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虚虚実実な一夜が明けました

自民惨敗。これで衆参のネジレ状態が。野党は衆議院を解散に追い込んで、総選挙としたいところ。今朝の番組で黒川氏が婦人の若尾氏と出ていたが、すでに半年後には衆議院選挙に立候補するつもりとか。この人、ドクター中松と一緒にとってもイイ(アブナイか?)味を出してますね。ただ若尾氏が「黒川のしていることは、"とうろうのおの"だから」と、意味不明の言葉をつぶやきつつ、もううんざりとと言う感じ。確かに晒され者になっているからね。この夫婦、離婚とか、大丈夫かなと、要らぬ心配をしてます。

丸川氏と"闘って"しまった保坂氏は落選。若い女性を泣かしたら絶対ダメだよ、オジサンは。「僕の票を分けてあげるから」位は言わないと。平沢さんは選挙対策責任者でありながら、丸川氏の住民票問題では、「こんなのやってられるかあ!!!」とブチ切れていたが、その脇で、丸川氏が深々と頭を垂れていた場面は、むしろ無党派層の心をくすぐった。こんな可愛い女性を罵倒するオジサンたちのいじめにもかかわらず、丸川氏は健気だった。もしかして平沢さんが悪役を買っての演技だったら、これはバッチリ成功。丸川さんも片山さんに抱きついて泣いてしてしまったし、僕も何とかしてあげたいと感じたほど。でも、彼女、東大出ているんですね、けっこうしたたかかも。女性の涙には誰も勝てないわけ・・・。

小泉氏と田中真紀子氏の応援演説の舌戦も面白かった。小泉氏は「下ネタのねぎ」を連発していたが、これは笑えた。もちろん正解は「下仁田のねぎ」。この人はその無邪気さが人気の秘密。川田龍平氏はある意味感動的かもしれない。どれくらいの働きができるかは不明だが、応援したい。元ヤンキーの何とか氏は、私的にはあまり好みではない。「元何とか」と言うコントラストで売る人々はいろいろな業界にいるが、「今のあなた」で売って欲しいもの。虎は姫に見事に打たれたが、この虎さんはもっとダイエットして、頬の肉を落としてほしい。手塚治虫の『ブラックジャック』によく出てくる悪徳病院長みたいだ。マグロの頬は美味だそうだが、おじさんのぶよぶよの頬はみっともないだけ。

かくして悲喜こもごもの一夜が明けて、私が懸念したとおりの安部さんの命運だが、彼はまだ改革継続でがんばるそうだが、やや言葉も視線も宙に浮いてしまっている。彼については同世代と言うこともあって、ややハラハラもするわけで、引き際を誤らないように願いたいが。

Commented by 通りすがり 2007年07月30日(月)11:51

蟷螂の斧・・・若尾文子さんは夫君の意気をかいつつも、大勢を御覧になっているのでしょうね。

http://www.geocities.jp/shiitakeya1/tourou.html

Commented by Luke 2007年07月30日(月)12:17

あ、これはご教授を感謝です。なるほど、「とうろうのおの」ですね。