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解放の希望

がでてきた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040411-00000003-yom-int

イスラム教内部の批判もあり、結局犯人たちも自分たちの大義が立たないことが分かったようだ。イスラムの教師に戒められてのことのようであるが、多分犯人たちは幼い者たちであろう。この態度は対して、アメリカは焦りつつ、すでに大義がないことは明白なのに、かろうじて「自由と民主主義」を旗印に、力でねじ伏せようとしている。この大いなる矛盾。

しかし先に書きましたが、私は今回の件で小泉氏を評価したいと思う。もちろんアメリカの顔色を見て、自衛隊を派遣したこと自体は問題があるが、今回は決して引けない場面であった。それに対して、小泉氏はこれまでの政府と異なり、毅然として拒否の姿勢を当初より打ち出した。彼は「腹をくくった」。

主は言われた、「自分の魂を救おうとすれば、失う。失えば、救う。何かを得ようとすれば、失い、失えば、得る」と。先の鶏のウイルス感染で、両親が自殺し、自分は逮捕された社長も、同情する余地は多々あるが、前に書いたように、自らで守ろうとして、自ら失ってしまったのである。もし小泉氏が、どのような結果になろうとも、すべての責任を負うことを覚悟して、家族との面会を拒否したのであれば、これは大いに評価できる。確かに小泉氏はこれまでのニッポン型の政治家とは異なっているようだ。

勝利と自由への鍵は手放すことにある。