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倒錯者の群れ

山谷少佐が2ちゃんねるでのCT側からの誹謗中傷・罵詈雑言を山谷節に乗せて楽しまれているようで、真に天晴れと思う次第である^^

先になぜか私に粘着する「暇人」なる人物の投稿をご紹介くださった際に、この方は教養もあり、社会常識もふまえ、地位もおありになり・・・と書いたが、何と某団体の理事をしているとおっしゃっているとか!?いやあ、驚きました。この方も一日中2ちゃんに書いている名物の方のようですが、さぞや優雅な生活をされているのでしょう。この方にとってはCT社長Sola Gratiaこと高柳氏の言動が不気味だとする私の方がカルトにして不気味なのだとか。また山谷少佐と私はアホであると・・・。お叱りをいただくことは実にありがたいことで、ぜひその団体名を知りたくなりましたね(苦笑)

ここに見られる感性の麻痺について下に書いたが、どうも2ちゃんあたりで一日中時間をつぶしていると明らかに麻痺が起こるようだ。このあたりの大脳生理学的機序については前にもどこかで書いたと思う。問題は当の本人がそれに気づいていない点。彼らにとっては自分は至極まっとうなのだ(笑)。2ちゃんなどに書く他の奴はまともではないと思いつつ、必死に書き続けるわけ。自分だけはまともだぞと確信しつつ(笑)。そこで彼らは当事者を引きずりだそうとする。「空詐話」が2ちゃんなんぞにのこのこ出てきたぞ、と。これを2ちゃん用語で「本人ご降臨」と言うのだそうだ。かくして祭られる者は反論の道を塞がれる。

さらに面白いことに2ちゃんを批判すると、彼らは猛然と批判者をつぶしにかかるのだそうだ。何だかクリスチャン・トィデイみたいだぞ。Sola Gratiaこと高柳泉氏の論調とそっくりだ。ここで2ちゃんと彼らの人格の同一視が起きていることが分かる。一般にカルトでは教祖と信者の間にこのような人格的結合(同一視)、一種の人格の共有が非常に強固に生じる。統一協会ではこれを可視化・儀式化して、文鮮明の「血分け」が行われる。同様に彼らも2ちゃんのヴァーチャルな人格の一構成要素となりつつあるわけ。だから2ちゃんに対する攻撃は自分への攻撃に他ならない。かくして時には数年に渡る陰湿な攻撃をするようだ。ちなみに、韓国の女優もネットの中傷で自殺しているが、日本でもすでに2ちゃんによる自殺者が出ているとか。

さらに面白いことには山谷さんがBlogにて弁護士に応答したことをもって、「司法をなめとる」とする向きもあるようだが、それを言うなら、名誉毀損・誹謗中傷・犯罪の温床である2ちゃんの管理人西村博之氏の主張にむしろ釘を刺したらと思うのだが、それをすると彼らの自殺行為なのだ。何しろ西村氏はすべての責任をかぶって4億円にのぼる賠償金を引き受けても支払いを拒否しつつ、他の2ちゃねらーの"発言の自由"を守る彼らの"英雄"にして"救世主"だからだ。彼らの力の源泉はこのようにして守られている匿名性にある。

要するに2ちゃんねるなる場がすでにカルトそのものであると普通の感性であれば感じるが、彼らからは私たちの方がカルト、マスコミは「マスゴミ」、社会は嘘だらけ、2ちゃんの"世論"が真実かつマトモなのだと・・・。

ここで西村氏の"名言"を皆さんにも紹介しておきましょう:

支払わなければ死刑になるのなら支払うが、支払わなくてもどうということはないので支払わない。

何かの時に役に立ちますよ(笑)

Blogやサイトを開いてネットのヴァーチャルな世界とコンタクトポイントを提示している人は誰でも、意図せざる形で粘着攻撃を受けるリスクを持っているわけで、それなりのディフェンスをする必要があるのだ。今日はネット・ハードディフェンス・リテラシを身につける必要がある時代なのだ。

参考:2ちゃんねるの攻撃から身を守るためのブログ

Commented by 23 2007年03月23日(金)10:07

クリスチャントゥデイカルト・異端疑惑に関しましては、
何卒「呉越同舟」という線でご検討願います。

Commented by Luke 2007年03月23日(金)10:11

ええ、了承です。彼は実にイイ味を醸していますから。一度リアルでお目にかかりたいかと^^

Commented by ICHIRO 2007年03月23日(金)12:55

なるほど、心のファイヤ・ウォールやワクチン・ソフトが必要なのですね。
私などは2ちゃんねるあたりに晒されるだけでビビりますが。

Commented by Luke 2007年03月23日(金)20:57

まあ、西村氏もこのまま行くことはないでしょう。ある人が彼は「世間」を作ったある種の「神」だと評しています。その中に入るとある種の変性意識状態になるのですね。しかしこういう「神」はしばしば自滅するもの。ホリエモンもそうですが、取り巻きに裏切られ、末路は惨めなものですよ。