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健闘!浜口親子

審判による表示板のミス掲示などの要素もあり、結果は残念でした。浜口自身も勝ちを取ることに注意がそれて、掲示板を気にしたことが致命的でした。勝負は無心。そもそも掲示板などに気を取られることは定まっていない心の証明です。と書くと身も蓋もないのですが・・・しかし、

他のランクでは金と銀で、アニマル浜口氏は荒れるかと思いきや、銅を取った娘に向かって「よくやった」と声をかけつつハグし、娘も銅メダルを父の首にかけ、父もそのメダルをいとおしむようにまざまざと見つめる様子はジーンと来ましたね。そして「自分の指導者としての未熟さを感じました」と娘をかばう言葉。金が当然でしたから、こんなものは・・・となると思いきや、この場面はほっとする救いでした。スポーツの魅力は勝敗もさることながら、このような場面があることですね。鍵は人と人の心の触れ合いです。

ひるがえって、心を忘れた見かけの正しさだけに訴える聖書解釈や神学では人は救われません。冷たい聖書知識(文字)は人を殺しますが、温もりのある霊は人を生かします。クリスチャンは文字に仕える者ではなく、いのちに仕える者なのですが、いのちが忘れられているのが現状です。ニッポンキリスト教界にもアニマル浜口氏が必要です。