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メモ:東大生の家庭像の真実

これまで東大に入るには中高一貫の進学校からでないと難しいと言われ、家庭の年収も1千万以上というイメージができていたが、ここへ来て少し変わったそうです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041208-00000125-jij-soci

私たちの頃は国立志望者はみな貧乏人でした。学費も年間数万円でしたからね。私の友人も確かに灘とか開成の連中もいましたが、地方の連中はみな金のないヤツばかりでした。マンションなどには住めず、四畳半の裸電球のモルタルアパート。かぐや姫の「赤提灯」の世界そのままでしたね。

とか言っているうちに、自分の子供たちが大学生。娘二人はミッション系の私立に入ってしまいましたので、これから数年間、スネが細くなります。息子には私と同じ貧乏な学生生活をおくらせるつもりですが。

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一方でニッポンの学力低下が著しい:
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041208-00000000-mai-soci

今予備校や大学で起きていることは、上位の子と下位の子の格差が大きく開き、二分化している。収入も高額所得者と低所得者に二分化しているが、教育も同じ。要するにこれまで1億総中流だったのが、上と下に引き裂かれている。

大学全入時代を迎え、意識がある者は上上と目指すが、ない者は入れるところでよしとする。かくして差が開く。鍵はモチベーション。個人の意識の持ち方であり、その意味で自己責任が重くなったと言える。