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神の宇宙的ビジネス(オイコノミア)

デリヴァティヴ−これは中々面白い。オプション取り引きもよくもまあこんな仕組みを考え出す人がいるもの。ちなみに昨日のブラック&ショールズ方程式はノーベル賞経済学賞の仕事である。

神のご計画はオイコノミア(エコノミー)である。主は言われた、「タラントを増やせ」と。もし自分で運用できなかったら、土の中に埋めとくのではなく、銀行に預けよ、そうすれば金利が付く、とも。この発想はまさに金融のそのもの。もし主がトレーダーだったら相当に成績がいいことだろう。

私たちは宇宙的な神の経済あるいはビジネスに参加しているのであり、「清く・貧しく・美しく」のニッポンキリスト教的宗教に与っているのではない。金融の原則は金が金を生むこと。つまり「持っている者は益々豊かに、持っていない者は持っている物までも取り上げられる」。

私たちはキリストにあってあらゆる面で富んでいるべきなのだ。タクワン飯の裸一貫からの伝道などはまったく魅力がない。なぜ八ヶ岳の柳生氏の元に人が集まるのか、楽しいからである。豊かだからである。

結局地上における生活はエンジョイした者が勝ち。楽しいからする、楽しくないことはしない−単純である。つまらない神学論争や教派論争をしている間に、人は「キリスト教徒はご苦労様なこと」と、教会を遠巻きにするだけ。霊的「武士はくわねど」はもうやめるべきだろう。