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時代

確かドラマ『北の国から』にこのタイトルがあった。時代に流されず文明を拒否して黙々と生きる黒板五郎を描いていたのだが、最近、私もひしひしと感じる次第。

昨日の会談に同席した際、録音をしたのだが、山谷さんはiPod、その他の先生たちはICレコーダー。で、私だけテープ!?シャカシャカシャカ・・・と私の前だけが鳴っているのだ。

一応言い訳しておくと、ICレコーダーも一応持ってはおります、が、なぜか不安なのだ。ほんとに録音されているの?と。しかしテープは回っているのが見える!あの名作『20世紀少年』の中に「今時、テープ!?」と言う台詞があったが、ここにもひとり時代について行けないおじさんが・・・。

ちなにみごく最近までフロッピーを使っていたのだが、ある人にメモリスティックを使わないんですかと問われ、ようやく512Mのスティックを買った次第。こんなものに512Mも!?いや、最近では2Gモノもあります。FAXを送ろうとして、紙が出てきたのを見て、「遅れませ〜ん」と言ったおばちゃんの古典的ネタがあるが、人のことを笑えなくなっているわけ。

パソコンがまだマイコンと言われていた時代に、8ビットのZ-80で64キロバイトのメモリ空間で機械語やアセンブラでプログラムを書いていた時代が実に恋しいのだ。MS-DOSに移るのも抵抗したし、Windows95に至っては97年に導入。しかし時代に逆らうのは若くないとできないもののようだ。今Vistaに合わせて、マルチコアのパソコンをひとつ作っております。

さあて、本日400名分の成績報告書を提出しました。これでしばらくフリー。いや、冬眠生活と言うべきか。こんな1年のサイクルがもう20年数年続いている。いや、学生時代からすると30年近くだ。私は何だか一生浪人生活しているような感じだ。