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真の勝利とは?

昨日の「からさわ草」についてご質問をいただきましたが、実はこの花の写真、いつの間にかキャッシュに紛れ込んでいたのです。で、そのファイル名が"karasawaso.jpeg"だったわけです。どこで入ったのだろうか・・・?

 * * *

山谷少佐とCTの件は皆様が関心を持って覚えまた祈っていただいて下さるので、「後継者」が出て下さったようですよ^^相手と対峙する時に、押すばかりが能ではありません。まことの勝利は単細胞ブッシュの「行け行け」にはありません。主の十字架を見れば分かります。人の目から見てもっとも惨めな敗北が実は勝利なのです!

もう時間がけっこう経ちましたのでお話しても良いと思いますが、このBlogの古い読者の方はご存知でしょうが、かつて私のところにいた方が、ある場所(これも「2ちゃんねる」まがいの凄いところ)で、私のことを「ハーレムの牧師にして、KFCはカルトだ」とやり始めたわけです。その原因は、あることで私が彼をたしなめたためなのですが、それを「呪いの預言を受け、自分はうつ病になった」と騒いだわけです。

いやあ、人からこのような意図せざる粘着的な恨みを買うことは相当に気持ちのよいものではありませんが、しばらく静観していたわけです。そのうちその当初の問題もしかるべき手続きを経てちゃんと対処していることを知り、当事者に未成年者も関わっていたのでその将来も考慮して、除名処分を解除してあげたくなったわけです。

で、何と、よせばいいのに、愚かにも私自身がそこへ出て行ったわけです。案の定、牧師や教会に恨みを抱く人々から非難轟々を受けましたが(まさにニッポンキリスト教は病んでいることが分かります)、その際の彼の反応からみて、当初判断したよりも病理がやや深いこと、同時に彼の恨みは私に対する甘えと思い入れの裏返しであることが分かりましたので、こちらが全面的に降りて謝ったわけですね。かくしてDr.Lukeの面目は地に落ちることとなったわけです(削除をお願いして置きましたが、たぶんこの種の話は一部の人にとっては格好の嘲りのネタですから、いまだにそうなっていることでしょう)。

ところが数ヶ月して彼から祈りの要請と「自分が間違っていた、神に裁かれている、おゆるし下さい。もう敵とは思わない」と謝罪のことばをいただいたのですね。これはとてもうれしかったですね。私は「神は裁きませんから安心して、むしろあなたたちを理解して上げられなかったことを赦してくれたことを感謝しているんですよ。ちゃんと治療を続けて下さい」と申し上げたわけですね。・・・その後彼からは、「主が新しい次元に導いて下さった」とする証しのメールをいただき、安心したわけです。

これは私的には実に素晴らしい経験をさせてもらった事件でした。主イエスの十字架における屈辱は、私たちが主イエスに対してこのように申し上げる時に、主にとっての喜びに変わるわけです。イザヤ53章に「彼は自らの苦しみの実りを見、それを知って満足する」とあるとおりです。私たちを救ったのはまさに屈辱の中における「父よ、彼らを赦して下さい」と言う主の言葉だったのです。まことの勝利とは人間の目においては惨めな敗北と見えるところにあるのです。その事件の前後辺りでも書きましたが、それは自分を否む経験であり、否むことに比例して内側のキリストが生き生きと躍動する、きわめて甘美な経験なのです。

Commented by ゆっこ 2006年10月31日(火)22:02

ルークさんこんばんは。
>もっとも惨めな敗北が実は勝利なのです!
まったくもってアーメン!ですね。
これぞクリスチャンの醍醐味です。

Commented by francis 2006年11月01日(水)00:06

私がその当事者です。あの時は、Lukeさんが和解の手を差し出してくださり本当に感謝しております。
また、私もキリストの血のゆえに赦してくださったこともありがとうございました。そのために、私は恨みと苦き思いから解き放たれて神の愛の道を再び歩むことができるようになりました。

LukeさんとKFCの愛する兄弟姉妹たちに、さらに豊かな祝福がありますように。

Commented by Luke 2006年11月01日(水)00:35

あ、来てくださっていたのですか!?驚きました、と共に、うれしく思います。こちらこそあの場面で「主にあってゆるします」と言って下さり感謝でした。あなたたちに対して厳し過ぎたと感じていましたから。言い訳になるかも知れませんが、私にも同じ年頃の娘がいるからなんでしょうね。「父親の目」が入ってしまったと反省していたのです。

これからもお元気でどうぞ。

Commented by anna 2006年11月01日(水)07:45

今朝、「和解」を見せていただき、感謝します。

Commented by エタ 2006年11月01日(水)10:18

あーやっと終わったのですね。昨日のことのように、教会の多くの姉妹兄弟が心を痛めた事柄でした。

 不平不満に満ちた○○掲示板でルークさんが、すべての言い分をすて兄弟のこころに近づこうとされ謝られた時に、主の御心を思い、本当に感動した覚えがあります。

francis さん パソコンを活用できない多くの兄弟姉妹のためにも、たまには顔を見せてください。いまだに心配されている姉妹が何人もおられます。私たちは家族ですから・・・
 

Commented by Luke 2006年11月01日(水)11:40

いえいえ、もう2年も前にfrancisさんとの個人的レベルでは解決していたのです。彼が本来の彼に戻って下さってくださって、本当にうれしく感じています。ただね、最近闇における敵の働きが活発ですし、こういったことは闇の力にとっては格好のネタですから。新たな道を歩んでいるfrancisさんにとっても好ましくはないことでしょう。光の下におけば敵の力は消え去りますから。

Commented by francis 2006年11月01日(水)11:53

annaさん、感謝します。

また、エタさん、本当にありがとうございます。機会があれば、と思います。いまだ、御心配されている方々がいるとのこと、心動かされます。本当に、多大な御迷惑と心痛をおあたえして申し訳ありませんでした。

どうぞ、皆様によろしくお伝えください。

Commented by エタ 2006年11月01日(水)12:41

了解いたしました。本当に嬉しいことですね。お互いに主にある道をマイペースで歩みましょう。 何人かの姉妹たちには、お伝えしておきます。どこにあっても主にあっては、ひとつですものね。