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風のゆくへ

かつて原告団千人で闘ったある裁判の弁護団を引き受けて下さって以来のお付き合いのある某事務所のニュースレターが届いた。前にも書いたが共産党系の事務所なのだ(実際問題として弁護士を頼むならば共産党系ですよ^^)。

昨今の日本のミームあるいは言霊の動きについて、いくつかポイントを指摘していた。

1)憲法改正:安倍さんが総裁選に正式に立候補したが、彼の中心的政策。私は憲法9条のような形がい化した条文は改正すべきと思うが(自衛隊を自衛軍として認めるべきと思う)、それでも慎重な姿勢が必要。
2)教育基本法改正:これも人為的な「愛国心」などアブナイ点がありそう。
3)共謀罪:相談して相槌を打っただけで犯罪成立!?これもアブナイ。

と言うわけで、私はクリスチャンであるが、共産党のある意味で一貫した姿勢は評価している次第。個人的にはニッポンキリスト教徒などより、よほど誠実であり信頼できる。無神論的・科学的・社会主義的・唯物論的・進化論的・共産主義も、実は、信仰の一種なのだ。実際、かつての戦争の時どちらの信仰が純粋であったかは歴史が証明している。ただし政権を委ねることには不安があるが・・・。

すでに指摘している通り、どうも日本の風が何となく生臭い方向へと吹き始めていることは、彼らの問題意識の上でも確かなようだ。

Commented by イザヤ・ベン・ハー 2006年09月02日(土)10:14

安倍さんはキレイすぎますね。人気バブルがさっと消えてしまうような予感が。これもミームのなせるわざですか?

Commented by kenji 2006年09月02日(土)17:42

全てお膳立によって首班が選ばれる、実につまらん国になってしまった。中国や北朝鮮となんらかわりない。そういえば小泉さんはミームの達人でしたね。