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備えること

クリスチャンはしばしば超霊的になる。生命保険も入らない、医者にもかからず薬も飲まない、信仰によって神の超自然的癒しを求める。癒しの賜物のある器に祈ってもらう、などなど。

私は霊能力者でもなく、神学者でもなく、一介のサイエンティストなので、体に異常があれば、ドクターにかかる。またいい薬を処方してもらう。また年に1回ドッグで全身を調べてもらっている。血液データも学生時代から25年にわたって蓄積しているので、異常があればすぐに検出できる。自分の体の真実は把握している。

生命保険や癌医療保険、さらに損害賠償保険も入っているし、共済年金に加えて個人年金や子供学資保険も積んでいる。私が突如召されても、マンションのローンは団体信用保険でまかなえるし、残った家族を路頭に迷わすことのない備えをしている。子供の学資も私が召されたら年金が下りるし、節目節目でまとまった金が下りてくるので、きわめてありがたい。大学の資金としても200万は確保できるので、私立でも何とか可能となる。癌保険も、癌と診断されたら300万をもらえる。

こういった対策を不信仰であるとして、見下すクリスチャンも多いことを知っている。ある先生は「生命保険に払う金があったら信仰をもって献金せよ」と言われる。私はこうした奨めには拒否反応を覚える。古のヨセフを見ればよい。来るべき飢饉に対して計画的に備え、イザと言う時に国民を救ったではないか。

人間としてなし得る対策をなし、人間の側の責任を果たす必要がある。それを超えた分は神が責任を負ってくださる。昨日の兄弟に対しても、私は訴えたいのだ:「妻や子供たちのことを考えよ」と。自分の超霊性を保つために家族に犠牲を強いてはならない。・・・ただ、もう遅いかもしれない、その真実を知ることが、正直言って私もこわい。

ああ、兄弟よ!

Commented by まひるちゃんのパパ Eメール 2005年02月10日(木)21:37

一昨年心筋炎で生死をさまよった、うちのまひるも、家族の祈り、兄弟姉妹の連鎖断食祈祷、そして、最新の医療設備と手技で生還しました。トロントのアーノット師がおっしゃいました「信仰の決断と、無謀な冒険とは全く違う。医師の診療を受ける事と真の信仰とは矛盾しない。」Luke先生、もう一度兄弟とお話下さい。私は祈ります!