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米軍の正体とニッポンの関係

昨日のNHKスペシャルでイラクに派遣されている米軍の真実をレポートしていた。連邦政府の管轄にある正規陸軍と共に、田舎の州兵が貧しい装備で参加していることを知って驚いた。

州兵はまったく普通のオジサンたち。腹が出て、なまった体を持て余している。あるいは学費を免除されて大学に行こうとする若者たち。州兵に登録すると月に3万円支給されるそうで、その代わり登録した以上、召集されたらイラクにでも派兵され、拒否すると軍法会議にかけられる!?驚きますね。

実際戦闘場面では、牧師で州兵の黒人は顔が引きつって、目が涙目になっていました。で、結局1年半の滞在で死亡が20名以上、負傷が100名を超えると。正規の陸軍ですら、ラムズフェルドに文句を言っているくらいです。

そして着々と戦費はかさみ、それを穴埋めしているのはわが日本です。税収が40兆ちょっとにもかかわらず、米国債権を30兆買い越しです。個人資産は1,400兆あるとは言っても帳簿の数字。すでにそのうちの相当部分は食い尽くされています。

しかし経済はゼロサム・ゲームですから、その金はいずこかに着実に蓄えられているのです。お目出度ニッポンもそろそろ目を覚ます時でしょう。