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KFCの立場

前に私どもは聖霊派とは何らの関わりがないと書きました。といって、福音派とも、正統派とも関わりがありませんが。

私のスタートはこれらの既成の「派」とはまったく離れた教会なんですね。ウォッチマン・ニーの流れの教会でしたが(少々問題ありとされています)、89年にそこをよくあるゴタゴタで出たわけです(向こうは除名したようですが)。

そして英国のKFMと関わったのが90年ですから、すでに14年です。コリンは元々聖公会の地区牧師でして、彼は70年代に聖霊のバプテスマを受け、ウォッチマン・ニーの書物で霊的な目が開かれ、独立したわけですが、当時彼はいわゆるペンテ・カリスマは何も知らなかったわけです。

というわけで、私もペンテコステ・カリスマ・第三の波とは何らの接点もなかったわけで、今もありません。私の書き物やMSG、さらに聖霊理解や預言などの賜物の取り扱いは聖霊派とは異なります。もちろん個人レベルでは兄弟姉妹として交わりがありますが、運動や組織などとは明確に一線を引いています。特にアメリカ系の「油注がれた器」たちにはある意味で警戒しております。

私の聖霊理解の原点はアンドリュー・マーレーの『キリストの御霊』であり、霊的経験は「聖霊様経験」ではなく、イエスとの関わりにあっての「キリスト経験」です。ニーの『キリスト者の標準』あるいは"The Spiritual Man"の影響が大きいですね。預言の理解と経験はニーや彼と交流のあった英国のAustin Sparksによります(日本ではごく一部の人しか知りません)。ニーも英国(ブラザレンなど)との関係が深いですが、私も同じです。

そこで私は日本のいわゆる聖霊派の礼拝がどんなものかごく一部しか知りませんが、どうも私たちのセレブレーションはいわゆるカリスマ派よりも、なおcharismaticであるようです。今回、少しだけ祈りや賛美のさわりだけ御紹介しますが、かなりにぎやかです。

私たちは私たちに対するアノインティング(油塗り)に従っていくだけです。主はヨハネの運命を気にするペテロに「あなたとは関わりがない、あなたはわたしに従え」と言われました。私たちも○○派や○○運動に従うのではなく、私たちに対するユニークな主のアノインティングに服し、従うのみです。