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ブッシュと自殺する兵士たち

イラク派兵の兵士に自殺者が増加(通常の3倍ほど)しているとのこと(BBS参照)。人は意義の感じられないことや自分の良心に逆らうことに対しては心を病むものである。理屈は通っていても、心の真実を偽ることは出来ない。

テレビでも現役兵士がラムズフェルドあたりをもろに批判している場面が放映され、後にその兵士は処分を受けた。また現地の報道でも反米的な新聞などは徹底して取締りを受けている。自由と平等の実現の旗印のもとで行なわれている欺瞞である。すべて人工的なのである。

私は4月の時点で、イラクの国民が自立することはできないと"預言"しておいたが、そのとおりになっている。きょうの日経夕刊でも、ブッシュは自分が責任者であり、イラクには明確なビジョンがあり、必ず復興させると強弁している記事が出ていたが、彼がそのように叫べば叫ぶほど、彼の心の空虚が証明される。

このような指導者を神が立てた素晴らしいリーダーだとリバイバル新聞に書いていた者がいたが、メガネを変える必要があろう。このような指導者の下で自分のしていることの矛盾と無意味さに絶望する若い兵士がこれからも多く出てくることであろう。

近い将来において、ブッシュに対して、神の重い御手の介入があると感じている。