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ウイットネス・リーの問題点

「2ちゃんねる」に工作員と思しき方がスレを立てて下さっており、関連してご質問もいくつかいただいておりますので、この機会にちょっと触れておきましょう。彼/彼らはここもよくご覧いただいているようです。「2ちゃんねる」の方々も匿名の闇に隠れていないで堂々と対面で議論しませんか?私の方はすべてをさらしているのですから。

以前に公開していたサイトがGeocitiesの大幅な改変で更新ができなくなったことと、その内容があちらの微妙な変化によってやや修正が必要なので、現在作業中です。(山谷さんの立場がよく分かります・・・。)

1)まず「2ちゃんねる」のスレはおそらくリー・シンパあるいはローカルチャーチの人が、あえて私のクレジットを貶めるために立てたものと思われますので(しかしそんなに都合が悪いのかな?)、その内容にひとつひとつ応答・反論する必要はないでしょう。そこにすでに悪意がある以上、主の公義の御手にお委ねいたしましょう。

2)歴史的にウォッチマン・ニーはマダム・ガイオン、アンドリュー・マーレー、オースティン・スパークス、G.H.ペンバー、ジェシー・ペンルイス、特にJ.N.ダービーのブラザレンの影響を受けております。その原点はこちらです(→オリーブ園)。ちなみにこの管理者はローーカルチャーチの人ではなさそうです。以前にもここで申しましたが、私はローカルチャーチで福音に触れましたので、私のルーツおよびニーによって多大の影響を受けているコリン・アーカートのルーツもここにあります。

3)ウイットネス・リーの問題はこのような流れにあって、自らの偽りを、「真理の回復」として混ぜ込んでいる点にあります。完全な偽りであれば誰も騙されませんが、90%の真理に10%の偽りを混ぜると一緒に飲み込まされます。彼の教えの最も本質的な問題点は:

a)神は父・子・聖霊として区別された存在であるが(三の面)、同時に御子イエスは御父であり、キリストは聖霊である(一の面)。「三位格にして一つの本質」は三神論である。

b)善悪の木はサタンであり、その実を食べた時、人の体の中にサタンが内住した。これがローマ書の擬人化されている単数形の罪である。つまり人の肉体はサタンの住まいであり、邪悪である(肉=サタンの受肉)。

c)一方、神は人となった(第一の「なった」)。すなわちイエスとして神性と人性を混ぜ合わせた(mingling:ミングリング)。キリストはサタンをご自分の体の中に捕らえて十字架につき、サタンを滅ぼし、サタンを墓に残してご自分は復活された。かくして手順を経て「いのちを与える霊」、すなわち聖霊となって(第二の「なった」)、人の霊に住まい、私たちの人間性と神性を混ぜ合わせる。こうして人間は神になる(神化)。ただし神格は持たない。

d)教会は神と人が混ざり合った存在であり、イエスにおける受肉の拡大である。神と人(=教会)は混ざり合って、ついにはキリストとまったく同じ神・人(God-men)=受肉した神/肉において現れた神、となる。この完成が新エルサレムであり、それは神と人の混ざり合いの究極の姿である。

e)地上の教会は各行政区ごとにひとつだけ。これを「地方にあって合一の立場に立つ教会」と称する。正常な霊的生活、教会生活はこの立場に立つ教会「○○に在る教会」にあってのみ可能である。他はすべて分裂の教会であり、バビロンの娘たちである。よって例えば東京で福音を伝えるにはすでにその立場に立っている「東京に在る教会」に合流するしかないわけ。

f)ウイットネス・リーは現代の唯一の預言者であり、神は彼を通してのみ「回復の啓示」を与え、その御業を進めておられる。よってリーに逆らうことは神に逆らうことと同じである。個人的な罪は赦されても、神のこの行政に逆らう者は赦されず、裁きを受ける。

というわけで、おいおい私の元にある膨大な資料と欧米のサイトなども紹介しつつ、問題点を洗って行きたいと思います。とりあえず、前に紹介したRick Rossのサイトと、Christian Apologeticsを紹介しておきましょう。

追記:けっこう世界のあちこちで問題提起が起きているようですね。(向こうサイドのサイトもありますよ^^)

ConcernedBrothes
Nee,Lee&The Lord'sRecovery(ここで触れた諸論点について有益な議論がなされています。)
The Lord's Army

どうもこの20年間、彼らの抱えている本質的問題は時にいろいろな形で噴出すようですね。

神は無秩序の神ではない。

とあるのですが。

Commented by Luke 2006年11月07日(火)07:38

「クリスチャン・トゥデイ(CT)」と関連する「アポストロ・キャンパス・ミニストリー(ACM)」についても少佐の尽力で驚くべき真実が明らかになりつつあります。公開できる時がいずれ来ると思います。