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Dr.Lukeの一言映画評+本日の一冊

朝6時からのジョッギングとラジオ体操が定着した。午前中はいつもどおりのプールとサウナ。午後は映画、と言うスタイルも・・・。

アップロードファイル 25KBジャッキー・チェンの『ラッシュアワー3』。ストーリーはコチラを。リー捜査官とカーター刑事のコミカルにして軽妙なやり取りとアクションが楽しい。日本側俳優として真田広之と工藤夕貴が出演。彼らは英語もなかなかイイし、存在感も醸していた。最後のパリ・エッフェル塔のアクションは見応えあり。暑気払いに痛快さを味わい人にお薦め。

アップロードファイル 3KB帰りにまたCDを。90年代に1,000万枚を売り上げたと言う、その謎の死によって伝説化したZARDのアルバム"Golden Best 15th Anniversary"。前期の講義で学生に教えられたのだが、一度聞いておこうと。40歳と言う坂井泉水がかなりカワイイ。POP調の歌はけっこうノリがよく、はまれるかも知れない。が、いい年のオジサンが、「人生の応援歌として励まされた」と泣いている場面は理解できないかも。

夕方またジョッギング。すでに夏の盛りは過ぎているようで、虫の音がかなりにぎやかになってきた。風も涼しい・・・。夏の終わりはやや寂しいが、まだ終わらせないぞと気負っているわけ。風呂上りのビールが美味い!

 * * *

アップロードファイル 16KB本日の一冊は日高義樹著『アメリカの新国家戦略が日本を襲う』。このBlogでも何度か触れたが、アメリカによって政治・軍事・経済的に去勢されたわがニッポンは主権国家足りえず、これまではアメリカの保護の下で「お坊ちゃん国家」として世界の優等生を演じさせられてきた。まあ、その象徴が安倍氏であろうが、すでにアメリカの対日戦略も、対世界戦略も変わってきていると同氏は指摘する。

ソ連亡き後、アメリカは世界全体の警察と言うよりは、自国の利益優先の防衛体制、すなわち対国家戦略ではなく、対テロ戦略にシフトしている。これがために、対中国戦略でも以前のように制覇権を行使し得ず、むしろ中国の戦略に騙される可能性が高いとのこと。また北朝鮮とは、ここでもすでに指摘しているが、国交を結ぶ方向を模索しており、この面で日本は拉致問題などを無視されるだろう。つまりニッポンはアメリカの保護下に安穏としておれない状況に立ち至っているのだが、肝心の政治家たちはその事実を直視していない。アメリカの傘が弱まれば、最悪中国の軍事行動や、北朝鮮のミサイル攻撃もあり得るわけで、このような危機意識をもっと持つ必要がある。

結局はお坊ちゃまニッポンが自立することがすべてなのだが、はたしてはたして・・・。まあ、この状況はお坊ちゃま(と言うよりは、幼稚園児)的ニッポンキリスト教も同じのだが。

Commented by ふ 2007年08月25日(土)20:48

私は、ビールより バイクのほうが爽快。
30年以上前のホンダのカブで田舎道を時速25キロでポンポン走るあの音が最高。

Commented by Luke 2007年08月25日(土)21:52

これはなかなか風流ですね^^