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古典から学ぶ

三国志が実に面白い。人間が描かれているから。ニッポンキリスト教にはニンゲンの病理サンプルに事欠かないが、三国志にはまた別のニンゲン・サンプルがある。

今回小泉氏の最後の組閣も終わったが、それぞれに恭順の姿勢を示しつつ、ポストを得た人が多かった。安倍さんと竹中さんは本音で信頼しているようだが、他はそれなりの意図があってのこと。彼は実に良くニンゲンを知っている。歴代の首相に比べると、確かに頑なに自分の主張や信念を押し付けるが、いわゆる私心(己の利益)を考えることは少ない印象がある。だから強い。

果たして小泉氏は9月に本当にやめるのか。それとも彼の後継は、実は彼自身と言うサプライズ人事もあるかも?しかし誰がやるにせよ、大変だ。ちなみに福田さんは反小泉の揺り戻しを読んだのだろう。

キリスト教界でも、牧師が息子に継がせるとか、ミニストリーの後継を誰にするかで結構悶着があるが、アノインティングはその人個人に与えられるもの。そもそも後継者を立てるものではない。まあ、エリヤとエリシャの例もあることにはあるが、私たちは荒野で叫ぶヨハネのように、任務を終えたらさっさと消え去ること。私もいつ任務を解き放たれるかと、その日を心待ちにしているのだ。

彼は栄え、私は衰える。