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本当に必要なものは・・・

実はそれほど多くはない。難しい神学や、何とかセミナーや、聖書解釈や、油注ぎなどで一杯になるほどに、イエスご自身から遠くなる。

ラオデキヤの教会は自分たちの知識などの豊かさを誇っていたが、イエスご自身は戸の外に立っておられた。イエスは、ご自分を中に入れてくれるならば、「聖書の解釈をしてあげよう」ではなく、「食事を共にしよう」と言ってくださる方である。頭デッカチのキリスト教徒になるほどに、イエスと食卓を共にすることを忘れ去る。

よく新聞のスクラップブックを後生大事に溜め込んでいる人がいるが、ほとんど飾りに過ぎない。今ニッポンキリスト教に必要なのは、「得ること」ではなく、「捨てること」。無駄な情報を積極的に遮断すること。さて、さて、霊的ならっきょの皮むきをして最後に何が残るだろうか。

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タナボタの休日。午前はいつもどおりプールとサウナ。午後はカミさんとチネチッタの開拓。で、見つけたのがシャブシャブの食べ放題。なかなかヴォリュームと味、共にグッド。脂肪は湯に溶け、赤身のタンパクだけだから、多少食べてもダイエットに差し障りなし。子供たちを外してカミさんと旨い処を食べ歩くことが最近の楽しみ。

また野外ライブをやっていた。見るとジーンズのムサイ5人の男たち。ところがサウンドとヴォーカルがよかったので、つい最後まで・・・。

で、映画は『戦国自衛隊1549』。昔千葉真一のアクション中心のヤツのリメイク。単純なアクションを期待したが、主役が江口洋介で、何となく里美助教授を彷彿。おまけに内容は変に哲学的。田村正和や江口は何やっても同じ。要するに役者ではない。いまいちカタルシスが不十分だった。日本映画で楽しめるのは寅さんとゴジラ、それと高倉健だけかな・・・。

対して韓国の映画はコワイ。『ブラザーフッド』などはリアリズムがあり過ぎる。日本のはなぜかみなゴジラの防衛隊のノリ。要するに取ってつけたようなオモチャ。信仰はそうではないことを願うが。

が、いけるジャズのCDを発見。Lizz Wrightという黒人女性の輸入版。黒人は霊歌もそうだが、Jazzでも何か深みがある。これでまた車の中がリッチになる。それと黒糖焼酎。ある友人のお奨めだが、さてさて味のほうは・・・。