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目覚めつつある中国

試験週までの休みのひとときを過ごしているが、午後は例によって映画。『ラッキー・ナンバー7』。やや乾いたオトナのサスペンス映画。まあ、楽しめたか。その後、最近オープンした川崎のLAZONAへ。いやあ、スゴイの一言。こちらにも映画館があるので、チネチッタはやや客が流れているようだ。しかし普段、"田舎生活"をしているので、こういった人ごみでは酔ってしまう。目が回ると言うか・・・。歳かな・・・とポツリ。

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今日の日経夕刊によると、中国が宇宙空間にある衛星をミサイルで撃墜することに成功したとのこと。例によってアメリカは宇宙での支配バランスが崩れるとして、中国を牽制している。

またちょうどTIME誌の今週号とSAPIO今月号では奇しくも中国特集記事。いずれも中国の眠れるパワーをレポートしているが、この国が目覚めるとマグロが食えなくなるどころではない。環境問題もエライことになる。中国は決してアメリカの価値観に屈することはなく、むしろ中華思想をあくまでも誇示するであろうとのこと。さらに経済的な投資も積極的であるが、最近では特に宇宙に対する投資が盛んとのこと。日本のNロケットの体たらくと比べると、彼らの士気は高い。

そして意外だったのは、北朝鮮との関係が史上最悪とのことで、昨年のミサイルのデモンストレーションも中国を意識している可能性が大であるようだ。わがニッポンは地政学的には赤い中国の進出を阻むアメリカの基地として利用価値がある間は多分アメリカの傘に隠れることができるだろう。が、あまりにも主体性のなさに不安を覚える次第。中はすでに士気が落ちるどころか、腐りかけている。

実に絶妙の地政学的位置にあったゆえに戦後ここまで来れたわがニッポンであるが、今後ますますアメリカの属国と化し、芯とモラルを失った『美しくない国』として、ひたすら金だけを頼りに生き延びるしかないのかも知れない。

そのような懸念を覚えるがゆえに、日本人がユダヤ人の末裔であり、皇室には神の奥義が隠されていて、ある日、神の経綸においてニッポンが輝く時代が来るとするキリスト者たちも増えるのであろう。これもある意味で、1%の枠の中で呻吟しつつ、アイデンティティを喪失しそうなキリスト者の「切ない願い」と思うのだが・・・。パウロは言っている

私は肉において誰よりも誇るところがあるが、一切肉に頼ることをしない

と。

Commented by Dr. John 2007年01月20日(土)08:09

ご自分の考えを御言葉をもって締めくくられるのは、ご自分の正統性を誇っているようにしか思えないのですが、私の考え過ぎでしょうか。メッセージを聞かせていただいても同じ疑問を感じてしまいます。御言葉の大切さを強調されている反面、氏のご意見がメッセージの大部分を占めているように思います。兄弟姉妹の関係を大切にされているなら、他の兄弟にも説教の機会を提供されてはどうでしょうか。牧師でなく、卜者だと言われていますが、教会の中でお一人だけが御言葉を語る立場を取られるなら、人々の心の中では「師」となってしまうのではないでしょうか。これが、最後のコメントです。ありがとう。Dr.Johnでした。