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Dr.Lukeの一言映画評-ミュンヘン-

スティーブン・スピルバーグの社会派映画『ミュンヘン』。1972年9月5日、ミュンヘン・オリンピック開催中に、パレスチナゲリラによるイスラエル選手団襲撃事件が起こる。人質選手11名は全員死亡。激怒したイスラエル機密情報機関“モサド”は、秘密裏に暗殺チームを編成、首謀者11名の殺害を企てる。リーダーに任命されたアヴナーは、仲間4人とともに殺害を実行していくが、次第に自分たちの任務に疑問を感じ始めていく(以上チネッチッタの紹介文から)。

当初は娯楽ものが主体であったスピルバーグも、彼自身ユダヤ人らしいが『シンドラーのリスト』など、ユダヤ人問題による裏社会を映画化することが多くなった。ユダヤ問題はクリスチャンにとってもややこしいことになるようで、普段は理性的な人物もこのことになると感情先行型になるくらいに、ある種の霊が働くようだ。私的には関わらないほうが無難というのがこれまでの経験で得た結果。世には裏があるのだ。

ライブドアも集めた資金を手の込んだ方法であちこちに回してマネーロンダリングしていたようだが、当然に闇社会との絡みが出てくる。ホリエモンも知ってか知らずか、そのような世界と関係してしまったのだろう。あの野口氏の死も常軌を逸しているし、立花隆氏によると、地検特捜部が100名も動員する事件は10年に一度くらいのものであり、必ず政界とも絡み、かなり大掛かりな事件へと発展するであろうと予言している。

再建主義者によると国家はできる限り小さくあるべきなのだが、極論的に個人責任で犯罪などにも対応しなくてはならない世の中を考えてみてほしい。地検特捜部もなく、個人が、もっと言えば烏合の衆が、どうやってこれらの闇の犯罪に対応し得るのか。国家(たとえモーセ律法を司法適用していなくとも)があることによって、神は間接的にご自身の主権を行使しているのだ。私は大いに地検特捜部に活躍してもらいたい。

世の闇は深い。これは陰湿さと、妬みと、プライドと、自己欺瞞に満ちるニッポンキリスト教界にも言えること。あのクリスチャン議員木俣氏の事件などはかわいいものであり、現状はとてもではないが、聖なる神の霊が働ける状況ではない。霊的地検特捜部の働きがまず必要だろうと思う。