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地震予知に見えるニッポンの病理

BBSにも書きましたが、ずっと注目してきた串田氏が、種々の陰湿な電話や妨害などで精神的に追い詰められ、公開情報サイトを閉鎖に追い込まれてしまいました。

地震予知と言うかなりセンシティヴな仕事を、元々のアマチュア天文学者の偶然の発見によって、意図せざる形で開始され、孤軍奮闘してこられたのですが、どうもニッポン社会はこのような芽を育てる土壌がないようです。

受け手に情報を取り扱うキャパがないのです。いたずらに恐れたり、起こらなかったら喜ぶのではなく、責任を取れと迫ったり・・・。人は自分が聞きたい言葉を選んで聞くものです。自己責任の原則がどこかに行っておりますね。要するに幼稚の一言に尽きます。

この国の問題は制度改革などで解決する者ではなく、モット深い病理があるのです。これはキリスト教界と関わるようになって、ますます感じております。閉鎖社会の中の閉鎖社会がニッポンキリスト教界であり、ニッポン社会の病理がコンデンスされて現われるようです。前にも書きましたが、フラクタル構造をなしています。

で、串田氏には粘って欲しかったのですが、精神的に限界とのこと、これ以上の要求は無理のようです。返す返すも残念です。もっともデータの収集と解析は続行されるようですので、今後の発展に期待します。