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亡国のイージス

アップロードファイル 16KB前に映画評として紹介した『亡国のイージス』。映画自体はハズレだったが、そのイージス艦を巡って中国人妻を介して、自衛隊員から多分中国へと高度機密情報が漏れたとのこと(→記事)。先に紹介した外務省のラスプーチンこと佐藤優氏も、外交官が外国に派遣された場合、最も注意すべきは「女」だそうだ。アダムがエバの言葉に乗って禁断の木の実を食べて以降、男は女の甘言に弱いのだ。

しかしこの記事によるとこの犯人の自衛隊員自身はこういった情報に接することはできない立場であり、長期にわたってその権限を持つような人物から流れた可能性を言っている。驚きますね。自衛隊の高官に高度機密情報を流す者がいる!?この国はそもそも内側から腐敗しているわけで、これは幕末を描いた手塚治虫の『陽だまりの樹』を読むとよく分かる。太平の江戸を揺るがした三隻の黒船で目が覚まされた日本は、再び眠りについているのか知らん?次の「黒船」とは果たしてどこの国でしょうか?北朝鮮、それとも中国?北朝鮮からはミサイルが、中国からは黄砂が飛んでくるわけですが・・・。

ちなみに東京都知事候補のドクター・中松氏が、北朝鮮から飛んでくるミサイルをUターンさせる発明をすると演説していたが、この人は実に面白い。日本ではややゲテモノ扱いされているが、欧米ではきわめて評価が高いのだ。均質国家ニッポン。中松氏はこの均質性から外れている。逆に大衆はこの均質性の中に安穏と眠っているわけだが、その中のさらなる均質性社会がニッポンキリスト教である。はみ出すのが怖い。よって牧師も信徒もみんな仲良く金太郎飴。ただしニッポンキリスト教には漏洩したら困る機密情報は何もないのだが・・・。