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弁護士の選び方

私たちが起こした8年越しの裁判では、最終的に1,000人を超える原告団に育ち、長銀、三菱信託銀行、興銀、日商岩井、三菱商事、住友商事を相手にほぼ全面勝利的な和解を勝ち取った。その過程で、有能な弁護士とは、もちろん民事においてであるが、判決に持ち込まないものであることを知った。つまり和解率が高い弁護士は有能なのだ!

クリスチャンも掲示板などでケンケンガクガク、神学論争を繰り広げ、互いに相手の人格までも貶め合う場面がよく見られる。彼らはそれぞれ聖書を用いて、自分の論を武装し、<勝とう>としている。実はここですでに敗北している。真理は私たちが弁護する必要はないし、真理は真理自らが自らを証明する。だから私が<勝とう>とする必要はない。<勝とう>とするのは、自分のものだからだ。

真に有能な弁護士であるイエスは十字架で、午前の3時間は人から裁かれ(もちろん不当に)、午後の3時間は神によって裁かれた。それは敗北であるように見えたが、彼はそれによって宇宙的な和解を勝ち取ったのである!真の勝利は<勝とう>とすることによるのではなく、和解にある。

前に弁護士を選ぶなら共産党系と書いたが、改めて、まことに有能な弁護士は、神と被造物の和解を勝ち取ったイエスである、と言っておきたい。