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本日のトピック2題

日本におけるユング派の先駆者である河合隼雄先生が死去(→記事)。氏はユング派の分析家であるが、元々の出身は京大理学部数学科。30歳を超えてからスイスのチューリッヒのユング研究所に留学。分析家の資格を取得された。私の東大医学部出身の知人が河合先生の教育分析を受けておられた。

病んだ人々と関わることはコチラも相当のストレスと傷を受ける事を意味する。彼らのネガティブな破壊的パワーをまともに受けるならば(注)、コチラも決して無傷ではいられない。この意味で心の病を持った人々との関わりは大きなリスクを背負うことを意味する。そこで日本では精神科医はほとんど薬に逃げてしまうわけ。分析家は必ずしも医師ではないので、薬に頼れない分、危険性が高いのだ。

(注)特に病識の欠如した、自分のおかしさに気がついていない人々。最近では人格障害の人が増えている。自分の問題を認識できている人はこの限りではない。

ニッポンキリスト教界でも、さかんにカウンセリングをしますとか気軽に喧伝する牧師だの、カウセンセラーだのがいるが、彼らは自分が"何"を扱っているのか知らないのだ。これらはいわゆる生業にする仕事では決してない。しかし人が変化し成長するのを見ることができるのは大いなる祝福でもある。

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あのトッチャン坊やの村上氏が地裁で2年の実刑判決。日経紙によると判決を受けた際、顔面蒼白だったそうだ。前に紹介した元特捜検事の田中森一氏も相当にビビッたようだから、エリートを自負する村上氏は無理もない。彼については当初からこう書いておいたが、神は確実に世の権威を用いてご自身の義を実現される。神は決して侮られる方ではない。(→参照)。

Commented by 23 2007年07月19日(木)21:10

クリスチャントゥデイ関係者に読ませてあげたい、と思いましたw

Commented by Luke 2007年07月20日(金)06:58

自分を相対化できない、特に純粋でまじめな人々はこわいものです。自己の正当性を訴えれば訴えるほどに、自分を暴露してしまうことに気がつかないわけで。これはローカルチャーチでも同じですね。彼らが目が覚める事を祈ります。