ログ検索

検索フォーム
キーワード
検索条件
検索対象

水の如く・・・

福井さんはあす報告書を提出のようですが、世論は辞任を求める声が50%近く。続投は困難になりつつあります。残念ですね。

一方のアメリカではバーナンキ議長(この方はインフレターゲット論者で、1-2%以上は許容できないらしい)が神経質な金融調節(と言うより口先調整)をしており、今月末のFOMCで0.25%の利上げは確実の模様。さらに8月にも、と言うことで、株価がアップダウンです。

加えてミサイルが飛ぶかどうか。人騒がせな・・・。

 * * *

アップロードファイル 163KBハードコアに仏教についてのご質問がありました。仏教は元々「神」や「仏」、あるいは「先祖」を礼拝する宗教ではありませんでした。仏陀自身、自分は人間に過ぎないと言っており、また修行僧が葬式などに関わることを厳に誡めていたのです。もっとも純粋な形で伝えているのが禅ですが、禅の志向するところは、「流れる心」、「囚われない心」です。その本質は捨てること(喜捨)。魂の粘着を去ること=サラサラとした生き方=です。この意味で禅的修行はきわめて心理学的なものなのです。現在見ているいわゆる仏教は「葬式仏教」であり、「儀式の体系」であり、金儲けの「お布施商売」なのです。あれ、どこぞのギョウカイと似ているかも?

 水は万境に従って転ず。転ずる処、実によく幽なり。

日米株価波乱!

株価が600円以上の急落。米ダウに伴ってだが、バーナンキ議長の金融政策が不透明で、石油や原素材の高騰によるインフレ懸念から、金利上げの思惑でマーケットは疑心暗鬼。加えて福井さんの村上Fへの1千万の拠出の事実が発覚。と言っても99年のことだから、問題ないと思うのだが。日銀は即日買いオペで準備金が10兆を割らない措置を取ったが、やはり量的緩和策の解除が早かったのだ。需要デフレーターの伸びがややプラスに触れたとは言え、GDPデフレーターは相変わらず。依然としてデフレが続いているのだ。経済はビールと同じで、バブル(泡)がないと美味くない。極私的には前にも書いたがインフレターゲット策を取って欲しい。そして金利は当面上げず、資金はジャブジャブ供給する意思を明確にすること。このままだとやばいよ、せっかく成長率3.1%の上方修正が出たばかりなのだから。