分裂病的というか、このような人種が年々増加しているのです。生きることがヴァーチャル化しているというか・・・。

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ちなみに(これもネタではないですよ)、私の友人の小児科医の元に若いママさんが赤ちゃんを連れてきた時の会話:

友人:どうしました?

ママさん:あの〜、子供のオシッコが青くないんです。ビョーキではないでしょうか?

友人:え!オシッコが青くない・・・・!?

ママさん:そうです、黄色いんです。どこか悪いんじゃないでしょうか?

友人:え、え、え・・・・!??

みなさん、分かります?この会話の意味。

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小生は20年ほど前から予備校で教え始め、その頃から現在まで定点観測的にハタチ前後の若者を見てきていますが、彼らを見ていると社会の未来が見えるのです。実際、私が20年前に予想したとおりの世相に現在なっています。これから10年後は・・・ちょっと考えるのもコワイですね、ニッポンはいったいどうなることやら・・・・(汗)










←3,4行のレポートです































←生きる葛藤がないのです












←教師は彼らの子守役・・・






















←CMによる刷り込みですね












←私はいわゆる預言者ではありませんが・・・