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若くいるコツ

大学のペースが整って参りました。今週はまだ本格的な講義ではなく、ガイダンス中心なのですが、来週からが本番です。でもね、学生諸君とアレコレやりとりするのが実に楽しいわけ。若くいるコツは若者と接すること。

ちなみにある時、同僚の先生(某TV局を退職後来られた方)と話していると、彼は重装備でアルプスなどを踏破し、スキューバのライセンスを持ち、グアムなどで潜っているとのこと。

で、ニヤニヤしつつ、「唐沢先生、私、いくつに見えます?」と聞かれるわけ。見かけは赤ら顔で、髪もふさふさ、ちょっとロバート・デニーロに似て、やや渋め。小生どう答えるべきか迷いつつ、ヨイショして、「35歳ですか♪」と見え透いた事を言うと、またニヤニヤしながら、「・・・いや、その倍ですよ」と!小生「え〜!?」と、継ぐ言葉を失いました。

いや、実際驚きました。まあ、見かけは50台ですね。人間、歳取るとどんどん差が開きます。YAZAWAの言うとおり、努力をやめたらオ・シ・マ・イ。それと興味を広く持って、生きることをエンジョイすること。チマチマと教会生活で悩む人生は縮小均衡。老け込みますよ。ドンドン外へ外へと向かうべし(注:霊的には内なるいのちの生活ですが・・・)。そしてチャレンジですね。

チャレンジと言えば、昔九州での「営業」の帰り、福岡空港の寿司屋に入ったのです。1,500円の寿司を一人前頼んで、ふと前を見ると、「大トロ、時価」と張り紙がある。よし「チャレンジだ」と言うわけで、「大トロつけて」と。2貫出て来ました。パクパクっと食べ終わって、お勘定をすると、「5,000円になります」。「えっ!?」小生、一瞬頭が凍りついたのですが、オタオタするのは格好悪いと、さも分かっているかのように支払って店を出ました。

で、近くにあったベンチに倒れ込むように座り、「何でだあ〜」と混乱する頭で計算をやり直すと、・・・要するに大トロの時価は・・・、2貫で3,500円!「時価」はコワイことを身をもって知りました。今、あの大トロの味を思い出そうとしても出て来ないとです。勘定する時に「味」が飛んでしまったとです。もったいなかたとです・・・。